■小倉芝2000■

ロス少ない先行馬有利・但し差し馬の台頭もあり

4角付近のポケットからのスタートで1角までは十分に距離があるため枠順に有利不利はないものと考えていい。ただし、1角までに距離がある分、先行勢が揃えば想像以上に競り合い、ペースが速くなり差しも通用する。 それでも先行馬を軸にするのが妥当でペース読みはかなり重要になる。競り合うような展開が予想されるならば、すぐに内ラチに着けることが出来そうな、距離ロスの少ない馬を中心に狙っていきたい。開催後半で内馬場が荒れてきたときには、積極的に捲り気味に上がって行けそうな差し馬を視野に入れたい。 脚質別のデータで見ても分かるが、捲り気味に上がっていった馬の連対が目立っている。
芝2000メートル
小倉競馬場 芝2000メートル
 4コーナーのポケットからのスタート。1800mよりさらに直線(1コーナーまでの)が長いので先行激化はそれほどでもないが、やはり1〜3着のすべてで“差し馬”の台頭が目立つ。平均的な流れで進むケースが多いが先行馬が4回りを意識して3コーナー過ぎから早目に動くからなのかもしれないし、ここでまくり気味に上がってくる馬によって前が楽できないという事も考えられる。次いで先行馬が善戦。逃げ馬がその次で、追い込み一辺倒では苦戦。
 枠は1着〜3着のすべてで中(4〜6枠)がリード。その他では1、2着は外(7・8枠)と内(1〜3枠)はほぼ互角で3着になると外が内をややリードしているといった具合。
 この距離は“差し馬”中心の狙いで先行馬へ。枠は中を中心に狙い、外と内はほぼ互角と言っていいかもしれない。(2004年7月17日〜2005年2月13日のデータを参考)