トップ > 勝負伝説 > 2007年3月11日(日)

2007年3月11日(日)

• ■　作戦
• ■　中山10Ｒ　アクアマリンＳ
• ■　中山11Ｒ　中山牝馬Ｓ
• ■　阪神11Ｒ　フィーリーズレビュー

■　作戦

　雨の影響が大きいと思われるので道悪適性を見て勝負。前半のレースを観察。

■　中山牝馬Ｓ

　中山は雨で重馬場。雨・ハンデ戦ときて難易度は高そう。
　引退レースのウイングレット、ハンデが55キロと１キロ軽い。
　２頭だしの厩舎、引退レースなら仕上げてくるだろうし、面白い存在。ペースも向きそう。
　実績ならアサヒライジングだがトップハンデがどうでるか？

■　フィリーズレビュー

　アストンマーチャン以外では、新馬戦を10馬身ブッちぎったヒカルアモーレが通用するかどうか。
　それと除外のリスクがありながらアンカツを確保したニシノマナムスメ。

■　中山10Ｒ　アクアマリンＳ

≫出馬表

カタナ
中山の芝実績がないが、除外続きで乗り込みは十分。坂路での時計がでており、完全に仕上がってる模様。
重馬場実績もないが、タイキシャトル産駒の先行馬なので押し切ってしまってもおかしくない。
メインがウイングレット（タイキシャトル産駒）なので、様子を見たい、というのもあるので少し買ってみる。

単勝　◎　800円

≫結果

カタナ、惜しかったな〜！　まあ７番人気考えれば３着は上出来。

■　中山11Ｒ　中山牝馬Ｓ

≫出馬表

強力な逃げ馬がいない。
先行した馬が、最後の直線の急坂用の脚を残すためにペースはスローになりそう。
したがってマイルくらいの適性がある馬がベスト。京都牝馬Ｓ組が有力。

中心となりそうな京都牝馬Ｓ組のタイム差を見てみると、

はっきりと２層に分かれており、上位が拮抗、下位は軽視ということになる。

アサヒライジング
アメリカンオークスとエリザベス女王杯の実績からしたらまずこいつなんだが、ハンデ背負わされすぎの感じ。
４歳馬で経験のない56.5キロは間違いなく過負荷で、同馬には苦しいレースとなるはず。
57キロ以上なら消しなんだが、56.5キロというのが微妙なライン。大型馬なのでこなせてしまうかもしれないが。
道悪に関しては、走法から、どちらかと言うと得意なほう。

キストゥヘヴン
東京新聞杯の内容は牡馬相手に健闘したと言えるが、アサヒと同じ理由ではじめての56キロでキストゥヘヴンも苦しいだろう。
別定の牝馬限定戦なら買いたい馬なんだが。
馬場も堪えそうなので、今回は負けてもらって次回に良馬場の別定戦で巻き返してもらおう。

ウイングレット
2005年中山牝馬の勝ち馬で、得意コース、引退レース、ハンデも実績から考えたら軽い（勝った2005年と同じ55キロ）ので有力視したい。
タイキシャトル産駒は隙間重賞は得意だし、道悪もプラスだ。（ＮＨＫマイルＣのウインクリューガーのイメージ。）

サンレイジャスパー
0.1秒≒ハンデ１キロと考えると、サンレイジャスパーとウイングレットの同程度に有力ということになる。差はコース適性と勝負度合い。
それと、中山実績がないのが気になる。

アクロスザヘイブン・ワディラム
アクロスザヘイブンは50キロでかなり恵まれたが、馬場が渋るようだと好走は期待できないだろう。
良馬場なら有力視したいが、上位馬とはちょっと力量差がある。フジキセキ産駒なので道悪はよくないはず。（前走斑鳩Ｓ惨敗）
ワディラムは、サンレイジャスパーと同斤量では分が悪いが道悪は得意か？
米子Ｓは重巧者のディープサマーに勝っている。ホワイトマズル産駒ってのが魅力だ。

マイネサマンサ・レクレドール・キープクワイエット
マイネサマンサとレクレドールは負けすぎで今回の56キロの斤量を考えても一変があるとは考えにくい。
キープクワイエットは今回軽量だが、50キロの中日新聞杯・中山金杯でもいいとこなしだったので、買えない。

ピアチェヴォーレ
同厩舎の２頭出し、ウイングレットも有力だが、51キロで走れるこの馬も有力。それにこの馬も引退レース。
ターコイズＳはウイングレットと0.1秒差。今回の軽量、重適性を考えてると一番配当妙味がある。

あとは別路線からニシノフジムスメ。53キロは有利。

馬単　◎→○▲　各1000円
３連複　◎○軸−▲△△△　各500円
３連単　◎→○▲→○▲△△△　各100円

計　4800円

≫結果

ノーテンだ。
マイネサマンサはノーマークだった。確かに走ってもおかしくない。　無印はいただけないな。。。
サンレイジャスパーは清水が本命にしてたので、外す思い切りがなかったのが悔やまれる。
坂のあるコースはダメでした、みたいな。
この中で強い競馬をしたのは56キロ背負って追い込んできたキストゥヘブンなので次あたり狙ってみたい。
アクロスザヘイブンとワディラムはパンパンの良馬場限定。
ニシノフジムスメは不利があった。
アサヒライジングは斤量に泣いたか。

■　阪神11Ｒ　フィーリーズレビュー

≫出馬表

阪神ＪＦ組とエルフィンＳ組が中心となるであろうことはバカでもわかるだろう。

アストンマーチャンはウォッカと並んで抜けた能力。ＺＩ140は確勝級。

今の時期で旬の種牡馬はアグネスタキオン。
昨日のレースだけみても、中山７、１０Ｒ、中京４、５Ｒ、阪神５、８Ｒと勝ち馬を出している。アグネスタキオン祭り開催中。
長い距離でも勝ち馬を出しているので、単なる、マイルまでの早熟血統という評価はもはやありえなくなった。
このレースに出走してくるアグネスタキオン産駒は３頭。

この中で一番買いたくないのがシュガーヴァイン。
なによりも鞍上の長谷川が乗れてないのが第一の要因。昨日は人気を被って飛んでいる。
巻き返すタイプではないので、今回のメンバーではダメだろう。
前走のクイーンＣも伸びあぐねて見所なく６着。

ヒカルアモーレはダートを逃げての１０馬身差なので、過大評価せずにここでは軽視したい。
岩田がわざわざ乗ってくるあたり色気をもってそうだが、あえて無視する。

３連単　◎→○▲→○▲　各2000円（２点）

計　4000円

こういうレースはオッズとの戦いでもあるので、簡単なようで難しいぜ。。。

【雨用の予想】

アグネスタキオン産駒は能力の差でおしきってしまう場合もあるが、
雨が降った場合、この中で道悪が向きそうな馬は無視できない。
サドラー系とリファール系はこういう芝の道悪は大得意だ。タイキシャトルもそう。

ピッチ走法のアストンマーチャン、先行力のあるルミナスハーバーはともかく、
ここで要注意なのは道悪になると台頭してくるタイプ。
シュガーヴァイン　アップステージ　　アマノチェリーラン
この３頭は重実績がある。

先行力と道悪適性のありそうな血統の以下の２頭もおさえたい。
クーヴェルチュール　クィーンオブキネマ

ヤバイのがニシノマナムスメとハギノルチェーレ。重馬場に脚を取られると末脚で勝負するタイプなので不発に終わる可能性が高い。

…となると、当然馬単でなく３連単が狙いとなる。
払い戻しは、約3000円〜110万円。　紐は荒れてもおかしくない。十分採算が立つ。

３連単　◎→○→△△△△★　各100円
３連単　◎→△△△△★→○　各100円
３連複　◎軸−○△△△△★　各200円

計　4000円

結局６レースを映像を見て、馬場は回復していると判断、正攻法で勝負することに決定。

≫結果

ノーテンだ。馬場の影響がモロあったような結果。
しかし馬場が読めていたとしてもハギノは買わないのでどうせハズレはハズレだろう。
なりたて調教師とへっぽこ幸四郎では買いづらいしな。。。
松永厩舎はキッチリ仕上げてきてたようだ。