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姫路競馬場

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姫路競馬場のコースは、1周1,200m。
直線が園田競馬場より長いため、4コーナーからゴールまでの追い比べが見ものです。

世界文化遺産にも指定された国宝・姫路城の北側2kmほどにあり、姫路公園競馬場の名で親しまれています。
スタンドからは広峰山、増位山など西播磨の山々が望める緑豊かな競馬場です。

競馬専門紙は園田競馬場と同様に主要紙が「競馬キンキ」と「馬」(各410円)。
場内の予想屋は全部で5社。スタンド1階に点在しています。

姫路競馬コース レコードタイム
距離 タイム 馬 名 重量 騎手 年月日
800m 0.48.5 ホクザンフィールド 54 清水 貴行 37097
1,400m 1.27.7 イブキオトヒメ 53 渡瀬 和幸 39274
1,500m 1.33.0 モエレトレジャー 55 永島 太郎 39274
1,800m 1.56.1 マイネルマニセス 57 吉村 智洋 40318
2,000m 2.11.1 レッドストーン 56 倉地 学 38777

ダートコースのみ右回り1周1200m
直線(4コーナーから決勝線まで)230m
フルゲート 12頭
競走施行距離 800m, 1400m, 1500m, 1800m, 2000m

単勝 複勝 枠番連複 枠番連単 馬番連複 馬番連単 ワイド 3連複 3連単
×

○…発売 ×…発売なし


コース
  1周1200m、幅20〜25mの右回りダート(砂)コースで、800m、1400m、1500m、1800m、2000mのレースが行われていますが、そのうち1400mのレースが最も多く行われています。
 なお、姫路競馬場の内馬場(レースコースの内側)は緑が多く、背景が山(広峰山・増位山)となっているためコースの見栄えの美しさは国内競馬場の中でも上位に位置すると思います。また、レースコースが観覧席部分に比べ低い位置にあり、かつスタンドの北側で逆光になりにくいため、非常にレースシーンの撮影がしやすい競馬場となっています。


さて、少しはレースのことにも触れておかなくてはなるまい。
姫路コースは直線が園田より長い。230mある。
 そして園田とは形も違う。至って普通の楕円形で、坂があったりスパイラルカーブだったりといったわけでもなく、特にトリッキーな感じでもない...

 ところがどっこい。この競馬場の馬券は難解極まりないぞ。

 レース展開は最初、ホームストレッチの長い直線を使ってのゆるい先行争いで始まる。そして、みるみる展開が縦長になっていき、最初のコーナーから向こう正面に行く頃には先頭からおしまいまでが10馬身くらい離れる。

 そして向こう正面半ばから、その縦長部隊の後ろの方からパラパラと、展開に追いつけずに脱落する馬が出てくる。このあたりの展開はアメリカの競馬を思わせる感じだ。

 そのまま、次々と馬が振り落とされていき、最終的には結局その日、力のあった4頭〜5頭くらいがバラバラと直線に向いてくる。そこからはもうどうなるかは誰にも分からない。馬のみぞ知るというやつだ。何せ直線が長いのでマイペースでレースを進めた1番人気であってもさっと交わされることもあるし、1番人気が抜け出したレースでも2着、3着争いが首の上げ下げになることも多い。
 そのため配当はかなり良い。10番人気くらいの馬が平気で突っ込んでくるし、10万を超える3連単も平気で飛び出す。

 何せ馬柱を見ると、どの馬もわりと悲惨な戦績でレースに臨んできていることがほとんどなのだ。馬柱を見ただけでは、どの馬が人気するかさえも全くわからないことも多々ある。

 なおかつ競馬新聞がこの姫路では「競馬キンキ」の1紙しかない。

 いやもちろん、複数あったとしても一人1紙しか読まないとは思うのだが。やっぱりキンキで無印の馬とか、コメントが悪かったりしたら、やっぱり馬券は買いづらいわけで。高配当を演出しているのに1役買っていることには間違いないだろう。

 何が言いたいかというと、姫路の馬券はかなり当てるのが困難だということです。
過去のデータなど引っ張り出しながら、来年、グルメリポートのついでに馬券の検討もしていきたいと思います。

 察しの良い方はもうお分かりかと思うのですが、つまりこの日の馬券は散々だったということなんです。(安い三連複のトリ紙以外全て外れ)。ええい!だから、何としてももう一度行ってやるんだい!!

てなわけで、若干尻すぼみながら姫路競馬場レポートを終わります。



六甲盃
 3月実施の、姫路競馬場においては最も大きなレース。東海・北陸・近畿地区の地方競馬に所属するサラブレッド系満4歳以上の馬によって競われる。

姫路プリンセスカップ

 このレースは、例年秋に「園田プリンセスカップ」という名称で園田競馬場において実施されていたが、'06年は姫路競馬の開催時期が急きょ変更(姫路競馬場レースコース改修のため。当初6月開催予定→9月開催へ)となったため、「姫路プリンセスカップ」という名称に変更の上実施された。このレース名が「姫の路をひた走る王女盃」という感じでハマるので、実は姫路競馬場施行のほうが似合ったりする(?)。北陸・東海・近畿・中国地区の地方競馬に所属するサラブレッド系満2歳メス馬によって競われ、このレースに勝つと中央競馬の大レースへ出る道が開けるため、注目度は高い。

※ 上記記述は、'06年のものです。'07年以降は変更となる可能性がございます。なお、兵庫県競馬の重賞レース(大レース)は、名称と実施競馬場が一致していない面があるので注意してください。たとえば、'06年については姫路競馬場で「六甲盃」競走が行われましたが、その名の元となっている六甲山は園田競馬場のほうが近かったりします。逆に、「姫山菊花賞」競走(「姫山」とは姫路城が築かれている山のこと)が園田競馬場で行われたりしています。


重賞競走

兵庫ダービー(2000m)

JRA2歳認定競走

ファーストトライ(認定初出走:1着200万円)
セカンドトライ(認定未勝利:1着150万円)
これ以外にも「キャリーアップ」というセカンドトライ競走の出走権をかけたレースがある(1着100万円)。

そのだけいば・ひめじけいば公式サイト