トップ > 男の馬券戦略 > 重賞戦略 > 青葉賞(G2)

青葉賞(G2)

• ■　傾向
• ■　2012年回顧
• ■　2007年回顧
• ■　2006年回顧

■　傾向

藤沢厩舎の馬

■　2007年回顧

この日はリアルで競馬を見ていないので、このレースはＪＲＡのホームページの映像を見ただけ。
なので、いつ頃からどのぐらいの量の雨が降ったかを知らないため、レースにどのぐらい雨が影響しているのかわかりません。

12着　ホクトスルタン・・

テンは34秒台、1200メートルまでは昨年のアドマイヤメインと同等のペースで軽快に逃げたが、そこから直線に向くまで13.0-13.0-12.5。
後ろの馬に楽に勝負ポジションまで押し上げられた（ちなみにアドマイヤメインは12.5-13.0-12.0）。
直線もほぼ余力なく後退。平均ペースで逃げられるタイプなので、東京は合わない。小回りの開幕週、馬場が合うなら渋った馬場でスイスイ逃げて今後穴を開けてくれる期待。

9着　エルソルダード・・

2番手から直線早めに前を交わしに掛かったが、ゆりかもめ賞の印象からも使える脚は短い印象。
道中のペース、相手関係で前回は2着に粘ったが、重賞で同じことをやって全く通用せず。
早々に苦しがり、フィニステールに対してえげつないぶつかり方。
それでもピュッと抜ける脚もなさそうなので、現状は早めに脚使ってしぶとく粘るのがいいのかな。力つければまだまだ。

1着　ヒラボクロイヤル・・
終始引っ張りきりの手応えを保ちながら走る。直線はエフティイカロスに邪魔され、オーシャンエイプスに前を塞がれ、と散々だったが、
落ち着いて外に出して追い出すと瞬く間に先団を抜き去りゴール。
道中の手応え、鞍上の落ち着いた騎乗から、ここでは力が一枚上だった。
今日の場合、どんな競馬をしていてもおそらく勝てていた。
それだけに、前が止まってから追い出すことになって末脚がハデに映ったのが嫌。このメンバーならもっと突き抜ける競馬で勝ちあがらないとダービー好走はどうだろう。

2着　トーセンマーチ・・

この血統で叩いて叩いてじわじわ伸びていくっていうのが不思議。
母系の底力？勝ち上がりまでの3戦とは全く違う展開でＰＢ（フィギュアでおなじみ）。雨が降ったのもプラスだったとはいえびっくり。


3着　フィニステール・・

スムーズにコーナーも回って追い出しを開始してすぐに上記のとおり、思いっきりドーン。立て直して残り1ハロンでグイッと前に出たのはいい根性。

■　2006年回顧

アドマイヤメイン

二人引き、気合乗り抜群。垢抜けた好馬体。コーナーワークでジワッとハナに立ち、平均ペースの逃げ。
４角で後続を引きつけて直線へ。
ダイナミックな走りで楽に引き離して独走。影も踏ませぬ逃げ切り勝ち。2人曳き。+4kg。
馬体も締まって更に上昇。気性面の危うさは下見からも見え隠れするのだが、中山戦スキップが正解だったのは間違い無い。
ゲートに出脚も甘いのだが、主張してハナへ。
3角辺り迄ソコソコのペースで飛ばし、3〜4角で矯めて直線もう一伸び。次走は行く馬が居るかどうかが最大のポイント。
ハナへ行くのは容易でも、出脚でやられるとそこ迄に脚を使わされてしまう。

マイネルアラバンサ

トモが甘そうな走り。ジワッと２番手。折り合って自分のリズムを守れたし、まったくロスがなかった。
余力十分に直線へ。結局行った行ったの決着。
ラストは筒一杯で脚が上がったが、まんまと流れ込む。
デキ自体は悪くないが、今日は歩様の頼りなさが気になった。
出脚はホーマンアラシが一番良かったが、ホーマンアラシが行きたがって、叩きに来ず、アドマイヤメインとの間を割って2番手へ。
ただ、飛ばすアドマイヤメインは相手にせず、3馬身程離れて追走の形。
距離が延びた分、追走自体は楽になっているのだが、ラスト1Fは苦しがって手前が替わっていて、追ってからが前走の阪神戦同様に甘い。
本格化すればやれそうな雰囲気は有るのだが、現状は未完成。

エイシンテンリュー

シャドーロール。頭は高いが、馬体の充実ぶり目立つ。ゲートがうるさく、出負けして後方。
折り合いに専念し、コーナーで馬群を捌いて直線向いてから外へ。
かなり長く脚を使っているが、展開不向き。2人曳き。
シープスキンノーズバンド。
例に依って歩様が甘い。
例に依って出脚サッパリで後方から。
直線、内にモタれるのを矯正しながらだったが、それなりに詰めて来た。
頭の高い走法なのだが、現状トモに力が無いのが影響していて、東京の様な平坦か平坦に近いコースならそれなりにやれるのだろう。
これもマイネルアラバンサ同様、成長待ち。

マツリダゴッホ

馬場入りで少しうるさい。
中団で折り合いに専念、３角で外へ持ち出していつでも動ける態勢。
ゆっくりと仕掛けられたが、直線は弾けそうで弾けず。坂を上がって少し甘くなる。2人曳き。
シープスキンノーズバンド。
以前は姿勢が高い印象だったが、トモに筋肉が付き、重心が下がって来た。
半年前とは別馬。
ローレルエルドラドに出脚でやられ、引いたところを馬が行きたがった。
これで、折角の好枠を生かし切れず、外を回される羽目になって、結果真っ向勝負で通用するだけの地力が無かったのが露呈。
妙に人気になっていたが、まだ競馬が下手。

マチカネゲンジ

相変わらず細身に映るが、馬体増は好感。後方でジッと辛抱して直線に賭ける。
うまく馬込みを捌いて伸びてきたが、ラストは左手前でジリジリと。+6kg。
毛ヅヤイマイチで、張りが無い。
デビュー当時はもっと良い馬だった。出脚も無さそうだったが、抑えて後方。
結果、前の流れで、突っ込み切れなかったという事になるのだが、直線半ばで手前が替わってしまい、距離自体も長いのだろう。
とはいえ、性能は高い筈で一度立て直せば。

タマモサポート

大外枠でもあり、前半少し気負っていた。うまく馬の後ろに入れてなだめ、直線へ。一瞬伸びかかったが、ラストは内にササり気味で失速。

エフセイコー

１角でゴチャついたが、何とかリズムを崩さず走れた。好位のポケットと位置取りは申し分なかったが……。この距離は少し長いかも。