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吉田豊

■ 騎乗特徴

 ムラ駆け注意。
 芝ダともに好調なら好調、不調なら不調。
 ズブい馬追える


■ 人脈

 大久保洋吉厩舎の主戦騎手
 所属の大久保洋吉厩舎の信頼は厚く、有力馬も含めほとんどの馬に騎乗。
 秋山雅一厩舎はクリスザブレイヴなどの関係(オーナーも含む)。
 谷原義明厩舎は師の騎手時代からのつながり。
 そのほかでは、高橋裕 加藤修甫とのつながりが深い。

 ジョッキーの人脈では、幸英明、渡辺薫彦とは同期生にあたり仲が良い。
 藤田伸二、元騎手の大西直宏とは麻雀を打つ間柄である。関西地方に遠征時、自らの騎乗馬に藤田の伸二と書かれた腹帯を借りて着用していることがある。
 メジロドーベルのエリザベス女王杯時など。
 また、木刀事件依頼、後藤浩輝とは犬猿の仲。後藤はレース中でも平気でやりあう。


■ メジロドーベルと「東の豊」

 1996年、阪神3歳牝馬ステークスをメジロドーベルで制し、初の重賞勝利をGI勝利で挙げる。
 以後、メジロドーベルとのコンビでは、1997年の優駿牝馬(オークス)、秋華賞を制するほか、1998年、1999年とエリザベス女王杯を連覇した。
 勝ち星を順調に積み重ね、関西所属の武豊に対比して「東のユタカ」と呼ばれ、関東のトップ騎手、日本を代表する騎手になることを期待する声もあった。


■ 木刀事件

 1999年に後藤浩輝騎手から木刀で殴打・暴行される事件が起き、その後も後藤との不仲説が流れている。
 2003年の天皇賞(秋)では、この事件の遺恨もあってか、後藤騎乗のローエングリンが内から好スタートを切ったが、
 ゴーステディに騎乗した吉田もハナを主張(調教師から何が何でもハナに行けと指示があったため)。
 後藤も譲らなかったため、ハイペースとなり、ゴーステディはブービーの馬とも大差の最下位になってしまった。
 これにより吉田、後藤双方とも私情をレースに持ち込んだとファンの間でも厳しい批判を受けた。


■ G1実績