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2005年12月25日(日)

忘年会で食った牡蠣が当たってしまいました。
翌日すぐにではなく、翌日の夕方〜2日後に下痢ラッシュがきました。
調べたら病原のノロウイルスの潜伏期間は1〜2日だそうです。
途中まで食中毒だとは思いませんでしたが、夜中の異常な悪寒と熱で確信しました。
エアコンとハロゲンヒーターガンガンにつけても寒気が止まりませんでしたから。
食中毒とはこんなに苦しいもんなんだと思いました。


[中山9R 有馬記念] 芝2500m

勝負度A

■■■ 予想 ■■■

馬名 性齢 騎手 斤量
1 1 マイソールサウンド 牡6 本田優  57 
1 2 サンライズペガサス 牡7 蛯名正義 57 
2 3 ゼンノロブロイ   牡5 デザーモ 57 
2 4 コスモバルク    牡4 五十嵐冬 57 
3 5 スズカマンボ    牡4 安藤勝己 57 
3 6 ディープインパクト 牡3 武豊   55 
4B 7 ヘヴンリーロマンス 牝5 松永幹夫 55 
4 8 グラスボンバー   牡5 勝浦正樹 57 
5 9 タップダンスシチー 牡8 佐藤哲三 57 
5 10 ハーツクライ    牡4 ルメール 57 
6 11 オペラシチー    牡4 中舘英二 57 
6 12 ビッグゴールド   牡7 柴田善臣 57 
7 13 コイントス     牡7 北村宏司 57 
7 14 リンカーン     牡5 横山典弘 57 
8 15 デルタブルース   牡4 ペリエ  57 
8 16 オースミハルカ   牝5 川島信二 55 

タップダンスシチーが作り出す速いペースで、スタミナの消耗戦。
ほかに先行する馬はコスモバルク・ビッグゴールド・オースミハルカなど。
ペースは最初から速くなる。ディープ中心のレース展開になるだろう。
とくに今年はディープインパクトが相手。末脚勝負では勝負が見えていることからどの馬も早目に仕掛ける。
終盤まで緩みない展開になるに違いない。
最後の直線も短く、坂もありコーナーも緩くないので直線一気というわけにもいかないだろう。
この条件に最もマッチするのがデルタブルース。これほど有馬向きの馬もいない。
また、JCは未曾有の消耗戦になったことから、上位だった馬でも飛ぶ可能性を考慮した予想とする。

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◎デルタブルース:
ディープよりもむしろ、デルタブルースのほうが安定感がある。軸にするならここ。
間違いなくスタミナ消耗戦の速いペースのグランプリ。一番展開利があるのは典型的なステイヤーのこの馬。
またローテーションを見てもステイヤーズSを使ったというのがでかい。
デルタは叩き良化型で、使い詰めて良くなっていくタイプなので絶好のローテーションになった。
前年の有馬記念5着は疲労が原因。今回は消耗戦になったJCを使ってないのが結果的に良かった。
速い流れにも対応できるので、飛ぶ可能性は低い。
6つのコーナーを巧く捌けそうな器用さも強調材料。
内ラチ沿いをぴったり通って抜け出すというパターンが目立つからだ。だからスタミナ勝負なら強いだろう。
外から捲くってくるディープとはスタミナ勝負では分がある。
しかもペリエが鞍上。ペリエは日本の競馬をかなり研究している。
3年連続優勝している有馬記念はどのジョッキーよりも知り尽くしているはず。
しかも得意の外枠を引いた。接戦の攻防にも強いので、妙味ある馬単や3連単も買ってみるべきだと思う。

○ディープインパクト:
底を見せていないので勝つかもしれないが苦戦するだろう。
有馬の速い流れで古馬相手にどこまで善戦できるか。
頭固定はギャンブル。しかも断然の一番人気なので配当妙味もない。
当然のことながらマークはきつくなるので、楽なレースはまったく期待できない。
追走に脚を使ってしまい、緩むことのないペースで末脚が不発に終わってしまう可能性がある。
ただ、これくらいのことは武はわかっているだろうから、仕掛けどころは他の馬よりさらに早めになることが予想される。
また、武ならごちゃつく内枠を避けて外側から捲くってくるだろう。
いずれにしても、デルタブルースとの一騎討ちになる可能性が高い。
この駆引きで有馬3連覇のペリエの上を行くことができるか。
また、中山のコーナーワークの巧拙は重要ポイントで、器用さではデルタ、ロブロイ、リンカーンに劣るところ。

それに、今まで弱い3歳相手の楽な競馬しかしてない弱みがある。
弥生賞はアドマイヤジャパンに首差まで迫られた。
そのアドマイヤジャパンもジャパンカップでは古馬の速い流れに対応できずに惨敗。

競馬ブックの12/3,4号に菊花賞のディープインパクトの分析記事が載っていたが
ストライドが一完歩あたり7.54mで他の馬の平均値より51cm長く、
ストライドが長いのにピッチも毎秒2.36歩で他の馬より速いというからすごい。
東スポにこのことが一部載っていたが、これは菊花賞の他の3歳馬と比較してのもの。
レベルの低い3歳世代で51cmのストライド差があったというだけの話。
古馬の強豪との比較となったらもっと差は小さくなるだろう。
星を取りこぼすとすれば、古馬初戦のここしかないように思える。
ストライドが長いのと血統構成から典型的なステイヤータイプと言え、
スタミナ消耗戦になれば、デルタブルースとの一騎討ちになるかも知れない。

最後に、ディープがもし逃げたらかなり怖い存在だ。武豊が、勝つには逃げるしかないと判断したら逃げるかもしれない。
そうなると後続の馬は潰されて、残るのはデルタブルースのみとなる。
したがってディープとデルタの馬連も考慮に入れておく。

▲ゼンノロブロイ:
ロブロイもタップも引退レースだが、JCがリミットだったかもしれない。
JCのデザーモいわく、「馬がもうこれ以上走れないと言っていた」とのことだから、反動で飛ぶかもしれない。
ただ、有馬のことを考えて押さえ気味だったなら、まだ勝機はあるかと思う。
状態は上向きとはいえ、デザーモ鞍上でもJCでハーツクライに先着を許してしまった。
決め手に衰えがあることは誰が見ても明らかなところ。
中山ならハーツクライよりも上位と見たが、連対は厳しいのではないか。

▲リンカーン:
気になるのがJCの反動。デリケートな馬なので入着か惨敗のどちらか。
JCではロブロイと互角の勝負をした。着差はロブロイにはじかれる不利があったため。
2着の可能性は高いが有馬には弱いサンデーサイレンス産駒。
少なくともコーナーワークで勝るロベルト系のロブロイより重い印は打てない。
ロブロイは引退戦でMAXの競馬をしてくる。
ただ、ノリへの乗り替わり、ロブロイのブットビでの繰り上がりという点を見ればいい結果が期待できる。
したがってロブロイと同じ印にする。

△ハーツクライ:
GTでの確実な末脚は安定感があるが、 中山不向きなのは明らか。
有馬のコーナーは6つもある。まずここをすべてスムーズに捌くのが難関。
コーナーがきつく、直線の短い中山は4角からの一気マクリはまずムリ。
ルメールも早めの仕掛けをしてくるはずで3角マクリが嵌れば入着はありそう。
中山では明らかにロブロイとリンカーンに分があり、どちらかが飛んで、良くて3着といったところか。

△サンライズペガサス:
希望の内枠を引いた。屈腱炎復活からのラストラン。
超スローだった今年の天皇賞は度外視するとして、毎日王冠1着、JC6着は復活の証。
JCは世界レコードのアルカセットと0.5秒差。3着のロブロイとは対等に戦えたと言える。
2002年の秋天3着のときは府中が改修工事のため中山開催だったので中山適性はある。
JCの反動で上位がコケれば、2002年秋天のシンボリクリスエス−ナリタトップロードの3着の再現の可能性はある。
ただ、問題なのは距離。2400m以上のレースでは2002年春天5着が最高で、それ以外は掲示板すらない。有馬の2500mは間違いなく長い。
だが、鞍上の蛯名は虎視眈々と狙ってる感じがする。実力のわりには人気がない。
蛯名の手綱捌きで距離の問題さえクリアすれば3着まであっておかしくない。絶対におさえるべき。

△スズカマンボ:
この馬は春の好走実績が目立つ。
おそらく春がピークなのは母父キングマンボの血の影響で秋〜冬にかけてのGTは惨敗が多い。
 03年朝日杯FS13着
 04年菊花賞6着
 05年天皇賞秋13着・JC9着
脚質とペースを考えると届かない可能性が高いが、ステイヤーということを考えると3着のおさえは少し必要か。
3連単3着はここまでで十分。

★タップダンスシチー:
タップはもう8歳だが侮れない。ローテーション的にも叩き3戦目は一番の走りごろ。
前走のJCは10着だが、勝ち馬とは1秒しか差はない。ハイペースを逃げての1秒差10着はこの馬の底力。
状態は上向き。JC同様の速い流れなら突き抜けてもおかしくない。
マークはタップよりディープのほうに集中するので逃げやすい展開になりそう。
ディープが前の馬を可愛がったとしたらタップの逃げ残りの目は十分ある。逃げ馬でおさえるべきはこの馬だけ。
これで引退ならあとのレースのことは考えないで全力勝負できる強みがある。
ただ加齢とメンバー構成を考えると見劣りする。
馬の調子と佐藤哲の追い方次第で複勝圏まで逃げねばるか、惨敗のどちらか。
オペラシチーとの2頭出しで有力なのは明らかにこちら。オペラはタップが逃げやすい展開に持っていくはず。
配当妙味考えてもおさえておいたほうが良い。ディープの立ち回り如何と当日のデキ次第で台頭してくる。

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<消す馬>

グラスボンバー:
新潟記念、オールカマー、福島記念はすべてペースが遅かった恩恵があった。
福島記念のトップハンデでの勝利は評価高いが、速いペースには対応できないと思う。

オースミハルカ:
同じ脚質の逃げ・先行馬が揃っていることから厳しい展開になる。しかも今回は今までとはわけが違う。
クイーンS→府中牝馬S→エリザベス女王杯→阪神牝馬S→福島牝馬S→府中牝馬S→エリザベス女王杯、と
全てオースミコスモと2頭出しで使ってきた。
ハルカ、コスモ2頭とも山路秀則馬主の所有馬でコスモがすべてフォロー役に回っていた。
しかもこれらオール牝馬限定戦重賞。今回は同型のコスモのカバーがなくなる。
コスモというフォロー役が2頭出しできなかった今回は今までの実績は割り引いて考えるべき。

ヘヴンリーロマンス:
牡馬混合戦に滅法強いのでJCでどこまで健闘できるか見ものだったが結局7着。
しかし勝ち馬とは0.6秒しか差はなく、見た目の着順ほど悪い結果ではない。
札幌記念の勝ち方をみて以来、牡馬混合戦は一発の警戒が必要だという意識があった。
ただ、天皇賞1着は超スローのアガリ勝負で嵌った感が強いので今回のような高速ペースに対応できるか疑問。
雪のため長時間輸送になった関西馬で、ストレスに弱い牝馬であるというのも割引材料。消しでいいだろう。

コイントス:
復調気配があったが、鳴尾記念6着が限界。
とくに不利があったわけでも、展開が向かなかったわけでもなく、加齢のせいでもう一押しが利かなかったというところだろう。
鳴尾記念で連対したら紐に一考したが疲労も気になるところでここでは消しでいいだろう。

ビッグゴールド:
JCでハイペースに対応できず惨敗。外枠、ハイペース、GTの善臣なら不要。
善臣は芝の長距離戦で思い切った騎乗はできない。

オペラシチー:
決め手不足。同馬主、厩舎のタップのフォロー役くらいにしかならないだろう。まず馬券にはならない。

マイソールサウンド:
勝ったときは全て平均ペースのレース。先行してワンペースでの押し切りしかパターンを持っていない。
アガリ3Fラップが遅すぎ、有馬記念には決め手が不足しすぎ。まったく不要。

コスモバルク:
この馬は途中でレースを止めてしまう癖がついてしまった。
マイネル・コスモの岡田総帥がこの馬の乗り方に注文をつけすぎて、チグハグな競馬が続き馬がおかしくなった。
JCで復活の目をやや期待したが、やはり惨敗。
JC同様に厳しいレースになる有馬ならなおさら諦めも早くなるだろう。

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ディープ1本被り明確なので、馬券組みには工夫が必要。

◎1着か2着
○1着〜ブットビ
▲2着まで
△3着まで
★1、2着またはブットビ

ポイント:
@ 3連単Fのディープは高配当になる3着付けだけを含める。
A 馬単と馬連の差が小さいからディープ頭の馬単は買わない。馬連で買う。
B ディープ2着付けの馬単は高いから買う。

【デルタ馬券】
3連単F ◎→▲▲→▲▲○ 各2000円(4点)
3連単F ◎→▲▲→△△△ 各1000円(6点)

【ディープ馬券】
馬単 ◎→○ 10000円
馬連 ◎−○ 20000円

【タップ馬券】
馬単 ★=◎ 2000円(表裏)
馬単 ★→○ 1000円
馬連 ★−○ 3000円

【3連単一発ツモ馬券】
3連単 ◎→○→▲▲ 各4000円(2点)

計 6万円

【デルタ馬券】


【ディープ馬券】


【タップ馬券】



【3連単一発ツモ馬券】


ド本命N→E→Bなら26万、N→E→Mなら80万だ!
超ド高目N→M→Aなら470万!
ディープ&ロブのブットビならデルタ→リンカーン→サンペの可能性はある!
ロブロイ1着ならあきらめるぜ!! ロブ1着はないと読んだ!
トリガミはタップ×ディープの馬券だけ。外れても悔いはねぇ!


■■■ 結果 ■■■

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F 体重 厩舎 賞金
5 10 ハーツクライ    牡4 ルメール 57 2.31.9 3-4-4-3 35.0 4 498 (栗)橋口弘次 18000
3 6 ディープインパクト 牡3 武豊   55 2.32.0 1/2 11-10-8-6 34.6 1 440 (栗)池江泰郎 7200
7 14 リンカーン     牡5 横山典弘 57 2.32.2 11/4 7-7-6-3 35.0 6 474 (栗)音無秀孝 4500
2 4 コスモバルク    牡4 五十嵐冬 57 2.32.4 11/4 3-2-2-1 35.8 10 506 [地]田部和則 2700
7 13 コイントス     牡7 北村宏司 57 2.32.5 1/2 10-10-11-13 34.9 16 550 (美)藤沢和雄 1800
4 7 ヘヴンリーロマンス 牝5 松永幹夫 55 2.32.5 クビ 11-12-11-11 34.9 8 508 (栗)山本正司
1 2 サンライズペガサス 牡7 田中勝春 57 2.32.7 11/4 11-12-11-8 35.1 9 492 (栗)石坂正 
2 3 ゼンノロブロイ   牡5 デザーモ 57 2.32.8 クビ 8-8-8-8 35.4 2 520 (美)藤沢和雄
4 8 グラスボンバー   牡5 勝浦正樹 57 2.32.9 1/2 15-15-15-13 35.0 11 492 (美)尾形充弘
10 3 5 スズカマンボ    牡4 安藤勝己 57 2.32.9 クビ 15-15-15-15 34.9 7 498 (栗)橋田満 
11 8 15 デルタブルース   牡4 ペリエ  57 2.33.0 3/4 8-8-8-11 35.6 3 530 (栗)角居勝彦
12 5 9 タップダンスシチー 牡8 佐藤哲三 57 2.33.3 13/4 1-1-1-2 36.9 5 512 (栗)佐々木晶
13 6 12 ビッグゴールド   牡7 柴田善臣 57 2.33.6 14-14-11-16 35.9 14 474 (栗)中尾正 
14 6 11 オペラシチー    牡4 中舘英二 57 2.33.7 クビ 5-6-6-8 36.6 13 504 (栗)佐々木晶
15 8 16 オースミハルカ   牝5 川島信二 55 2.33.8 1/2 2-2-2-3 37.1 12 474 (栗)安藤正敏
16 1 1 マイソールサウンド 牡6 本田優  57 2.34.3 5-4-4-6 37.4 15 474 (栗)西浦勝一

ハーツクライが頭。ハーツは3着以下に決め打ちしてたのでこの時点でアウツ。

受付内容
件数 場名 レース 式別 馬組 金額 的中
(1) 中山(日) 9R 3連単 フォーメーション 1着:15
2着:03,14
3着:03,06,14
各2,000円(計8,000円)
  
(2) 中山(日) 9R 3連単 フォーメーション 1着:15
2着:03,14
3着:02,05,10
各1,000円(計6,000円)
  
(3) 中山(日) 9R 馬 単  15→06
10,000円
  
(4) 中山(日) 9R 馬 連  06−15
20,000円
  
(5) 中山(日) 9R 馬 単 軸1頭ながしマルチ 軸馬:09
相手:15
各2,000円(計4,000円)
  
(6) 中山(日) 9R 馬 単  09→06
1,000円
  
(7) 中山(日) 9R 馬 連  06−09
3,000円
  
(8) 中山(日) 9R 3連単 フォーメーション 1着:15
2着:06
3着:03,14
各4,000円(計8,000円)
  
購入金額 60,000円   払戻金額 0円


LAP  7.0-11.4-11.7-12.1-12.9-13.0-12.2-11.8-12.0-12.3-12.0-11.4-12.1
通過  30.1-42.2-55.1-68.1   上り  71.6-59.8-47.8-35.5   平均  1F:12.15 / 3F:36.46
単勝 10 \1710 複勝 10 \260 / 6 \120 / 14 \330
枠連 3-5 \520 (2)
馬連 06-10 \750 (3)
ワイド 06-10 \410 (3) / 10-14 \1610 (17) / 06-14 \490 (4)
馬単 10-06 \3320 (10)
3連複 06-10-14 \2970 (10/560)
3連単 10-06-14 \30500 (80/3360)
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最後はいい結果出せなくて申し訳ありません。
また機会があれば挑戦します。

終わり。