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安藤勝巳

■ 騎乗スタイル

 騎乗スタイルは事前に作戦を立てない「フィーリング騎乗」。
 また、首の上げ下げで負けることが多く、接戦に弱い。
 ズブい馬追える。逃げ馬は潰しに行く。


■ 戦略力が高い
 
 03年菊花賞ザッツザプレンティ → 掟破りの早仕掛け
 04年安田記念ツルマルボーイ → テン乗りにも関わらず馬群を縫って差し切り
 05年春天スズカマンボ → 13番人気の伏兵ながら内からスルスルと抜け出し


■ レースをやめてしまうときが注意

 流れが向かないと馬に負担をかけたくないせいか、何もせずに馬群に沈むことも多い。
 皐月賞14着ハーツクライ フェブラリーSアドマイヤドン


■ 中長距離に強い

 特に阪神芝20以上の単勝回収率高い。


■ 人脈

 アドマイヤの冠名を持つオーナーに気に入られている。
 松田博資とはうまくいっており、信頼関係も強い。
 橋口弘次郎調教師とは地方からの遠征時代以来の関係。

 厩舎は松田博資、坂口正則、橋口弘次郎、安田隆行、萩原清(東)


■ 先行馬は粘らせる

 結構安心して馬券を買えるのは先行馬の時です。多少の能力差ならば粘りこませて3着以内に入れる技量をもっていますので、
 複勝や3連複といった馬券で内枠の先行馬ならば極端に能力差がなければ粘らせてくるので馬券的には狙い目が高くなります。
 追える騎手なので差してくる印象を持っている人もいるかもしれませんが、安心して買えるという意味ではむしろ先行馬に思えます。
 また、内にスッと待機させる上手さとかは他の騎手より遥かに上ですので、大きなロスをさせる騎乗はしてこないのがそこに繋がっているんでしょう。


■ 逃げ馬は溜める

 先行馬とは一転して逃げ馬は溜めて乗る傾向があります。出来るだけ前半でリードして逃がしたいような持続力タイプの逃げ馬は案外向かない感じはします。
 後続を引き付けて乗ってしまう印象が強いので、そういうレースに持ち込んでしまうとある程度の瞬発力が求められます。
 瞬発力を持ち合わせている逃げ馬であれば上手く勝たせますが持続力を活かすタイプの馬では人気して直線で交わされる印象があります。

 内枠の先行馬や、好位差しで内ポケットに入れておきたいような馬を狙う時は安勝が騎乗していると比較的安心して見ていられるのが特徴だと思います。


■ 騎乗馬を厳選している

 年のせいか、騎乗馬を選んでいるので乗り馬の質は高い。
 人気がない馬でもも見所があることが多い。
 騎乗数が少ないので作戦も練りやすい。