■ 解説
日本ダート界の頂点に立ったゴールドアリュールは、ドバイWC遠征がイラク戦争勃発により渡航中止になったた。
返す刀で出走したアンタレスステークスを59kgの斤量を背負いながらも8馬身差で優勝、
その2ヶ月後交流GI帝王賞に出走するが、1.1倍の1番人気にも関わらず勝ったネームヴァリューから2秒4も離された11着に大敗した。
その後の検査で喘鳴症を発症している事が判明。完治には手術と長期の休養を要するとの事から引退が決定した。
アンタレスステークス出走時、実績的に抜けた存在だったゴールドアリュールであったが59kgの斤量が嫌われてか各スポーツ紙上では軽視する記者が多かった。
これに対しレース後鞍上の武豊は「馬に対して失礼」「競馬関係者ならダートチャンピオンホースの走りに『尊敬』の心を持ち合わせて欲しい」と、自身のホームページ上で語っている。
父サンデーサイレンス×BMSヌレイエフの配合。この配合はダートに強い馬が多い。
・トゥザヴィクトリー(ドバイWC2着)・サイレントディール(武蔵野S)などが好例。
SS系ではダンスインザダークに近く、さらにダートも走れる足回りが施されている車といった印象
パワーとスタミナを豊富に持ち、本来は平均ペースで流れる中長距離以上が本領発揮の場所となるはず。
ズブい馬の距離延長・ダート替わりは馬券の狙いどころ。
弱点は小刻みなギアチェンジやヒール&トゥが苦手なこと。
強気に前で勝負するか、追い込むならロングスパートが合う。
■ 特注馬
■ 代表産駒