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函館記念

傾向度A 函館巧者重視・洋芝向きのパワー型重視
傾向度B ローテーション重視・巴賞負け組の巻き返し注意
傾向度C 実績馬重視

・函館の洋芝巧者は注意

・巴賞からの巻き返し注意

・ハンデ減の馬注意

2007年

エリモハリアー

叩いて3走目、張りが出て順当に良化。歩様はもう少しスムーズならとは思うが、この馬は何時もこんな感じ。出脚でやられて、中段やや後方。前半はそこ迄行き振り良い様に見えなかったのだが、1000m通過した辺りで、ハミを掛け直すと一気に行き振りが良くなり、4角では既に先段馬群の直後。直線はエアシェイディを相手と決めて、これが抜けたところを通って、最後は1馬身差。前半位置取り悪くなっただけに、上がりが39秒も掛かる展開も向いたが、馬場適性で他馬と差が有り過ぎた印象。

エアシェイディ

オーストラリアンブリンカー。結構チャカついていたが、ガチガチになるらしいので、下手に硬いよりはこの方が良いのかも。これもエリモハリアー同様、位置取り悪くなり掛かったのだが、上手くやり過ごして好位から。道中もスムーズだったし、抜け出すタイミングも完璧だったが、最後はエリモハリアーの馬場適性にやられてしまった。ただ、以前よりは安定して走れている様になっていて、オーストラリアンブリンカーが意外に利いているのだろう。ツキが無さそうなのがどうかだが、チャンスは今後も続く。

マヤノライジン

-8kg。2人曳き。気持ち寂しくなった様に映るが、馬に集中力が有って、如何にも連勝して来た馬。最初から行く気無かった様だが、外枠の馬が前へ行った事も有って後方。3角から積極的に外を動いてマクって行ったが、内で楽をしていた2頭に残られてしまった。とはいえ、イマドキの道悪は外を回ると却って苦しいケースが多いだけに、ハンデ差無視すれば今日は勝ちに等しい内容。勢い有る内に重賞勝ちたいところだが。

アスクジュビリー

2人曳き。頭高いのも気になったが、それ以前に函館の重い馬場を走るにはパワー不足に映る。外の馬と接触した事も有るが、出脚がサッパリで離れた最後方。直ぐ前に居たマヤノライジンが3角で動いた時も付いて行かず、直線勝負。前述した様に道悪でも意外に外が利かない馬場で、今日は良く頑張っている方。軽い馬場の方が良いのは言う迄も無く、新潟に出て来れば狙ってみたい。

シェイクマイハート

シープスキンノーズバンド。2人曳き。馬が目立たないのは何時もの事。芦毛でも毛ヅヤ悪い様には見えず、この馬なりのデキ。出脚有る馬だが、今日は甘くて後方から。早目に動いたエリモハリアーを目標に動いて行ったが、ノメるシーンも有って、伸びは案外。とはいえ、エリモハリアーが進路造ってくれた訳で、今日は展開有ってこの内容。重賞となるともうワンパンチが欲しい。

ブルートルネード

2人曳き。能力に影響する程では無いとはいえ、多少腹回り重たい様に映る。毛ヅヤは良いので、デキ自体は有りそうだが。ストーミーカフェはともかく、出脚もイマイチで、外から来られて4,5番手から。ずっと外に馬が居て、こうなるとこの馬はダメ。結局雪崩込んだだけで終わってしまった。内枠がアダ。

マチカネメニモミヨ

+8kg。多少重いといえばそうだが、緩んだところも無く、ほぼ万全の仕上がり。歩様もこの馬にしてはスムーズ。出脚が相変わらずで後方。まあ、伸び切れなかったのはずっと外を回された影響だろうが、道中の行き振りがイマイチで、直線向いてからも手前が替わらなかった辺りは、道悪が下手なのだろう。歩様のイメージから道悪の方が良いと思っていたのだが、そうでは無い様だ。

ストーミーカフェ

気性面が先か、馬体面が先か、どちらが原因か解らないが、何れにしても3歳時から全く進歩が無い。出脚利かせてハナへ。この馬としてはスローで行っているつもりだろうが、馬場が馬場で、実はハイペース。単騎で行けて2歳時のインパクトが有ると馬券対象にしたくなるのだが、気性が相変わらずで余程メンバーに恵まれない限り掲示板も厳しいだろう。もう一ついえば、馬体細化傾向の馬を何故一回美浦へ戻すのか、攻め過程にも疑問。

マイソールサウンド

+10kg。決して太くなく、初コースにしては集中力有った方。デキも最近のこの馬にしてはかなり良いだろう。元々出脚は良い馬だが、ニシノデュー等が行ってくれた事も有って、好位から。エアシェイディと同じ位置に居たのだから、位置取りは悪くなかったという事になるのだが、4角で既に手応えが怪しく、直線はズルズル。敗因は58kgでこの馬場が応えた以外に無い。人気は積極的に裏切って走るタイプで、次走も良馬場なら人気度外視で狙ってみたい。

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