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休養明け原因の買い・消し

休養明けの場合で、原因によっては消しになったり、逆に影響なしと見て買いになったりする。
前者は人気の有力馬を消すのに有効で、後者は人気落とした実力馬を買うのに有効となる。

競走馬#競走馬の疾病・負傷

致命的・割引が必要
骨瘤 骨に炎症が出来て、瘤のように隆起して固まっている状態をさす。
深管 膝下から球節までの管骨と副管骨の間に出来る骨瘤を特に深管という。
球節炎 球節の関節炎。競走馬や競技用馬にはごく一般的な病気。
病気の初期は、関節液の増量、軟部組織の腫脹そしてわずかな関節軟骨のダメージとして始まる。
この時期には球節背側面または掌側の関節が腫脹する。跛行の程度は症状に対応する。
初期段階においても球節の屈曲痛を示す。
運動を続けていれば跛行は更に悪化する。
初期段階で効果的な治療と休養が必要とされる。
治療と休養が遅れると、激しい外傷の繰り返しで関節の退行性変化に発展する。
そしてついには関節の間隙が狭まり関節周囲に骨膜が増生する。
繋靱帯炎・ジン帯炎 屈腱炎などと同じで競走馬にとって負担のかかる前肢に起こりやすい疾病。
俗に「ナカスジ」と言われるもので、なかなか治りづらく、肥厚したりして競走馬としてだめになることもある。
競走馬にとっては職業病ともいえるもので、脚部の疾病の中でも比較的多い運動器病。
腱鞘炎
エビハラ(屈腱炎) 屈腱炎の俗称で単にエビと呼ばれることもある。前肢に多く発症する。
肢勢、打撲、走行中に大きな負荷がかかることなどにより屈腱に刺激が加わると炎症を起こし、
エビの腹のように腫〔は〕れるところからこの名がある。
治療には、物理療法、装蹄療法が行なわれるが、完治しにくい病気であり、再発しやすい。
喘鳴症(ぜんめいしょう) ノドナリともいわれる。
喉頭部を支配する神経が麻痺し、喉頭口が狭くなって、呼吸のたびに「ヒュウ、ヒュウ」、「ゼイゼイ」と音を発する病気である。
馬は全力疾走の時、多量の空気を必要とするが、喘鳴症になると充分な呼吸ができず、競走能力に影響をきたす。
治療法としては外科手術が行なわれる。
肺炎
内臓疾患
蕁麻疹
食道梗塞
ヘルニア
疝痛(せんつう) 疝痛とは馬の腹痛のことで、急性胃拡張(過食疝)、急性腸カタル、風気疝(ガス腹)、便秘疝、腸捻転などの総称をいう。
馬の腹部臓器は疝痛を起こしやすい構造となっており、
馬の内科的疾病として昔から最も代表的なものとされており、
しかも発生頻度が高く致死率も高いので恐ろしい病気のひとつである。
蟻洞(ぎどう) 蹄に小さく深い洞穴が空いてしまうもの。復帰までに時間がかかる。
鼻出血(びしゅっけつ) 単なる鼻腔の外傷によるものと、呼吸器系から出るものとがあり、後者のほうが深刻。
再発するケースもある。
鼻出血には打撲等の外傷性のものと内因性のものがある。
外傷性の鼻出血は短期間で治り、再発しないが、
気道粘膜の毛細血管の破綻〔はたん〕や肺出血等の内因性の鼻出血は習慣性となりやすい。
馬は口で呼吸できないため鼻出血を発症すると呼吸が充分にできない。
従ってレース中に鼻出血を発症した馬は競走能力が充分に発揮できない。
眼外傷
眼手術
眼病
コズミ 筋肉疲労がかなり進んで筋繊維が硬くなってしまったり、
血液が酸性になってしまったりするくらいになること。
筋炎や筋肉痛の俗称である。
軽症の場合は指で圧すると痛がる程度であるが、重症の場合は跛行を呈する。
パドック等で「あの馬はコズんでいる」と言うことがあるが、動きがスムーズでなく、歩行がぎこちない状態を言っているのである。
通常はレース前のウォーミングアップで改善される。
スクミ コズミの状態が悪化すると、血液性状の異常にまでいたることがある。
歩行は更にぎこちなくなり、時には動けなくなることもある。
これを通称「スクミ」と呼んでいる。
去勢
温泉 JRAでは福島県いわき市の競走馬総合研究所常磐支所にある。
疲れ
夏負け
馬体細化
障害練習 休養とセットになった場合は問答無用に消し。
調教再審査
待機
馬伝染性貧血 ウイルス感染によって発症する貧血症。
ウイルスの特性上ワクチンが作れないため治療法が存在せず、
陽性馬は感染拡大防止という防疫上の観点から摘発淘汰(殺処分)する規定になっていることから、
馬にとっては致命的な疾病の一つ。
現在の日本は清浄国で、この病気は存在しないが、
過去には競馬場厩舎地区での集団感染により競走馬の大量殺処分などの事態が発生した事がある。
やや割引
ザ石(挫石) 蹄球部の肉壁部分の異常。蹄底部の血豆。石を踏んで出来た血豆など。
走行中に後肢の蹄の先端を前肢の蹄底にぶつけた時、
あるいは石などの硬いものを踏んだ時などに、蹄底におきる炎症(内出血)をいう。
肢勢の悪い馬、蹄底の浅い馬、時として踏み込みの良い馬に発症しやすい。
一般に前蹄に多く発症し、蹄に熱をもち、重度の跛行を呈することもある。
跛行(ハ行) 歩行異常。
負重するときに疼痛を示すもの(支柱跛行)、
肢の挙楊時および前進時に疼痛を示すもの(懸垂跛行)、
両方が混在する跛行(混合跛行)がある。
跛行の原因には、骨、腱、関節、筋肉、神経等の異常が考えられる。
一方、原因がはっきりしない場合、原因があると推測される部位により肩跛行、寛跛行(腰部に原因)と呼ばれることもある。
熱発 フサイチコンコルドで有名。
あまり気にする必要はないが頭からは買いづらい。
心房細動 レース中に突然起こる不整脈。詳しい原因はまだわかってない。
心臓の刺激伝導系に異常を来し、一時的に規則正しいリズムを失う心臓発作の一種である。
健康な馬であっても突如として発症するため、発症を予測することは難しい。
レース中に発症すると影響は大きく、急激にスピードは低下する。
ほとんどの例は、一時的なものであり、特に治療を行なわなくても治癒することが多い。
放牧 肉体的、精神的に緩むことによる影響が大きい。
リフレッシュ 肉体的、精神的に緩むことによる影響が大きい。
肉体的、精神的に緩むことによる影響が大きい。
血液の循環が悪くなり、鬱血状態を起こすと、全身コズミや跛行を呈することがある。
このような時肩、腰等部分的にあるいは全身的に針を刺し、鬱血をとる。
これを乱刺手術(ササバリ)という。
乱刺手術に使用する特殊な針が笹の形に似ているところから笹針と呼ばれるのである。
転入 環境が大きく変わることによる影響が大きい。
休みを挟むと緩むのでなおさら。
転厩 環境が大きく変わることによる影響が大きい。
休みを挟むと緩むのでなおさら。
割り引く必要なし
骨折 骨折そのものによる影響は少ない。
骨折した場所はかえって骨が強くなるとも言われている。
ヒビ
骨膜炎(ソエ) 骨が固まる前の段階で骨膜に軽い腫れが出来ること。
むしろ馬が成熟してきた印。
前肢の第3中手骨(管骨)に起きる骨膜炎が主。
成長途上にある若馬が発症し、患部である骨の表面が炎症を起こし強い痛みを伴う。
患部を冷やして強い運動を避けること、年齢を経て骨の成長が進むことで徐々に解消される。レーザーによって患部を焼いて固める治療法も存在する。
この場合、若馬の前脚部分に黒い斑点が現れるが、月日を経ることで徐々に消滅する。
裂蹄 乾燥などで蹄にヒビが入ること。
蹄病の一種で、蹄壁が割れ亀裂が入ったものをいう。
冬期の乾燥時に発症しやすいので常日頃から、蹄油をぬるなどの予防策がとられている。
一旦発症すれば悪化防止のためそれぞれに合った装蹄療法を行ない、蹄質を高める塗布剤を塗り、また、内科療法を併せて施すこともある。
重症の場合は、蹄が伸びるまで休養を余儀なくされることも多い。
(参考・蹄は一ヶ月に8〜10ミリしか伸びない。)
爪不安
爪傷
脚部不安
外傷
蹄葉炎 蹄内部の葉状層が炎症を起こして壊死し、蹄骨が蹄壁から分離してしまう疾患。葉状層の炎症は血液循環の阻害により起きる。急性のものと慢性のものがあり、急性疾患で機能障害が残った場合には安楽死の要因となる。
フレグモーネ 皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患である。
化膿を起こす細菌は、外傷部位から侵入することが大半である。
馬では病勢のテンポは極めて早く、一夜のうちに馬の肢が腫〔は〕れ上がることも稀ではなく、激しい疼痛を伴う。
早期発見、早期治療が肝心である。
筋肉痛 馬の筋肉痛・筋炎のことをコズミという。
重度になると跛行の症状を示したり、筋肉が痙攣するような感覚に襲われ、動けなくなってしまう(スクミ)
疝痛 俗に腹痛とよばれるものである。
原因は様々であり、主として胃や腸など消化器系の内臓異常・疾病で発生する。
代表的な疾患としては過食疝・便秘疝・風気疝・寄生疝・痙攣疝・血栓疝・変位疝などがある。
馬は一度食べたものを嘔吐できない身体的構造を伴うので、胃腸に食物・消化物がつまりやすい。
その結果、胃破裂などを引き起こす(ナリタブライアンがこのケース)。
また腸ねん転の場合、非常に危険であるので開腹手術など早急な措置が求められる。
また、馬がくっさく・グイッポ(馬房にある馬栓棒などを噛んでしまうクセ。
空気を飲み込んでしまうので止めるよう調教される)などをしてしまって空気を飲むことでも発生する。
馬はデリケートであるため、緊張のあまりひきおこすこともあるようだ(ダイワメジャー)。
捻挫
打撲
寝違い 寝起きの際に発症する事故を総称したもので、いわゆる「病気」とは異なる。
寝ワラのかたまった場所や馬房壁の近くで寝た場合、不自然な姿勢となるが、
この状態から無理に起きようとすると、関節や筋肉に故障を起こしやすく、また、外傷を負うこともある。
これを寝ちがい(寝そこない)という。