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アンタレスS(G3)

【アンタレスS・男の解の公式】 G1ペース経験組、特にJCD経験馬を狙え!
モデル馬

■ 2007年回顧

ワイルドワンダー
+6kg。多少重いだろうが、距離を考慮した仕上げかも。相変わらず毛ヅヤが良い。ゲート五分。出脚も有って、前半は多少行きたがっていたが、上手く宥めて中段。今迄外枠に泣いて、4角一番外を回され出番無しというパターンが多かったが、今日は前に居た分、その辺りのロスが比較的マシだった。まあ、メイショウトウコンと位置取りが逆だったら結果になるのだろうが、出脚ではこちらに分が有る。前に行って1400mでも1800mでも同じ脚が使えたのも収穫。東京マイルで是非一度。

キクノアロー
毛ヅヤが良くて馬体充実。これも一枚重く見せるのは確かだが、その分好調期間が長い。ハナ切る迄では無いにせよ、出脚良く好位のイン。4角も内をスムーズに捌いているが、先頭に立とうとした時には既にワイルドワンダー。これでは流石に厳しい。ただ、本質は小回りで機動力を生かす馬。今日の瞬発力勝負はあくまで余興。

メイショウトウコン
+10kg。馬格が無く、目立たないタイプだが、デキは相変わらず良い。ゲートも悪かったが、そこからの出脚がサッパリで後方。4角から外へ回して、正月戦と同じ脚は使っているのだが、時計が速い分、前も止まらず届かない。ワイルドワンダーにも言える事だが、ダートの追い込み馬にはこれが付きモノ。ただ、今日はテンの出脚がサッパリだったのが気掛かり。正月戦はそこ迄では無かっただけに...。

タガノサイクロン
+14kg。毛色の分も有ろうが、もっと増えても良い位。これも全く出脚が無く最後方。メイショウトウコンの更に後ろから追い掛けているのだからキツい。確実に脚は有るが、前に行く脚が無いと結果が安定しない。

オーガストバイオ
遮眼革。+12kg。腹回りが弛んでいる。出脚で差が有ったが、外枠の馬が結構行って、早目に内に切り替えられた分、中段から。4角でも馬群が横に広がって、内に居た利を充分に享受しつつ、結構良い脚が使えている。もうちょっと時計の掛かる馬場で、前に行ける展開なら出番は有る。

トーセンブライト
前走中山戦同様落ち着いている。ただ、どちらかといえば寸の詰まった馬で、本質はマイラー。外枠だったが、馬が行きたがって2番手。道中もエンジン吹かしっ放しで走っていて、最後失速。前走時に述べた様に、休み明け初っ端の方がこうなり易いのだが、何れにしてもこの癖こそがこの馬らしさ。次走距離短縮か内枠なら。

クワイエットデイ
2人曳き。前走中山戦時に述べた様に、今季は馬自体が良くなっている。ただ、ちょっと無駄な仕草が目立って来た。2走前の阪神戦は誰も行かなかっただけで、基本的には出脚の甘い馬で後方から。前走と同じ競馬で伸び切れなかった形だが、その前走が余りに上手く行き過ぎた上、別定戦になった分も。マトモならこんなモノか。

エイシンラージヒル
-14kg。休み明け初っ端のマイナス体重だが、元々が太かった。歩様も前走を思えばマシに。出脚利かせてハナ。勿論、出脚が良いからハナへ行けるのだが、トーセンブライトを呼び込んでしまった訳で、そういう意味では出脚が甘い。道中もずっと絡まれ通しで、結局は共倒れ。今年の武豊騎手の逃げは、矢鱈と絡まれるシーンが多く、今日はその影響も有るのだが、この馬自身ももっと出脚が来ぬと。

ワンダーハヤブサ
遮眼革。休養前はデキ一息だったが、造りは戻って来た。好位のイン。ただ、楽にという感じでは無く、自力で行く脚も無かった。結構渋太い馬だが、流石に家賃が高い。

クーリンガー
-2kg。毛色の影響も有るが、全体に緩慢に映る。脚元弱いそうで、中々難しいのだろうが、もう10kgは絞れねば。トーセンブライトの先行策に乗る形で、好位の外。4角先頭に立って押し切る筈の馬が、内からマンオブパーサーに出られ、外からワイルドワンダーに来られと、ここの脚が無かった。前述した様に、もっと絞れぬと機動力が出て来ない。

スナークファルコン
シープスキンノーズバンド。馬体の張り目立ち、下見だけならコレ。スタート直後に躓いて落馬したが、デキは確実に良い。次走狙い目。
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立

馬 名 単勝 KOL次走へのメモ
3 6 ワイルドワンダー 118 6.2 馬体充実。ジワッと行かせて中団より少し前の馬込みの中。道中は引っ張り切りで追走。直線に向いてスムーズに外に持ち出し、追い出されると弾けるように伸びて突き抜けた。
2 4   キクノアロー 114 4.3 好位の内で流れに乗って手応え良く追走。直線に向いてスッと外に持ち出せたが、勝ち馬には並ぶ間もなく交わされてしまった。後続には3馬身差。相手が強過ぎた。
5 10 メイショウトウコン 109 4.0 10Kg増で馬体良化。ジワッと行かせて後方から。行きたがるのをなだめて追走。4角で大外に持ち出し、ジワジワ伸びてきたが、平安Sの時のような脚は使えなかった。
1 1   タガノサイクロン 108 15.7 14Kg増でもキッチリ仕上がっていた。まったく行く気がなく最後方から。勝負どころでは反応がもうひとつで置かれかけたが、直線に向いてエンジンがかかってからよく伸びた。
B4 8 オーガストバイオ 108 34.1 12Kg増で太目。無理せず後方から。1角で内に入れて追走。勝負どころでは動くに動けない形だったが、バラけてからしっかり伸びた。
8 15 トーセンブライト 106 8.1 舌を括る。スッと2番手。3角過ぎからジワッと動いて前に並びかけ、直線に向いて先頭に立ったが、そこから踏ん張り切れず。
4 7   マンオブパーサー 105 60.0  
2 3   クワイエットデイ 105 7.8 あまり無理せず後方から。馬任せで追走し、4角でも手応え十分。直線でバラけてからジワジワ伸びてきた。
1 2   エイシンラージヒル 105 7.5 キッチリ仕上がる。仕掛けてハナへ。いいペースで行けたが、4角で交わされて失速。
10 B3 5   ワンダーハヤブサ 99 81.4  
11 8 16   クーリンガー 97 45.4  
12 6 11   ストロングブラッド 93 45.3  
13 5 9   ヒシハイグレード 88 48.6  
14 B7 13 カイトヒルウインド 86 176.8  
15 7 14   ヤマタケゴールデン 85 149.2  
6 12   スナークファルコン   36.5  


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