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ジャパンC(G1)

ペース読み必須!緩まないラップに耐えられて、11秒であがれる馬!
・東京の2400ってことで、グレイソヴリン系が狙い!
・キツイラップを刻む頂点のレース。
・スローの瞬発力勝負で勝って来た馬は疑ってかかる。
・モデル馬=ウォッカ

×2005/11/27(日)

×2006/11/26(日)

×2007/11/25(日)

○2009/11/29(日)

■ 傾向

近年のジャパンカップは完全な日本勢優勢。
外国馬は有力馬はキズをつけたくないせいで集まりにくい上に、好配当狙いになりやすいので人気通りに走らない傾向がある。

・日本馬ワンツーが多い

・日本馬の共通実績
 @ 前走GT・GU戦に勝利
 A 1〜5番人気

・日本馬は3〜4歳馬の活躍が目立つ。

・外国馬連対馬の共通点
 @ 芝2000m以上でGT勝ちがある
 A BCターフか凱旋門賞に出走経験がある
 B 芝2000m以上のGTからの臨戦
 C 5歳馬が最も優秀

サンデーサイレンスは不調
 一流古馬が集うJCはサンデー天国のダービーよりも厳しいレースになりがち。同じ舞台なのにえらい違い。
 スローで瞬発力を生かすサンデーサイレンスには苦手なレースと言えるかもしれない。

ノーザンダンサー系主軸、穴でリボー系、あとは府中巧者トニービン
 日本馬、外国馬に限らず底力のあるノーザンダンサー系が好成績。
 父か母父リボー系は個体数が少ないが、出てきた年は大抵激走する。
 アレミロード、レガシーワールド、タップダンスシチー。
 2005年はJCの前のマイルCS勝ち馬ハットトリックも母父リボー系だった。JCに出て来たらどうなっていただろう?

・ステップレース
 京都大賞典、天皇賞・秋、菊花賞など

■ 回顧

13.1-11.5-12.4-12.1-12.0-12.7-12.7-12.4-11.9-11.5-11.3-11.5=2'25"1
テンも緩く、道中は「12.7」を2つ刻むという、昨年のダービーよりも相当緩いペース。国際G1?へ〜・・・・。
ま、これじゃディープ勝っちゃうよね。一旦緩んだ後の上がり4F勝負なんて一番得意な設定で、ハーツもサムソンもドリパスもあんな緩みはない方がより強みを発揮するだけに、相対的に一番「恵まれた」。「スローだから先行有利なのに差し切ったのは別次元の強さ」?だからGCはもう黙ってろよ。
ハーツは・・・どうしたんだろうか。強気で鳴らす調教師だけに、戦前に泣きが入った時点で何らかの不安があったのは事実だろうが・・・。ただその不安が喉鳴りだけだとすれば気候はベスト条件だっただけに、やはり不可解。結局タップが負ける時のように、チンタラ行って内で包まれて嫌気が差した、みたいなメンタルの部分なのかもしれない。今の馬場で内枠引いただけに、4角前に引き離しに行くのが対ディープの意味でも自身が気分良く行っていいコース取るにも最良の手段だと思っていただけに、クリストフの消極騎乗はちょっと残念だった。
これに対してドリパスはよくあの流れに対応して見せた。まあ、この流れで4角の時点で無理なくハーツやサムソンよりも前にいればそりゃディープ以外には負けようがない、と言ってしまえばそれまでだが、決して馬場のよくない内を縫ってあの位置が取れたのは、岩田が「見えていた」ことのみならず、馬自身の高い資質、反応・気性の良さの証左となるだろう。是非とも有馬では禅譲ではなく強奪で最強位に就いて欲しい


 外国馬は2頭のみ、出走馬11頭と過去最少の頭数となったジャパンカップ。
 しかし、1番人気ディープインパクトと2番人気ハーツクライの“二強”に加え、欧州年度代表馬ウィジャボード、
 公営の雄コスモバルク、二冠馬メイショウサムソンとその好敵手ドリームパスポート、
 3歳牝馬トップクラスのフサイチパンドラなどがゲートイン、頂点を争うにふさわしいメンバーがそろった。

 ディープは最後方から。不利を受けずにあがっていけば間違いなく勝てるといった感じでそろりと出た。

 逃げ馬不在とあってコスモバルクが敢然とハナを切りましたが、1000m通過61秒1というスローな展開。
 中盤の異常なラップの緩み、差し追込み勢に有利な展開になった。

  LAP 13.1-11.5-12.4-12.1-12.0-12.7-12.7-12.4-11.9-11.5-11.3-11.5
  通過 37.0-49.1-61.1-73.8  上り 71.3-58.6-46.2-34.3  平均 1F:12.09 / 3F:36.28

 ディープインパクトは向こう正面の終わりに差しかかってもまだ最後方に控えていた。
 3コーナーから4コーナーにかけて、ディープインパクトが馬群の外を上がっていく。スタンドが沸きかえる。
 直線、粘るコスモバルクを目がけて殺到する後続の中で、馬場の真ん中からディープインパクトがラストスパート。
 内から伸びていったんは先頭に立ったドリームパスポートを交わし切ると、さらに2馬身突き放しての1着ゴール。

 ライバルのハーツクライはノドナリの影響か、10着だった。

 ペースが遅かったので、ドリパスもウィジャも恐らく思ったより楽に届いてしまったってとこだろう。
 しかし、それを割り引いてもドリパスは強かった。
 後方のディープをマークし過ぎて、3着までしか届かなかったデットーリのウイジャボード以上に。
 パドックの気配が抜群によく、直線内から鋭く伸びて2着を確保。3歳で斤量差に恵まれたこともあるが、
 スローで中団に位置づけることができた岩田騎手の判断が大きい。普段通りに後方からのレースだと2着はなかった。
 次も岩田なら届く脚かどうかが測れるだろうからペースがもうちょい早くなっても侮れない。

 メイショウサムソンは最後の直線ヨレまくり、石橋はかなり追い辛そうだった。
 まだ太めだったか。有馬でサムソンが更に絞れていたらまた狙ってみたい。

 コスモバルクは+10キロで太目ながら4着と好走した。
 切れる脚がないのでスローペースではなく、平均ペースで逃げたほうがもっと力を発揮できたのでは。
 有馬は先行馬に有利な中山芝2500mなので馬体が絞り込めれば活躍が期待できる。

 スウィフトカレントはスローで34秒台の末脚も8着であることから芝2400mは距離が長かったかも知れない。
 実績から芝2000mまでがベストか。

 ディープは有馬が最終ランとなるが、今回とにかく勝つために渾身の仕上げをしたはず。
 荒れて時計が掛かる馬場状態を考えると破格の上りで、有馬までにジャパンカップの疲労が抜け切るか気になるところ。

馬 名 KOL次走へのメモ
  ディープインパクト 127 下見所は少しうるさい。過去最低馬体重更新も、細くは見えず。フワッと出て、迷いなく最後方から。うまく折り合い、前のウィジャを徹底マーク。4角から動き、サッとウィジャを内に閉じ込めて追い出す。坂上で少し外にモタれたが、
2人曳き。前走仏国戦は張りが無い様に見えたが、今日は馬を大きく見せる。一応は及第点。ただ、手先は軽いのだが、トモの送りがどうか。例に依って最後方から。道中、一つ間違うとブッ飛んで行きそうな感じも有るのだが、この辺りは乗り役も慣れたモノ。何時も通りに一番外へ回して直線勝負。一応圧勝は圧勝なのだが、伸びが何時も程では無かった気も。今季は状態面本当では無いとは思うのだが、ハーツクライが居なくなった今、他馬とは力が違い過ぎるし、実戦での消耗が少ないのが今年の特徴。無論、中山は確実に向かないが、相手関係が相手関係。
小雨が降る薄暗いパドックでカメラのフラッシュの嵐に馬が驚くのではないかと気になりました。圧倒的な1番人気ディープインパクトを追いかけるようにフラッシュがパドックを周回したように感じました。ディープインパクトはフラッシュの嵐に驚いた仕草を見せるも日本ダービーの頃とは違い落ち着いていました。馬体重は436kgと今までのレースの中で一番軽い馬体重でしたが体を大きく見せて力強く周回していました。ディープインパクトのパドックと返し馬で気になったのは武豊騎手の表情の厳しさでした。生涯のレースで一番プレッシャーのかかったレースであったのではないかと思います。レースは普段通りユッタリとしたスタートで最後方からの競馬。コスモバルクが逃げてスローペースの縦長の展開で最後方のディープインパクトが何処で動くか気になりました。スローペースの瞬発力の競馬では全ての馬にチャンスがあるので位置取り次第では届かないと思って観戦していました。ディープインパクトが動いたのは3コーナーと最終コーナの中間からで動き出しが遅い感じがしました。動き出してからの脚色は鋭く、坂下では先行馬を4〜5馬身の射程圏に捉えていました。坂下では今年の皐月賞・日本ダービーの優勝馬メイショウサムソンが外に膨れたかと思うと下の写真のように内側に切れ込んだりと不可解なレース運びでした。ディープインパクトは坂を上っている途中はヨレ気味な感じがしましたが、坂を上がってからは鋭い伸び脚で先行していたフサイチパンドラ・コスモバルクを一瞬に抜き去りました。次走はラストランになる有馬記念です。凱旋賞の遠征明けのジャパンカップで上り33秒5の末脚、荒れて時計が掛かる馬場状態を考えると破格の上り時計で、実際にはもっと手前から動いていることと絞り切った体を考えると、有馬記念までにジャパンカップの疲労が抜け切るか気になるところです。有馬記念でディープインパクトを負かしたハーツクライは普段よりも大人しく元気がないように思えました。馬体の張りは申し分ないのですが今までイレ気味で周回していた馬が大人しく周回していたのは気になりました。レースでは向正面から折合いを欠いたように首を上げたり、好位に位置していたのに最終コーナーから全く伸びなかったことを考えるとノド鳴りの影響があったのかなと思います。
スタートでは、ホント慎重に出しましたね。とにかく落ちないように、最後方から不利を受けずにあがっていけば間違いなく勝てるといった感じで・・。あとは最後の直線、前を逃さないように仕掛けて、楽勝でフィニッシュ。とにかく負けられない一戦、馬体もぎりぎりに仕上げていましたので、当然の結果でしょう。次走有馬記念が最終ランとなりますが、今回とにかく勝つために渾身の仕上げをしたはずで、今度はその反動が出るかどうかがポイントとなりそうです。
  ドリームパスポート 124 抜群の気配。スローを枠なり、5番手のイン。いつになく折り合いがスムーズ。4角で息を入れ、うまく前が開いてそのまま内へ入ってくる。直線は馬場の悪い内からスルスル。古馬とは2Kg差とはいえ、この頑張りは本物。
小さく纏まっているが、前走京都戦の方が雰囲気有った。出脚はフサイチパンドラだったが、馬群の切れ目を探してインへ潜りに行く策。道中もずっと内。直線向いて、コスモバルクが外へヨレたところも上手く捌いて抜けて来たが、外にディープインパクト。それでも充分に力は見せ付けた。以前より折り合いが付く様になって、乗り易さが来たのが大きい。ただ、コスモバルクが内へ戻って来た時に逆手前になってしまった。完歩の小さい歩様で、切れる代わりに末脚の持続性に課題が有るタイプ。本質はマイラー。ここに来てデキが落ち加減なのも気掛かり。
パドックで一番良く見えたのがドリームパスポートでした。気配が抜群によかったと思います。レースは直線内から鋭く伸びて2着を確保しました。3歳で斤量差に恵まれたこともありますが、スローペースで中団に位置づけることができたのが大きいと思います。普段通りに後方からのレースだと2着はなかったかなと思います。中団で競馬が出来たことで幅が広がったと思います。

06112703.jpg
  ウィジャボード 123 昨年比10Kg増の466Kg。少し硬いが、気配は申し分なし。意外にも下げてブービーから。4角で包まれ、直線はディープに先を越される。その外へ持ち出した時点で勝負あった感。猛追及ばず、3着が精一杯だった。
2人曳き。この時期の牝馬にしては毛ヅヤが良い。馬の造りも悪くなく、昨年以上。昨年、早目に動いて失速した分も有るのか、最初から行く気無く後方から。3〜4角中間で、ディープインパクトにマクられて、ユキノサンロイヤルが壁になり、1F程動けなかったのが痛い。まあ、そこが速いのがディープインパクト最大の武器と言えばそれ迄だが、最後は良く詰めていて、デットーリ騎手の言う「世界最強牝馬」の称号は間違っていないだろう。一応、ドリームパスポートとは五分かそれ以上。全盛期のスイープトウショウとでも差は無い能力有る。
ウィジャーボードは公開調教で見せた状態の良さをキープしていました。筋肉質で見た目以上に体を大きく見せていました。レースは想定していた先行策ではなく最後方のディープインパクトの前に位置して、ディープインパクトをマークする格好で後方から追走していました。最終コーナーでディープインパクトに外からフタをされて馬群に封じ込まれて後手を踏みましたが直線鋭く伸びて3着を確保したことから力は十分発揮したと思います。
ウィジャボードは、前残りの展開の中、何とか突っ込んできましたが、ちょっとディープを意識し過ぎたような気がします。普通に乗れば十分2着があっただけに・・・。
06112704.jpg
  コスモバルク 121 少し太目に映る。馬場先出し。馬の気に任せて先手を取り、マイペースの逃げ。直線は内外にヨレて審議対象になったが、力は出し切ったと見たい。
2人曳き。+10kg。気配を表に出しながら、ギリギリ堪えている辺りに好感。ただ、今日は重い。元々出脚の有る馬だが、今日は最初からの作戦でハナへ。上手くペースを落として、折り合いも付いた。直線もこの馬なりには頑張っていて、あとは相手関係だろう。ただそれよりも、毎回の様に右へ左へヨレて審議対象になっているのがどうか。馬の癖が有るにしても、ずっと同じ騎手が乗っている以上、少なくとも他馬に迷惑を掛けない程度の競馬を。
太目残りに感じました。天皇賞(秋)のパドックのパドックよりも太く感じたので力を十分に発揮できるか気になりました。マイペースで逃げたのに直線でヨレたことから太目が影響したのかなと思います。切れる脚がないのでスローペースではなく、平均ペースで逃げたほうが力を発揮できたのではと思います。有馬記念は逃げ・先行馬に有利な中山芝2500mなので馬体が絞り込めれば活躍が期待できると思います。
06112706.jpg(JC)06112708.jpg(秋天)
  フサイチパンドラ 119 中1週の強行軍を感じさせない造り。4番手の外から、正攻法の仕掛け。さすがに最後は筒一杯だったが、よく食い下がっている。軽量3歳牝馬とはいえ、ダービー馬に先着したのだから立派。
以前は見た目に頼りなかったが、造りが充実して来た。歩様面も、以前を思えばそれなりにマシに。出脚利かせて好位。勿論、力量差有るが、折り合っていたし、最後迄競馬を投げなかったのは評価して良いだろう。今日の反動は一応案ずるが、前走京都戦の際にも述べた様に、完全に本格化した。
牡馬顔負けの雄大な馬体。オークスの頃よりも体がひと回り大きくなったような感じ。レースは牡馬に混じって先行して4着に粘り込んだことから力はある。今後はダート路線に駒を進めるとのことですが、この馬体ならばダートでも活躍できる。
  メイショウサムソン 119 腹袋は大きいが、菊花賞の時よりウンと締まって見えた。中団の外目で折り合いに専念。4角では手応えが今ひとつに映ったし、直線は前をカットされる場面もあったが、伸び切れなかった。
2人曳き。-4kg。まだ重いが、少しでも絞れたのは良い傾向。毛ヅヤも良く、デキ自体も悪くない筈。出脚良い馬だが、折り合い面も有り、無理に出さすに中段。道中、一生懸命過ぎる様にも見えたが、一応は折り合えた方だろう。直線向いて、内にモタれ気味。その割に、伸びもそれ程では無かった。元々、出脚と器用さで勝負するタイプの馬。2冠馬だが、何れも内を立ち回った利が大きく、外を回れば良くも悪くもこの程度。
メイショウサムソンはかなり期待したのですが、最後の直線、右に左にヨレまくり、石橋騎手はかなり追い辛そうでした。疲れなのか、まだ太く馬体を持て余していたのかはっきりわかりませんが、残念な結果となりました。ただまだ見限れませんので、次走有馬記念では、サムソンが更に10キロ程度絞れていたらまた狙ってみたいと思っているところです。
  フリードニア 118  
  スウィフトカレント 117 パドックで調子をキープしているように感じました。天皇賞(秋)・オールカマーと比べると気合が乗っている印象がありました。レースは道中行きたがる感じで普段よりも前で競馬していたように思います。スローペースで34秒台の末脚も8着であることから芝2400mは距離が長過ぎる感じがしました。実績から芝2000mまでが合っているように思います。
  トーセンシャナオー 111  
10   ハーツクライ 101 下見所は気合乗り、馬体の張りともに今ひとつ。正攻法の3番手。3コーナー手前から掛かり気味だったが……。それにしても、直線に向いた時点で手応えなし。どうしたことか。
造りは文句無し。ただ、昨年は歩様面もう少しマシだった。出脚が来て、好位のイン。4角の捌きを失敗して、中途半端に外回す形になったが、そんな事は無関係に直線はサッパリ。戦前は陣営自ら不安説を流すという珍しい状況だったが、ファンはそれでも使う以上は走れると思うのが自然だろう。これで引退だそうだが、興行面思うと頂けない敗戦。
この馬のピークはドバイの頃だったのではないかと思いましたので今回は軽視しましたが、競馬マスコミの煽りもあり、かなり人気しての結果惨敗となりました。 私は、事前の「のど鳴り」の発表について、橋口調教師のいつもの「泣き」のコメントの一種かとも思いつつも、何となく嫌な感じもしました。ある意味、負けた時の言い訳、「のど鳴り」で負けたとしたらハーツの名声もそこまで落ちない=種牡馬になるときの価値もそこまで落ちないと計算があってのものかもしれないと思ったのです。あまりに発表が唐突過ぎましたし、不自然でしたよね。もちろん真実はよくわかりませんが、ちょっと後味の悪い感じがしています。
11   ユキノサンロイヤル 95  

2005年 アルカセット

 一昨年の勝ち馬タップダンスシチーが「行く」という宣言通りにハナへ。
 向こう正面でも緩まないラップ。
 特に今年は、凱旋門賞馬バゴ、BCターフ勝ち馬ベタートークナウなど6頭の外国馬すべてがGI馬。
 1ハロン11秒8〜12秒0という澱みのないラップが刻み続けられた。

 この激しい消耗戦を制したのは、世界のデットーリ。ジャパンカップ3勝目となった。
 1989年の第9回ジャパンカップでホーリックスが叩き出し、
 「もう二度と破られない」とまでいわれた2分22秒2をコンマ1秒更新する、2分22秒1の日本レコード。

 2着のハーツクライはアガリ最速34.4の鬼脚で驚異の追い上げを見せて、差しきるかと思わせたが写真判定の末、ハナ差に敗れた。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝 体重 増減 調教師 賞金
7 14 アルカセット    牡5 デットー 57 2.22.1 13-12-09-09 34.8 3 10.6 496   [外]クマーニ 25000
8 16 ハーツクライ    牡4 ルメール 57 2.22.1 ハナ 16-16-15-13 34.4 2 7.2 496 +6 (栗)橋口弘次 10000
4 8 ゼンノロブロイ   牡5 デザーモ 57 2.22.4 13/4 12-13-13-13 34.7 1 2.1 508 +8 (美)藤沢和雄 6300
3 5 リンカーン     牡5 武豊   57 2.22.4 ハナ 07-07-09-09 35.0 9 20.5 472 -2 (栗)音無秀孝 3800
3 6 ウィジャボード   牝4 ファロン 55 2.22.4 クビ 09-10-07-04 35.3 5 12.8 456   [外]ダンロッ 2500
7 13 サンライズペガサス 牡7 蛯名正義 57 2.22.6 11/2 14-15-15-16 34.7 15 71.9 484 +6 (栗)石坂正   
5 10 ヘヴンリーロマンス 牝5 松永幹夫 55 2.22.7 1/2 08-08-07-06 35.5 8 19.5 508 -2 (栗)山本正司  
6 12 バゴ        牡4 ジレ   57 2.22.8 1/2 09-10-11-11 35.3 6 12.9 488   [外]ピース   
8 17 スズカマンボ    牡4 安藤勝己 57 2.22.9 クビ 17-17-17-17 34.9 10 26.3 488 +8 (栗)橋田満   
10 1 2 タップダンスシチー 牡8 佐藤哲三 57 2.23.1 11/4 01-01-01-01 37.3 7 17.2 510 -10 (栗)佐々木晶  
11 2 4 アドマイヤジャパン 牡3 横山典弘 55 2.23.2 3/4 04-05-05-06 36.0 4 11.9 478 +4 (栗)松田博資  
12 4 7 ベタートークナウ  セ6 ドミンゲ 57 2.23.4 11/4 15-13-13-13 35.7 11 33.5 426   [外]モーショ  
13 2 3 ウォーサン     牡7 スペンサ 57 2.23.4 ハナ 09-08-11-11 35.8 16 97.3 480   [外]ブリテン  
14 6 11 コスモバルク    牡4 ボニヤ  57 2.23.5 1/2 04-04-04-03 36.6 12 50.1 500 +4 [地]田部和則  
15 1 1 マイソールサウンド 牡6 本田優  57 2.24.0 18-18-18-18 35.6 18 137.4 470 0 (栗)西浦勝一  
16 7 15 キングスドラマ   セ5 プラード 57 2.25.0 06-06-05-06 37.8 13 59.8 508   [外]フランケ  
17 8 18 ビッグゴールド   牡7 和田竜二 57 2.25.6 31/2 03-03-03-04 38.6 17 135.1 468 +2 (栗)中尾正   
18 5 9 ストーミーカフェ  牡3 四位洋文 55 2.25.7 3/4 02-02-02-02 39.3 14 70.6 490 +6 (美)小島太   

2004年 ゼンノロブロイ

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝 体重 増減 調教師 賞金
5 9 ゼンノロブロイ   牡4 ペリエ  57 2.24.2 07-07-07-06 34.3 1 2.7 502 +4 (美)藤沢和雄 25000
5 10 コスモバルク    牡3 ルメール 55 2.24.7 02-02-02-02 35.3 2 6.2 492 +6 [地]田部和則 10000
4 7 デルタブルース   牡3 安藤勝己 55 2.24.8 クビ 10-09-09-11 34.6 7 13.4 512 -14 (栗)角居勝彦 6300
1 1 ポリシーメイカー  牡4 パスキエ 57 2.24.8 06-05-05-04 35.1 14 82.2 454   [外]ルルーシ 3800
2 4 ナリタセンチュリー 牡5 柴田善臣 57 2.24.9 1/2 09-09-09-08 34.9 4 11.1 460 -4 (栗)藤沢則雄 2500
3 5 フェニックスリーチ 牡4 ドワイヤ 57 2.25.1 11/4 04-05-05-06 35.2 12 47.7 472   [外]ボールデ  
1 2 リュヌドール    牝3 ジャルネ 53 2.25.2 1/2 07-07-07-08 35.1 10 22.9 478   [外]ギブソン  
4 8 エルノヴァ     牝5 藤田伸二 55 2.25.3 3/4 11-11-12-11 35.0 13 74.7 468 +4 (美)藤沢和雄  
6 11 ヒシミラクル    牡5 角田晃一 57 2.25.6 04-04-03-02 36.2 11 25.0 454 0 (栗)佐山優   
10 2 3 ハーツクライ    牡3 武豊   55 2.25.7 3/4 16-16-15-14 35.2 3 6.5 480 -12 (栗)橋口弘次  
10 8 15 パワーズコート   牡4 スペンサ 57 2.25.7 同着 14-14-12-11 35.4 8 13.8 514   [外]オブライ  
12 7 13 トーセンダンディ  牡6 江田照男 57 2.25.7 ハナ 02-03-04-04 36.0 16 156.8 520 0 (栗)森秀行   
13 6 12 ハイアーゲーム   牡3 デムーロ 55 2.25.8 3/4 14-14-14-14 35.3 5 12.1 506 +10 (美)大久保洋  
14 3 6 マグナーテン    セ8 岡部幸雄 57 2.27.0 01-01-01-01 37.8 15 115.4 508 +8 (美)藤沢和雄  
15 8 16 ウォーサン     牡6 ファロン 57 2.27.5 13-12-09-08 37.4 9 20.7 478   [外]ブリテン  
16 7 14 ホオキパウェーブ  牡3 横山典弘 55 2.27.9 21/2 11-12-16-16 36.6 6 12.4 480 +2 (美)二ノ宮敬  

2003年 タップダンスシチー

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝 体重 増減 調教師 賞金
1 1 タップダンスシチー 牡6 佐藤哲三 57 2.28.7 01-01-01-01 37.4 4 13.8 502 0 (栗)佐々木晶 25000
5 10 ザッツザプレンティ 牡3 安藤勝己 55 2.30.2 02-02-02-02 38.0 5 14.0 496 +4 (栗)橋口弘次 10000
3 5 シンボリクリスエス 牡4 ペリエ  57 2.30.3 3/4 08-08-08-09 37.1 1 1.9 540 +6 (美)藤沢和雄 6300
4 8 ネオユニヴァース  牡3 デムーロ 55 2.30.3 12-13-13-11 37.0 2 7.0 488 -4 (栗)瀬戸口勉 3800
6 11 アクティブバイオ  牡6 武幸四郎 57 2.30.5 11/4 03-03-03-03 38.1 15 123.6 500 +2 (栗)崎山博樹 2500
8 17 タイガーテイル   牝4 ジレ   55 2.30.6 クビ 15-15-14-14 37.0 14 110.5 460 +6 [外]コレ    
5 9 アンジュガブリエル 牡5 ジャルネ 57 2.30.7 1/2 04-04-08-09 37.6 3 12.1 514   [外]リボー   
1 2 デノン       牡5 ナカタニ 57 2.30.8 1/2 10-12-12-06 37.9 7 19.7 458   [外]フランケ  
7 14 イズリントン    牝4 ファロン 55 2.31.0 11/4 04-04-04-04 38.4 8 19.9 466   [外]スタウト  
10 6 12 ダービーレグノ   牡5 幸英明  57 2.31.2 11/2 17-18-18-18 37.1 18 143.3 458 +6 (栗)高橋成忠  
11 8 18 サンライズペガサス 牡5 柴田善臣 57 2.31.3 1/2 12-13-14-14 37.7 12 51.8 482 -6 (栗)石坂正   
12 3 6 アナマリー     牝4 ルメール 55 2.31.3 クビ 08-09-10-11 37.9 17 141.1 454 +6 [外]ドゥメル  
13 7 15 スルーヴァレイ   牡6 シャヴェ 57 2.31.3 ハナ 12-09-04-04 38.8 16 134.5 560   [外]シアカ   
14 2 3 サクラプレジデント 牡3 武豊   55 2.31.4 1/2 16-16-16-16 37.7 10 21.1 480 -8 (美)小島太   
15 4 7 ツルマルボーイ   牡5 横山典弘 57 2.31.9 18-16-16-16 38.1 9 20.6 462 +2 (栗)橋口弘次  
16 7 13 ジョハー      牡4 ソリス  57 2.35.6 大差 07-07-07-06 42.6 6 16.1 478   [外]マンデラ  
17 8 16 サラファン     セ6 エスピノ 57 2.35.9 10-09-10-11 42.5 13 55.1 510   [外]ドライス  
18 2 4 フィールズオブオマー セ6 キング  57 2.38.2 大差 04-04-06-06 45.2 11 39.1 524   [外]マカヴォ  

2002年 ファルブラヴ

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝 体重 増減 調教師 賞金
1 1 ファルブラヴ    牡4 デットー 57 2.12.2 07-06-05-05 35.6 9 20.5 538   [外]ダウリア 25000
4 8 サラファン     セ5 ナカタニ 57 2.12.2 ハナ 14-10-12-07 35.3 11 35.3 516   [外]ドライス 10000
4 7 シンボリクリスエス 牡3 ペリエ  55 2.12.3 クビ 09-06-05-07 35.7 1 3.4 536 +6 (美)藤沢和雄 6300
8 15 マグナーテン    セ6 岡部幸雄 57 2.12.5 11/2 01-01-01-01 36.3 8 20.3 518 +10 (美)藤沢和雄 3800
5 10 ジャングルポケット 牡4 武豊   57 2.12.5 ハナ 16-15-15-13 35.3 3 4.2 478 +4 (栗)渡辺栄  2500
1 2 インディジェナス  セ9 サンマル 57 2.12.6 1/2 07-06-05-02 36.0 16 125.2 484   [外]アラン   
2 3 ゴーラン      牡4 ファロン 57 2.12.7 クビ 02-02-02-02 36.3 6 19.6 496   [外]スタウト  
5 9 ノーリーズン    牡3 蛯名正義 55 2.13.0 09-10-12-07 36.0 4 13.2 474 0 (栗)池江泰郎  
6 11 テイエムオーシャン 牝4 本田優  55 2.13.0 14-14-12-07 36.1 10 22.4 462 +4 (栗)西浦勝一  
10 7 13 ナリタトップロード 牡6 四位洋文 57 2.13.1 クビ 04-06-10-07 36.3 2 3.9 498 +2 (栗)沖芳夫   
11 2 4 イリジスティブルジュエル 牝3 スマレン 53 2.13.3 11/2 02-02-02-02 36.9 13 63.8 470   [外]ウェルド  
12 8 16 エアシャカール   牡5 田中勝春 57 2.13.4 クビ 09-15-15-14 36.2 7 19.7 508 +4 (栗)森秀行   
13 6 12 ブライトスカイ   牝3 テュリエ 53 2.13.8 21/2 09-10-10-15 37.0 5 17.9 442   [外]ルルーシ  
14 3 5 アメリカンボス   牡7 江田照男 57 2.13.8 04-04-02-05 37.4 14 70.6 486 0 (美)田子冬樹  
15 7 14 ストーミングホーム 牡4 ヒルズ  57 2.14.2 21/2 09-10-05-07 37.6 12 41.5 462   [外]ヒルズ   
16 3 6 アグネスフライト  牡5 後藤浩輝 57 2.14.7 04-04-05-15 38.1 15 76.9 462 +2 (栗)長浜博之  

2001年 ジャングルポケット

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝 体重 増減 調教師 賞金
4 6 ジャングルポケット 牡3 ペリエ  55 2.23.8 10-09-11-10 34.9 2 4.2 470 0 (栗)渡辺栄  25000
3 4 テイエムオペラオー 牡5 和田竜二 57 2.23.8 クビ 06-04-06-06 35.1 1 2.8 480 +10 (栗)岩元市三 10000
6 10 ナリタトップロード 牡5 渡辺薫彦 57 2.24.4 31/2 12-12-13-14 35.3 5 14.4 490 -2 (栗)沖芳夫  6300
5 8 ステイゴールド   牡7 武豊   57 2.24.5 クビ 07-06-08-06 35.8 4 8.1 428 0 (栗)池江泰郎 3800
1 1 メイショウドトウ  牡5 安田康彦 57 2.24.6 3/4 07-11-09-09 35.8 3 4.9 508 -2 (栗)安田伊佐 2500
4 7 ゴーラン      牡3 ムルタ  55 2.24.6 ハナ 07-08-09-10 35.7 8 23.5 482   [外]スタウト  
6 11 インディジェナス  セ8 マーウィ 57 2.24.7 1/2 04-03-03-04 36.4 13 114.7 470   [外]アラン   
5 9 ホワイトハート   セ6 スティー 57 2.24.9 11/4 12-12-15-10 36.0 12 63.4 498   [外]ドライス  
7 13 ウイズアンティシペイション セ6 蛯名正義 57 2.25.4 02-02-04-02 37.2 7 23.1 500   [外]シェパー  
10 2 2 アメリカンボス   牡6 江田照男 57 2.25.6 05-06-06-06 36.9 14 117.8 480 -6 (美)田子冬樹  
11 8 15 ダイワテキサス   牡8 柴田善臣 57 2.25.9 03-04-05-05 37.4 15 140.1 474 -4 (美)増沢末夫  
12 2 3 キャグニー     牡4 スミス  57 2.26.3 21/2 15-15-13-10 37.4 9 26.1 524   [外]マンデラ  
13 8 14 パオリニ      牡4 スボリッ 57 2.26.3 ハナ 14-12-12-14 37.2 6 17.9 510   [外]ヴェーラ  
14 3 5 トゥザヴィクトリー 牝5 四位洋文 55 2.30.5 大差 11-09-01-01 42.4 11 34.1 490 -6 (栗)池江泰郎  
15 7 12 ティンボロア    牡5 ベイリー 57 2.30.9 21/2 01-01-02-02 42.7 10 26.2 500   [外]フランケ  
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