ここんとこ毎週重賞が的中している。
4週前 ○ダービー ×目黒記念
3週前 ×ユニコーンS ○安田記念
2週前 ○東京ハイジャンプ ×エプソムC ○CBC賞
先週 ○マーメイドS
宝塚記念もぜひ取りたい。
■ 男の狙い馬
昨日の勝負で疲れ果ててずっと寝てました。急いで予想します。
狙い | 理由 | |
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京都2R | トップディアマンテ | 2走前レベル高い/距離延長 |
京都3R | アドマイヤグローリ | 前走レベル高い/前走スタートで躓いて最後方 |
函館6R | インスパイアリング | 前走外々を回るコース損/2走前レベル高い |
京都6R | ハードオブプレイ | コース替わり/道悪適性 |
京都8R | マイハッピークロス | 前走余力残し勝ち |
函館9R | メジログラーヴェ | 斤量5キロ減/前走レベル高い |
京都9R | マルブツブリザード | 2走前レベル高い |
函館12R | アグネスハッピー | 前走出負け、直線モタれる、外から他馬に寄られ、三重の不利 |
◎ | トップディアマンテ |
○ | メディアスナイパー |
▲ | バンブーセリエ |
△ | サンエムワダッチ |
△ | リリウオカラニ |
△ | サンクリストバル |
トップディアマンテ前走は距離が忙しすぎた。今回は広い京都替わりで1F延長。前走の内容上がり35.9秒での追い上げは並みの馬では出来ない。
メディアはこのメンバーなら先手取れるのが有利だろう。残りの馬は一長一短なので、どうせなら3連複の穴狙いだ。
短距離なので勝負は控えめに。
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合計金額 7,200円 |
ノーテン!
◎ | アドマイヤグローリ |
○ | アザンクール |
▲ | マイスイートプラン |
△ | プレシャスピクセル |
アドマイヤグローリは前走躓いて最高方からながら3着まで捲くってきた評価から。1、2着馬が強い競馬をしていたので余計に評価が高い。
武のアドマイヤヒーローはいったん下げて外から捲くる必要ありそうなぶんロスが発生しそう。
1走馬、前走5着なのに1番人気なのは豊様人気以外の何者でもない。ここまでかぶってくれておいしい。
アザンクールはテンのスピードも上がり3Fラップも上位で、前が残る展開ならいいだろう。
マイスイートプランはストライドが大きいみたいなので小回りの中京→広い京都替わりは良さそうだ。
1番人気蹴飛ばしてるのでまあそこそこ好配当は間違いない。
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合計金額 8,600円 |
ノーテン!
◎ | インスパイアリング |
○ | スペシャリスト |
▲ | ナリアガリ |
△ | オメガエンドレス |
× | ベルモントジャコビ |
1番人気のウルフボーイは笹針放牧あけだ。ここは馬券的に蹴飛ばす一手だ。
前走外回すロスのあったインスパイアリングが軸。
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合計金額 5,000円 |
ノーテン!
◎ | ハードオブプレイ |
3走前のレベルが高く、雨のダート=ニホンピロウイナー産駒、馬の適距離=京都1800は条件ぴったり。
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合計金額 2,000円 |
ノーテン!
◎ | マイハッピークロス |
○ | ヤマカツピレネー |
× | メジロマシューズ |
× | トーセンシャナオー |
× | グランロワイヤル |
前走余力残して勝ったマイハッピークロス、時計優秀ヤマカツピレネーの2頭軸。共に重馬場実績あり。
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合計金額 4,000円 |
ノーテン!
◎ | メジログラーヴェ |
○ | オデット |
メジログラーヴェとオデット。
メジログラーヴェはまだ伸びそうな3歳馬。軽量を生かして先行できれば好勝負必至。
オデットは前走ゴール前窮屈になる不利があって力出してない。
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合計金額 4,500円 |
ノーテン!
◎ | マルブツブリザード |
地力上位。ぶりぶりの人気も仕方ない。近走の2、3着ラッシュは勝ち味に遅いというより、賞金稼ぎだろ。
降級500万戦なら勝ちに来るだろ。武のせてきたし。1000万にもどったらまた2、3着ラッシュか。
紐は荒れそうなので、馬単と馬連で総流しする。
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合計金額 10,200円 |
高目ツモ!
馬連:9−16 300円×96.0倍=28800円
■ 宝塚記念 考察・1
今年の宝塚記念は2、3着を当てるレース。
リンカーン
とりあえず、例の馬の対抗1番手。
天皇賞からの距離短縮(3200→2200)でさらに逆転が難しくなった。
アイポッパー
当日の天気予報は雨らしいので渋った馬場が苦手なこの馬の力は半減するだろう。メルボルンCの惨敗、目黒記念の2着を見ても、馬場を克服するまでには至ってないようだ。天候がいい場合と悪い場合の検討が必要だろう。とりあえず、軽視で。
ハットトリック
長く脚を使えるタイプなので得意コースでもある京都外回りは条件好転。今回は小頭数なので末一手のこの馬にとっては馬群が裁きやすくなるはず。安田記念の惨敗(13着)で人気を落としてくるようだったら妙味あり。安田は香港馬のチームプレイのアオリをモロうけたから参考外とみていいだろう。安田記念の鞍上岩田は「突き抜けそうな手ごたえがあった」と言っていた。
カンパニー
この馬も安田記念の被害者組。当然安田記念は参考外。大阪杯では勝っているが、今回は2200m。1ハロンの延長でも善戦できるかというと微妙。
バランスオブゲーム
この馬に足りないのは格だ。自分より弱い相手には好勝負を演じるが、そうでない場合は走る気をなくす。その証拠に相手弱化した隙間重賞に強い。それに道悪と休み明けにめちゃくちゃ強い。気分よく先行できると無類の粘りを発揮する。ただ、今回は相手が悪いだろう。土砂降りの雨になれば一考か。
ダイワメジャー
馬場が渋るようならチャンスがあるだろう。だが、決めて勝負になると分が悪い。ハットトリックを正反対の馬だが長く脚を使えるという点では共通している。そういう意味では京都の外回りにはあうだろう。ディープより前で競馬できそうなので、武がかわいがれば前半は楽に運べるかもしれない。
コスモバルク
シンガポール航空国際Cを勝ってから感染症の疑いで帰国が遅れた。日程が狂ったことで調整が難しそうなので、どこまでコンディションを調整できるかにかかっている。有馬記念の4着がこの馬の地力だろうから侮れない。このときの3着はリンカーンだが、1馬身以上はなされていた。さらに2頭の臨戦過程を比較すると、バルクはリンカーンに1枚劣るといわざるを得ない。
■ 宝塚記念 考察・2
京都のトラックバイアスを考察
開幕週だから前残りだろうと思ってたら、外側の芝を刈っていて内からの先行押し切り以外に外からの差しがかなり決まっていた。
京都芝コース土日の決まり手(1〜3着):逃-先-差-追【4-12-9-1】
これは先週のマーメイドSのときの予想のポイントにもなった。
阪神の代替開催となった今回の宝塚記念はどうも「ディープインパクト壮行レース」仕様に意図的になっているようだ。
この馬場仕様で利する馬が1頭いる。それはハットトリックだ。
大外からの一気マクリはマイルCSでズバリ嵌った。京都コースは4戦4勝。不安なのは2200の距離だけだ。
香港馬のチームプレイにより不発に終わったことが、逆によかったかもしれない。安田記念で激走しなかった分の反動を気にする必要がなくなった。
ハットトリック角井調教師の仕上げにはまず抜かりはないだろう。何しろ今年は藤沢厩舎より上位に来ている。
【調教師全国リーディング】
1 池江泰郎 2 松田博資 3 瀬戸口勉 4 角居勝彦 5 藤沢和雄
6 音無秀孝 7 戸田博文 8 鮫島一歩 9 森秀行 10 小島太
ちなみに勝率では池江をおさえてbPだ。ここに使ってくるということはそれなりの勝算があってのことと思う。
うーん、安田の13着で人気落としてくれないかな〜。
そういう意味ではリンカーンの天皇賞激走の反動は怖い。なにしろ怪物ディープインパクトを負かしに行く騎乗だったから。
リンカーンの取捨はこの予想のポイントなので調整過程はマークするべきだろう。
秋天は超スローで流れて正味ラスト4Fの瞬発力勝負になった。1〜12着まで0.6秒しか差がなかった。
このときの6着ハーツクライと7着ハットトリックとの差は0.1秒。勝ち馬のヘヴンリーロマンスとの差はラスト3F位置取りの差だけだ。
ペリエとルメールのコメントを見てもわかるが、ハットとハーツは完全に展開に泣かされた。力を出し切ってない。
レース全体を見て牡馬相手に頭差でゼンノロブロイに先着したヘヴンリーロマンスの勝利の価値は高いが、伸びシロが見込めたハットトリックは1F伸びたら勝っていたかもしれないのだ。このとき俺はハイペース予想でハーツクライが本命だったが超スローになって撃沈した。
なおこのときのリンカーンはゲートで暴れて痛恨の出遅れがあった。0.8秒差15着だがまともなら好勝負してたはずだ。
で、有馬(2500m)はハーツクライ→ディープ→リンカーンの着順だったから2200なら少なくともリンカーンとは好勝負になるかもしれない。
ただ、今年の中山記念のように馬場に脚をとられたら惨敗の可能性があるのも事実だ。
このときは59キロを背負わされてた上に出遅れて、末脚も不発。これでは勝てない。末脚だけの馬だから、当日が重馬場になった場合はまた話は別だ。
毎日王冠では33.3の末脚を繰り出してるからやや重までが守備範囲か。
このへんが難しいが、今の京都の外枠の芝の状態を見ると差し馬場だからやや重までなら大丈夫ではないか?
他にもいろいろ書き足りない材料があるが、とりあえずこの辺で。
■ 宝塚記念 考察・3
今年の4月からJRAの裁定がいきなり厳しくなり、アンカツと幸が騎乗停止になった。バルク鞍上の五十嵐も気になる
…ので関連ジョッキーの京都成績を参考データとして調べた。
てのは、皐月賞のときドリームパスポート鞍上の高田をなめてて痛い目に遭ったからだ。
乗り替わりは、
ダイワメジャー アンカツ→四位
トウカイカムカム 幸→池添
アイポッパー 武→藤田
カンパニー 内田→福永
チャクラ 福永→小林徹
◆騎手別集計 集計期間:000105 〜 060618 ソート:勝率順 レース機会数 : 10 回以上 -------------------------------------------------- 順位区分 着別度数 勝率 連対率 -------------------------------------------------- 2 武豊 356- 223- 173- 645/1397 25.5% 41.4% 7 安藤勝己 150- 127- 122- 647/1046 14.3% 26.5% 13 四位洋文 172- 150- 132- 976/1430 12.0% 22.5% 14 福永祐一 193- 160- 163-1138/1654 11.7% 21.3% 16 藤田伸二 136- 116- 124- 810/1186 11.5% 21.2% 18 岩田康誠 60- 64- 58- 414/ 596 10.1% 20.8% 21 池添謙一 132- 107- 101-1025/1365 9.7% 17.5% 30 幸英明 133- 136- 137-1218/1624 8.2% 16.6% 39 田島裕和 9- 6- 4- 103/ 122 7.4% 12.3% 41 武幸四郎 79- 97- 85- 825/1086 7.3% 16.2% 55 横山典弘 10- 24- 13- 120/ 167 6.0% 20.4% 82 小林徹弥 37- 41- 52- 755/ 885 4.2% 8.8% 92 柴田善臣 4- 7- 5- 91/ 107 3.7% 10.3% 108 田中勝春 2- 5- 5- 52/ 64 3.1% 10.9% 155 五十嵐冬 0- 1- 0- 10/ 11 0.0% 9.1% --------------------------------------------------
かなり騎乗機会数に差があるが、一応見てみたかった。
武はさすがにここでも1番だった。驚異の連対率だ。
ノリは2着キングなので勝率が低いのはしょうがないところ。
五十嵐冬樹の京都経験の少なさも気になる。
岩田は最近ぱっとしないが、不得意の左回りでないのが勝率の高さか。
勝春はここでもダメっぷりを露呈。結構いい馬に乗ってるはずだから余計ひどい。
ヨシトミは今季好調だから要注意だ。ただ、馬が…
トウカイカムカム池添の乗り替わりはプラスかもしれない。
チャクラ+小林徹はオワッてる気がする…
■ 宝塚記念 考察・4
アイポッパーについて
アイポッパーは古馬重賞でこれからもずっと注目していきたい馬だ。
父サッカーボーイ 母父サンデーサイレンス
このサッカーボーイ産駒というのが注目してるところだ。京都長距離適性は十分な血統背景。この産駒は典型的なステイヤータイプが多い。
大舞台に強いのはヒシミラクルが古馬重賞を勝ちまくっていたのを見てもわかる。
実際に阪神2200の宝塚記念も勝っているし、とにかくハードな競馬に滅法強い。父サンデーサイレンス産駒が多く出走してきたG1で闘争本能をむき出しにして勝ってきた。
唯一の懸念は道悪適性だ。目黒記念の2着をどうみるかだが、馬場が渋って本来の決め手をそがれたのは事実だろう。
ただし本来のデキに戻りつつあるのを確認できたのは収穫だった。それにハンデも背負わされた感があったので内容的には悪くない。
あれだけの道悪で2着は大健闘と言ってもいいかもしれない。レースの格的には低いが、1着のポップロックはハンデ恵量54キロで道悪は得意中の得意、本格化したてとタイミングもはまった。その馬に2500mの長丁場を最重量ハンデで鼻差まで迫ったのだから価値は高いだろう。
本当に強い馬は道悪を克服してしまうという話を聞いたことがある。目黒記念は武が鞍上だった。
武の鞍上効果も加味してこのレースがきっかけになる可能性もあるのでは。
天気予報を見て安易にきっついな、と最初は思ったが、道悪で人気落とすようだったら狙ってみることも念頭におく。
その前の春天の4着だが、リンカーンには差をつけられたものの、躓いて出遅れて後方からの競馬になった。
福永の位置取りも悪く、直線がバラけてからやっと伸びはじめたところがゴールだった。
このときのデキは良かったはずだから3着はあった。このときのタイムはディープ、リンカーンともにレコードのレース。
3着のストラタジェムは鞍上のボスは完全に着を拾う騎乗だった。
■ 宝塚記念 考察・5
ディープインパクトについて
ディープについてはいまさら言うまでもないが他の馬との能力が違いすぎる。
唯一の弱点はストライド走法で馬場が悪化したときに脚を取られるのではないか?というところだ。
一般の馬ならストライドが大きいと、ピッチが落ちる。ところがディープの場合はそのピッチが落ちない。
以下は競馬ブックからの菊花賞データの抜粋だが、ギャロップ(襲歩)一完歩のストライドが7.54mと最大値なのに、ピッチは平均を上回っている。(最大値ではない)
菊花賞以外の測定データがないから5歳以上の古馬との比較はできないが、
ピッチ走法の馬が道悪の利を生かしてディープに勝つにはそれなりのスタミナがないと無理だろう。
春の天皇賞なんかは流しているのにレコードで勝ってしまっているから心肺能力も他の馬より高いのだろう。
極端な道悪になった場合、武豊もその辺は考えて早目に先頭に立って押し切るだろうから大丈夫だろうとは思うが。
またJRAの意向としても、凱旋門挑戦を控えたディープに万が一でも負けられたら困るはずだ。
ここで負けたら有馬の馬券の売り上げが落ちる。ディープ仕様の馬場にしてくる可能性が高い。
■ 宝塚記念 考察・6
先行馬の買い・消し
ダイワメジャー
2200は実績がないからなんともいえないが直線平坦な京都ならこなせるのではないかと思う。マイル路線を使ってきたのは喉の不安があったからということだし。道悪実績もあるし飛ぶ危険性の最も低い馬だ。こいつの目は多分買う。喉鳴りの手術してからは安定している。かぶされると良くないがそれでも安田は4着。前にも書いたが右回り得意だし京都の外回りは絶対に合うはずだ。
バランスオブゲーム
メンバー中では一番の道悪巧者。ただ距離が問題。ベストは東京の1800で2200は長い気がする。4歳のときの日経賞(2500m)の2着があるが相手に恵まれていた。消すかどうかは考え中。
コスモバルク
重実績は門別のダート戦まで遡らないとないが、ザグレブ産駒は同産駒サウザンブライトが重巧者であるあたりをみると、走るだろう。海外帰りだが、間隔詰めても走りそう。(3歳時の菊花賞4着→JC2着のローテ見ても。)状態は良さそうだ。シンガポールの国際GIは相手が弱かったみたいだから、あんまりアテにならん。高速馬場でこそ力を発揮する馬。今の時計のかかる京都コースではどうか。つまりあまり良くないと思っている。外からかぶせられるとやる気なくす気がしてならない。枠順と展開には注目。応援したい馬ではあるんだけど厳しい。
シルクフェイマス
2000くらいが適距離で京都外回りは得意だろう。もうジジイでピークを過ぎてしまったような感じがする。AJCCを勝ったが、それでもなお過去の実績に比べたら最近の実績は物足りない。マーベラスサンデー産駒だから重が下手ってわけじゃないだろうが、どっちかっつうと雨より良馬場のほうがいいだろ。
リンカーン
天皇賞で先行してたので一応先行馬ってことで。母父トニービンだから京都はあうだろうし、距離もいい。しかし一番の不安はよく言われるように激走後の惨敗。天皇賞は明らかに走りすぎた。ディープとともにレコードの激走。無難に2着を拾いに行ってたらまた違うんだが、ディープを負かしに行く騎乗だった。好走と凡走の波があり、有馬→日経賞→天皇賞と激走続きなので反動が超心配だ。状態は悪くないようだがまだ信用できない。消すのは無謀だが。馬券とは関係ないが、親の七光りの父サンデー×母父トニービンってブランドはあまり応援したくない。
■ 宝塚記念 考察・7
トニービン産駒と後方脚質馬
トニービン産駒は今回の宝塚のポイントとなりそうな種牡馬なので一応チェックしておく。
トニービン産駒の特徴
・長くいい脚が使える(点火した瞬発力が持続する)
・適距離は1600-1800
・直線の瞬発力勝負ははサンデーに劣る
(切れ味:ブライアンズタイム<トニービン<サンデー)
・道悪、ハイペースに強い
・馬込みに強く、不利を受けにくい
今回のメンツでは
・カンパニー(祖父トニービン)
・ナリタセンチュリー(父トニービン)
・リンカーン(母父トニービン)
一応これを踏まえて考察してみる。
トウカイカムカム
オープンを1回使っていきなり天皇賞だから実績が乏しすぎて読みにくい。
天皇賞の5着は幸がバテてきた馬をうまく捌けなかったのは明らかなロスだった。
まともに捌いてたら3着はあった。池添はテン乗りだが好騎乗を期待したい。
トニービンの血が入った馬が多いから、少数派のトウカイテイオー産駒のほうに食指が動く。
トウカイテイオー産駒はハードな競馬には強い異系の血統だ。
この産駒は地味だが実は京都芝2200での成績がいいらしい。
◆京都芝2200の連対率上位種牡馬(過去5年、5頭以上出走種牡馬)
1位:チーフベアハート 43%
2位:ピルサドスキー 40%
3位:トウカイテイオー 40%
4位:サッカーボーイ 36%
5位:スペシャルウィーク 33%
晩成型のトウカイテイオー産駒>トニービン産駒としておこう。
カンパニー
ミラクルアドマイヤ産駒でその父はトニービン。だからこのコースは合いそう。
ベストはマイル〜2000までと見てるから、若干長いがこなせそうではある。重はどちらかというと得意なほうだろう。
他のトニービン産駒と比較して経験がないのと距離実績のぶん割引きだろう。
安田記念からのローテーションはいいとはいえないが、消化不良に終わったので鬱憤をここで晴らしてもおかしくないからいちよ警戒。
デキも悪くないみたいなので、3連単なら3着のおさえか。
ナリタセンチュリー
実績に物足りなさがあるが、一度はロブロイを食った馬だ。ロブロイ食いの京都大賞典は外回り2400。
前走の天皇賞12着は久々の分。叩いた今回のほうが期待が持てる。勝ち鞍のほとんどは小頭数のレースで今回もその例に該当するので注意だ。
斬れる馬が他にもいて(リンカーン、アイポッパー、、ハットトリック)、直線はキレ負けしそうではあるが相手が脱落すれば残り目はある。
トニービン産駒なので重は悪くなさそうだが、母父ノーザンテーストなので実は苦戦傾向がある。
重馬場の京都記念を勝ったが、重馬場が得意だからというわけではなく、他も重馬場に脚をとられていて長い脚が生きたからだ。
このとき2着だったトウショウナイトが先日の目黒記念で惨敗した。この馬にはだまされたが重が得意なわけではなく相対的に浮上しただけだった。
雨で馬場が渋れば軽視ということしとこう。
ファストタテヤマ チャクラ
ファストタテヤマはダンスインザダーク産駒らしい典型的なステイヤーということを考えると、どう見ても距離が足りない。
決め手が欲しい京都の2220ではいらない。チャクラも決め手不足で消し。
■ 予想
◎ | ディープインパクト |
○ | ハットトリック |
▲ | アイポッパー |
△1 | リンカーン |
△2 | ダイワメジャー |
× | トウカイカムカム |
★ | コスモバルク |
週末の天気は崩れそうなので道悪前提で予想する。
展開はまずバルクが逃げる。
ディープの武は凱旋門賞を控えた今回は負けられないレースなので、
有馬の轍を踏まないようにバルクを目標に早めにしかけるだろうからバルクはその分苦しくなる。
他の馬はディープとは格付けが済んでしまってるのでディープでなくバルクを目標に動くだろうから、目標にされるバルクの1着はほぼないと思う。
展開面ではディープの早仕掛けで後方脚質の馬が有利だろう。
ディープ中団なら武の乗り方からして前の馬は楽できるだろうが今回はそうも行くまい。相手も決め手のある馬から選択。
当初はアイポッパーを対抗にしようと思ってた。
でも、サッカーボーイ産駒は先天的に道悪は苦手。やはり重は割り引いたほうがいいという結論。
ハットトリックは母父にリボーの血が入ってるので、道悪は苦手なタイプではない。タップダンスシチーと同じ系統。
脚質と距離適性の分ディープに劣るが、ムラな血統の分、激走の可能性は高い。
中山記念の凡走はペリエは道悪がこたえたと言ってたが、これは鵜呑みにしないほうがいいかも。中山の坂が道悪でこえられなかったとみたほうが妥当だろ。
3コーナーの坂で惰力が得られるから京都の2200はギリギリ持つとみた。
リンカーンは飛ぶ危険があるものの、トニービンの血の入った3頭の中では一番割り引き材料が少ない。
ダイワメジャーは得意の右回りに替わる分と目下の好調ぶりから。
トウカイカムカムはダラダラと脚を使ってそのままなだれ込むイメージ。他が飛んだら相対的に浮上しそう。
カンパニーまでは印は回らない。
3連単:◎→○▲→○▲△△× 各1000円
3連単:◎→△△→○▲△△× 各500円
3連単:○→◎→▲△△× 各300円
馬単:★=◎ 各300円
計 13800円
不良馬場、良馬場になったらまた予想を替える。
てかハットトリックは穴人気しそうだな…
京都の土曜の馬場を見た結果、大阪スポーツ杯はサンバレンティンが外から突き抜けて1着だった。
このレースはマイルだが直線外側の馬場は伸びるようだった。ただ、終始内ラチのガブリンも先行して粘りこんでいたところを見ると、内ラチ沿いの芝もいいようだ。
土曜と同じような天気だとしたらどうなるか?
ディープにはコース取りはあまり関係ないが、他の馬は展開とコース取りで差が出そうだ。
4角:もう多分捲くってるディープ先頭、その直後からバルクが内で粘り込み、次いでトウカイカムカム、リンカーン、ダイワメジャー、バランスオブゲーム、シルクフェイマスと先行勢がダンゴ状態。
ハット、ナリタ、ファストタテヤマ、アイポッパーってな序列か。
3角の下り坂の惰力で粘りこめる先行勢から残るのは決め手備えたリンカーン、ダイワメジャー。バルクは決定力不足の感が否めない。
リンカーンとダイワメジャーの充実振りみたら、バルク有馬記念4着のイメージまんまでいいべ。つまり差されるだろ。3番人気になったことでさらに目標にされそうだし。
ファストタテヤマとナリタセンチュリーは34秒台の上がりしかもってないから、このメンバーの中ではやっぱり見劣りするわ。アイポッパーとハットトリックでいい。
バランスオブゲームは天気はそんなに崩れなさそうなのと、追い切りの状態が良くないことからはっきりと消しが打てる。馬券は保険でも買わない。
カンパニーも後ろからになりそうだが、1800の決め手よりも2000の決め手もつリンカーンとハットトリックのが上だろうな。
コスモバルクのセントライト記念レコード勝ちだが、
クビ差2着ホオキパウェーブで上がり34.8、さらにクビ差3着トゥルーリーズンで上がり35.4だから時計どおりには評価できない。今回のメンバーのがはるかに上。
重馬場、不良馬場になりそうもなくなったので、アイポッパーの印をワンランクあげて、バランスオブゲームの不良馬場保険はナシにし、
替わりにバルクの3着づけの馬券を追加しとく。
◎ディープインパクト
○ハットトリック
▲アイポッパー
△1リンカーン
△2ダイワメジャー
×トウカイカムカム
★コスモバルク
点数を減らすために結局こうした。
【ハットトリック凡走用】
3連単:◎→▲△1→▲△△× 各1000円
3連単:◎→△2→▲△1× 各500円
【ハットトリック激走用】
馬単・馬連:○→◎ 1000円 3000円
3連単:◎○→◎○→▲ 500円
【バルク3着逃げ粘り用】
3連単:◎→▲△△→★ 各500円
計 14000円
てか、アイポッパー人気なさすぎ。
こいつで注目してる点は、目黒記念でハンデ背負って苦手な渋った馬場をクビ差2着に粘ったところだ。かなり印象深い。
東京3200→京都2200のコース替わり効果と、ヘタレ福永→男藤田の乗り替わり効果だ。
男・藤田「ディープ負かしに行く」って、あんま無理して飛ぶなよ…
ハットトリックやアイポッパーが馬券に絡んだらハンターチャンスだが、リンカーンが馬券に絡んだら多分つまらない結果になるが、それはそれで仕方ない。
リンカーン買わないわけにも行かないし。
トウカイカムカム2着の3連単を追加
理由:芝2000mの未勝利戦でトウカイテイオー産駒が来ていたから。
08-02-01 51.4 200
08-02-03 106.7 200
08-02-04 139.6 200
08-02-05 243.7 200
08-02-06 153.9 200
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合計金額 15,000円 |
ノーテン。
着 | 枠 | 馬名 |
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1 | ◎ | ディープインパクト |
2 | ナリタセンチュリー | |
3 | バランスオブゲーム | |
4 | △2 | ダイワメジャー |
5 | カンパニー | |
6 | × | トウカイカムカム |
7 | ○ | ハットトリック |
8 | ★ | コスモバルク |
9 | △1 | リンカーン |
10 | チャクラ | |
11 | ファストタテヤマ | |
12 | シルクフェイマス | |
13 | ▲ | アイポッパー |
◎ | アグネスハッピー |
○ | タイキミューズ |
前走大きな不利があったアグネスハッピーから。
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合計金額 8,500円 |
ノーテン!
◎ | ボナパルト |
休養明け走るボナパルト頭から。買い目も全て清水のパクリです。
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合計金額 3,000円 |
ボナパルト競走除外!返還!
◎ | ルックミーナウ |
前走まともに走ってないルックミーナウが軸。スタート躓く不利。直線坂下で斜めに大外。まともに走ってない。
手広く流す。
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合計金額 4,100円 |
ノーテン!
狙い | 着 | |
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京都2R | トップディアマンテ | 6 |
京都3R | アドマイヤグローリ | 6 |
函館6R | インスパイアリング | 4 |
京都6R | ハードオブプレイ | 4 |
京都8R | マイハッピークロス | 4 |
函館9R | メジログラーヴェ | 4 |
京都9R | マルブツブリザード | 2 |
函館12R | アグネスハッピー | 5 |
京都9Rのマルブツブリザードの相手、やはり紐は人気薄(14番人気)だった。
馬単の2着流しを買うかどうか、知り合いに相談したら「買うな!」と言われて考えた末、買わなかった…
結果的にこれは大失敗だった。(4万馬券だった。)
勿論決めたのは俺自身だからそいつが悪いんじゃないが。
福島最終はボナパルトが疾病で返還になった。
京都最終五条坂特別はルックミーナウから3連複流しなら的中していた。これも結果論だがもったいないことした…
【次走注目】
ハロースピード(1着) 新馬戦で500万クラスのタイム
ランザローテ(1着) 新馬戦で1000万クラスのタイム
チアズヒカリ(1着) 1000万鶴ヶ城特別をレコード勝ち。1600万クラスのタイムでの勝利。
アグネスハッピー(5着) 太め残りで地力発揮できなかった
オリオンザスカイ(3着) 4角でモタれてしまい、外へ膨れるロスがありながら0.1秒差の3着に粘った。
マイハッピークロス(4着) 道悪がこたえて展開も不向きだったなか4着に粘った。
ルックミーナウ(3着) 雨のダートを出遅れて最後方から上がり最速36.5で3着まで差を詰めた。
結果集計・収支一覧(2006年 6月25日) ------------------------------------------------------------------------------ 場所 R レース名 件数 購入計 払戻計 収 支 回収率 累 計 ------------------------------------------------------------------------------ 函館 6R 500万下 5 5000円 0円 -5000円 0.0% -5000円 函館 9R 500万下 3 4500円 0円 -4500円 0.0% -9500円 函館12R 仁山特別500 2 8500円 0円 -8500円 0.0% -18000円 福島12R 500万下 6 京都 2R 未勝利 6 7200円 0円 -7200円 0.0% -25200円 京都 3R 未勝利 6 8600円 0円 -8600円 0.0% -33800円 京都 6R 500万下 1 2000円 0円 -2000円 0.0% -35800円 京都 8R 聖護院特500 5 4000円 0円 -4000円 0.0% -39800円 京都 9R 洛東特別500 34 10200円 28800円 18600円 282.4% -21200円 京都11R 宝塚記念G1 21 15000円 0円 -15000円 0.0% -36200円 京都12R 五条坂H1000 7 4100円 0円 -4100円 0.0% -40300円 ------------------------------------------------------------------------------ 確定計 96 69100円 28800円 -40300円 41.7% 収支計 96 69100円 28800円 -40300円 41.7% ------------------------------------------------------------------------------
今日は惨敗だった。狙いすぎた感じもするが、京都の雨に完全にやられた。
福島最終は競走除外で返還。