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2006年4月9日(日)

■ 作戦

今年の桜花賞、地力雁行で意外とむずかしい。

【桜花賞の展望】

馬名 ZI 美浦×
栗東○
勝利数 マイル
3着以内
阪神経験 チュー
リップ賞
フィリーズ
レビュー
クイーン
フラワー
エルフィン
アネモネ
アイアムエンジェル 112 × 2(ダ) × ×
アサヒライジング  116 ×
アドマイヤキッス  122
アルーリングボイス 111 ×
ウインシンシア   97 1(ダ)
ウエスタンビーナス 100 × × ×
エイシンアモーレ  106 × 12
キストゥヘヴン   117 × ×
グレイスティアラ  99 × 3(ダ)
コイウタ      123 ×
シェルズレイ    112
タッチザピーク   102 ×
ダイワパッション  122 × ×
テイエムプリキュア 112
フサイチパンドラ  116
ミッキーコマンド  93 × 11
ユメノオーラ    111
ラッシュライフ   107 × ×

強調ファクターを黄色にしてます。
注目はシェルズレイです。出走レースが全て芝マイルで、阪神が4戦2連対。
アサヒライジングは前有利で道悪のとき限定でしょうか。

■ステップレース
チューリップ賞:アドマイヤキッス、シェルズレイ、ウインシンシア、テイエムプリキュア
フィリーズレビュー:ダイワパッション、ユメノオーラ、エイシンアモーレ、アルーリングボイス
クイーンカップ:コイウタ、アサヒライジング

■阪神経験
桜花賞を意識したローテで、阪神マイル経験豊富な、シェルズレイは要注意。

■マイル3着以内経験
ダイワパッションはこの点割引が必要か。

■勝利経験
以下「JRA-VAN」より引用

今年出走を予定している3勝以上馬は、アサヒライジング、アルーリングボイス、グレイスティアラ、コイウタ、ダイワパッション、テイエムプリキュアの計6頭。
84年以降の桜花賞では「前走5着以内、または1番人気」が3着以内の絶対条件で、この6頭は全馬クリアする。
ただ、過去10年の連対馬の傾向から「新馬勝ち」「マイル経験と3着以内の実績」「前走(アネモネSやクイーンC組不振)」「阪神経験」「芝1勝以上」
といった条件を当てはめていくと、軒並みいずれかのデータ、または複数に引っかかり、残るのはテイエムプリキュア1頭のみになる。
テイエムプリキュアは前走のチューリップ賞では4着に敗れたが、
98年のファレノプシスや翌年のプリモディーネ(ともにチューリップ賞4着)など前走敗退から巻き返した例は多く、まったく不安はない。

残る3勝以上馬はいずれも減点材料を抱えているが、他の1〜2勝馬を探っても各条件をすっきりとクリアする馬は見当たらない。
減点材料を抱えている馬ばかりなら、相手本線には3勝以上馬を取るのが妥当だろう。
なお、アドマイヤキッスの減点は初勝利が3戦目だった点のみ。
過去には同じ2勝馬でデビュー戦2着のベガが、チューリップ賞勝ちをステップに1番人気で優勝した例もあり、2勝馬でもこの馬だけは3勝以上馬と同格と考える手もある。

穴党を自認する方なら、「テイエムプリキュア以外は『減点持ち』ばかりなら、相手にはなにが来ても不思議はない」という発想で、中〜大穴を狙ってみるのも面白い。
たとえばラッシュライフは、03年に13番人気2着で波乱を演出したシーイズトウショウと同じサクラバクシンオー産駒。
ファンタジーS2着、前走チューリップ賞で掲示板という戦歴も共通している。
また、エイシンアモーレは阪神JFで掲示板に載り、前走フィリーズレビューで好走という点で、昨年10番人気で3着に好走したデアリングハートと同じ。
成績が安定せず人気はなさそうだが、阪神に限れば【1.0.1.1】で最低でも前走の4着と、コース相性は良さそうだ。

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■ 阪神11R 桜花賞

馬名 性齢 騎手 斤量 ZI
1 1 ユメノオーラ    牝3 渡辺薫彦 55  111
1 2 アサヒライジング  牝3 柴田善臣 55  116
2 3 ラッシュライフ   牝3 四位洋文 55  107
2 4 ダイワパッション  牝3 長谷川浩 55  122
3 5 テイエムプリキュア 牝3 熊沢重文 55  112
3 6 グレイスティアラ  牝3 田中勝春 55  99
4 7 エイシンアモーレ  牝3 福永祐一 55  106
4 8 アドマイヤキッス  牝3 武豊   55  122
5 9 アイアムエンジェル 牝3 柴山雄一 55  112
5 10 アルーリングボイス 牝3 デムーロ 55  111
6 11 ウエスタンビーナス 牝3 藤田伸二 55  100
6 12 コイウタ      牝3 横山典弘 55  123
7 13 ミッキーコマンド  牝3 石橋守  55  93
7 14 キストゥヘヴン   牝3 安藤勝己 55  117
7 15 ウインシンシア   牝3 秋山真一 55  97
8 16 シェルズレイ    牝3 岩田康誠 55  112
8 17 フサイチパンドラ  牝3 角田晃一 55  116
8 18 タッチザピーク   牝3 柴原央明 55  102

■チューリップ賞組 【阪神芝1600m】
スタミナ消耗戦だったこのレース、通過順を見ると後方待機のアドマイヤキッスよりも、
前でクビ差2着に粘ったシェルズレイのほうが強い競馬をしたといえる。
シェルズレイアドマイヤキッス
後方待機組
アドマイヤキッス>ウインシンシア>タッチザピーク
先行粘り組
シェルズレイテイエムプリキュア>ラッシュライフ

■アネモネS組 【中山芝1600m】
今年のアネモネSは例年より低レベル。アネモネSから桜花賞の勝ち馬が出ていないことからも、消しでいいだろう。
アサヒライジングは逃げて勝ったレースが多く、厳しい流れを一度も経験してない。2着のグレイスティアラも消し。
アサヒライジング>グレイスティアラ

■フィリーズレビュー組 【阪神芝1400m】
勝ち馬のダイワパッションは強い勝ち方だったが、時計をみると例年よりレベルが低い。
ダイワパッションユメノオーラエイシンアモーレ>アルーリングボイス>>ミッキーコマンド

■フラワーC組 【中山芝1800m】
時計的にはかなり優秀。ペース差はあるものの、スプリングSと同タイム。翌日の1000万より2秒速いタイム。
去年の桜花賞2着シーザリオのパターンに近い。去年の桜花賞のレベルの高さを考えると、フラワーカップ組は侮れない。
1着キストゥヘヴンと2着フサイチパンドラの比較だが、
フサイチは掛かりながらの競馬でこのハイレベルなレースで2着に粘ったという点では単純に着順だけで見るのは危険。
キストゥヘヴンフサイチパンドラとしておこう。

■クイーンC組 【東京芝1600m】
時計的には明らかに低レベル。勝ち馬のコイウタは相手に恵まれた、といった感じ。
勝ち時計は前週の3歳500万の時計に劣っている。
コイウタ>アサヒライジング>>ウエスタンビーナス>ミッキーコマンド

■エルフィンS組 【京都芝1600m】
エルフィンSの時計はかなり速いタイムだったが、高速馬場だったので過信はできない。
ユメノオーラシェルズレイフサイチパンドラエイシンアモーレ

前哨戦の比較では
フラワーC>エルフィンS>チューリップ賞>フィリーズレビュー>クイーンC
といったところ。

■結論
阪神経験豊富で好ローテのシェルズレイが軸。展開的にはバテない強みが生きそう。
鞍上が今季のっている岩田なのは心強い。テンにもたつくことがなく、スンナリ好位をキープできるだろう。
チューリップ賞で溜める競馬が出来た収穫の大きさ。馬込みを気にしないところが軸としては最適。
斬れる脚がないのと、外枠がやや痛い。
相手はフラワーC組の2頭と、そしてエルフィンS2着のユメノオーラ。
ダイワパッション、テイエムプリキュア、アドマイヤキッスは3着までと見た。
エイシンアモーレはエルフィンS負けすぎの感あるが、控える競馬をしてまったくハミを取らなかったのでここは参考外とすべき。
阪神はとにかく走る馬。マイルはGT(阪神JF)で4着があるのに人気なさ過ぎる。ここが来たらデカイ。

(A)シェルズレイ1着固定
3連単:◎→○○○→○○○▲▲△★ 各200円(18点)



(B)シェルズレイ2着固定
3連単:○○○→◎→○○○▲▲△★ 各200円(18点)



(C)シェルズレイ3着固定
3連単:○○○→○○○▲▲△★→◎ 各100円(18点)



(D)エイシンアモーレ1着固定
3連単:★→◎○○○→◎○○○▲▲△ 各100円(24点)



馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F 体重 厩舎 賞金
7 14 キストゥヘヴン   牝3 安藤勝己 55 1.34.6 14-16-13 34.9 6 418 (美)戸田博文 8900
4 8 アドマイヤキッス  牝3 武豊   55 1.34.7 3/4 12-12-10 35.3 1 444 (栗)松田博資 3600
6 12 コイウタ      牝3 横山典弘 55 1.34.7 ハナ 7-9-5 35.5 5 458 (美)奥平雅士 2200
1 2 アサヒライジング  牝3 柴田善臣 55 1.34.9 1-1-1 36.1 9 494 (美)古賀慎明 1300
8 16 シェルズレイ    牝3 岩田康誠 55 1.35.1 11/4 10-11-5 35.8 7 454 (栗)松田国英 890
7 15 ウインシンシア   牝3 秋山真一 55 1.35.2 1/2 16-16-16 35.3 12 458 (栗)石坂正 
5 10 アルーリングボイス 牝3 デムーロ 55 1.35.5 13/4 18-18-18 35.5 8 446 (栗)野村彰彦
3 5 テイエムプリキュア 牝3 熊沢重文 55 1.35.7 12-12-12 36.3 3 488 (栗)五十嵐忠
2 3 ラッシュライフ   牝3 四位洋文 55 1.36.0 7-3-3 37.0 10 486 (美)伊藤圭三
10 8 18 タッチザピーク   牝3 柴原央明 55 1.36.3 5-7-5 37.1 11 432 (栗)田中章博
11 7 13 ミッキーコマンド  牝3 石橋守  55 1.36.3 クビ 16-15-16 36.6 18 430 (栗)福島信晴
12 4 7 エイシンアモーレ  牝3 福永祐一 55 1.36.4 クビ 2-2-2 37.5 15 456 (栗)瀬戸口勉
13 1 1 ユメノオーラ    牝3 渡辺薫彦 55 1.36.4 ハナ 14-12-13 36.9 14 442 (栗)川村禎彦
14 8 17 フサイチパンドラ  牝3 角田晃一 55 1.36.4 クビ 7-5-3 37.4 2 482 (栗)白井寿昭
15 3 6 グレイスティアラ  牝3 田中勝春 55 1.36.5 クビ 10-7-5 37.2 13 442 (美)手塚貴久
16 2 4 ダイワパッション  牝3 長谷川浩 55 1.36.6 3/4 3-5-10 37.4 4 470 (美)増沢末夫
17 6 11 ウエスタンビーナス 牝3 藤田伸二 55 1.37.1 5-9-13 37.7 17 436 (美)鈴木康弘
18 5 9 アイアムエンジェル 牝3 柴山雄一 55 1.37.9 3-3-5 38.9 16 500 (美)杉浦宏昭

のうてんです。。。

つか、位置取りわりーよ(10-11-5)、ガンちゃん。。もうちょい好位から競馬できれば残ったのに。
枠に恵まれたアサヒライジングくらいは余裕で捲くれてたな。上がり0.3秒差あるし。
キストゥヘヴンはアンカツがうまくのった感じ。そもそもスローの瞬発力タイプで厳しいペースには向かないはず。
パンドラはファンファーレにびっくりしてかかったかな?結果同じだが、掛かるタイプだから軸にしなくて良かった。

通過  34.8-46.7-58.8-70.9   上り  71.2-59.8-47.9-35.8   平均  1F:11.83 / 3F:35.47
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