向こう正面のポケット地点からのスタートになる。1F先でやや急な上り坂を迎えるコース。
1000mとは違い3角までは直線距離が長くなるので枠順の内外の有利不利は大きく無い。ポイントは内に行きたい馬がいるか、外にいるかでペースが大きく変わることになりそうなので注目。
基本的には先行馬を軸に買うのが正当な手段だが、ペース次第では十分差し馬の台頭もあり、波乱を含む距離ではある。
スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。スパイラルカーブにより3コーナーのカーブが緩やかで、3コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。したがって、自然と競り合う距離も長くなる。最後の直線距離はAコース時が292m、Bコース時が297.5m、Cコース時が299.7m。古馬1000万クラスの平均レースラップ(3F-3F)と勝ち時計(良馬場)は、33.4-35.4=1:08.8。前半3ハロンは確実に速く流れて、後半3ハロンは我慢比べという展開。極端に速い上がりは必要なく、テンのスピードとその持続力がものをいう。そのため逃げ・先行馬の成績が良く、回収率も優秀。枠順の有利・不利はその時の馬場状態に大きく左右されるのが特徴。それにより走破時計にも大きな差が出てくる。開幕週ならば内枠の逃げ・先行馬が有利、開催が進み馬場の内側が悪くなれば外枠の逃げ・先行馬と有利、馬場状態により明快な傾向が出てくる。また、本コースとの相性・巧拙が非常に出る面もあり、過去に同コースで好走経験がある馬は注意したい。種牡馬成績はサクラバクシンオー産駒の勝ち鞍が突出している。以下はマイネルラヴ、タイキシャトルなど。近年はスウェプトオーヴァーボード産駒の活躍も目立つ。
※芝の場合 基準タイムから
稍重 0.3秒+
重 0.7秒+
※ダートの場合 基準タイムから
稍重 0.2秒−
重 0.4秒−
年齢 | クラス | 基準タイム |
---|---|---|
2歳 | 新馬 | 1.10.88 |
2歳 | 未勝利 | 1.10.88 |
2歳 | OPEN | 1.09.23 |
2歳 | 平均等 | 1.10.80 |
3歳 | 未勝利 | 1.10.43 |
3歳 | 500万 | 1.10.27 |
3歳 | 平均等 | 1.10.41 |
古馬 | 500万 | 1.09.84 |
古馬 | 1000万 | 1.09.42 |
古馬 | 1600万 | 1.08.82 |
古馬 | OPEN | 1.08.52 |
古馬 | 平均等 | 1.09.64 |
全 | 平均等 | 1.10.11 |