■ マーチS
ビッググラス、キクノアロー、ラッキーブレイクに注目。 とくに芝で惨敗しているラッキーブレイク。
他では、やばいのがクーリンガー。交流重賞を好走してきたが、こういうパワータイプの高齢馬が中央のスピード競馬に対応できるとは思わない。
怪しい人気を被ってとんで欲しい。
キクノアローが除外、ラッキーブレイクが回避、オリンピアンナイトが取消で一気に予想しやすくなったな。。。
■ 高松宮記念
1頭、男の超注目馬がいる。
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | ZI | 前走からの ハンデ差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | シーチャリオット | 牡5 | 戸崎圭太 | 55 | 0 | 0 | |
1B | 2 | カイトヒルウインド | 牡8 | 津村明秀 | 54 | 90 | -1 | |
2 | 3 | △ | トラストジュゲム | 牡5 | 松岡正海 | 55 | >115 | -2 |
2 | 4 | マルブツリード | 牡4 | 安藤光彰 | 54 | >113 | -1 | |
3 | 5 | ○ | トーセンブライト | 牡6 | 藤田伸二 | 56 | 104 | -1 |
3 | 6 | ▲ | クーリンガー | 牡8 | 和田竜二 | 57.5 | 99 | +1.5 |
4B | 7 | △ | ツムジカゼ | 牡7 | 鮫島良太 | 55 | 113 | 0 |
4B | 8 | ★ | テイエムプリキュア | 牝4 | 大野拓弥 | 51 | 94 | 0 |
5 | 9 | スナークファルコン | 牡5 | 石橋脩 | 53 | 112 | 0 | |
5 | 10 | ヤマタケゴールデン | 牡4 | 柴山雄一 | 53 | 92 | -1 | |
6B | 11 | オーガストバイオ | 牡6 | 勝浦正樹 | 55 | 113 | 0 | |
6 | 12 | 出走取消 | ||||||
7 | 13 | ◎ | ビッググラス | 牡6 | 村田一誠 | 57 | 119 | 0 |
7 | 14 | ヒシハイグレード | 牡4 | 菊沢隆徳 | 53 | 91 | -2 | |
8 | 15 | クワイエットデイ | 牡7 | 角田晃一 | 55 | 111 | +1 | |
8 | 16 | △ | ヒカルウイッシュ | 牡5 | 北村宏司 | 56 | 113 | 0 |
フェブラリーSでよもやの場面があったビッググラス1強のレース。
パワータイプの大型馬が軽いハンデを被っているだけなので、ハンデといっても差はあまり関係なさそう。
■ 前哨戦の比較
ダイオライト記念 | クーリンガー、マルブツリード |
根岸S | ビッググラス、ヒカルウイッシュ、スナークファルコン、ヒシハイグレード |
平安S | クーリンガー、オーガストバイオ |
京都金杯 | ビッググラス、テイエムプリキュア |
東京大賞典 | クーリンガー |
フェブラリーS | ビッググラス |
根岸でビッググラスと0.4秒差5着のヒカルウイッシュが相手。前走は直線の不利もあった。
超スローの前残り仁川組で買えるのは、直線差し返したツムジカゼだけ。クワイエットデイは展開が嵌っただけ。
中山は天気が回復しない限り渋った馬場でのレースになりそう。
重馬場になった場合のみパワータイプのクーリンガーの台頭がありそう。脚抜きの良い時計のでる馬場なら不要かも。
あとはトーセンブライトだがジェイドロバリーの血が入ってるせいか休養明けはわりと走る。
この馬はマリーンSの時計が優秀。ここでフィールドルージュ、タガノゲルニカ、カフェオリンポスに圧勝している。
あとは軽量の一発があるかものテイエムプリキュラ。阪神JFは渋った馬場に伸びあぐねたライバルを一蹴した。
オーガストバイオは人気ほどの魅力はない。
ここは勝負度Aでもいいが、高松宮があるのでやめとく。
■ 馬券
単勝 ◎ 6000円
馬単・馬連 ◎→○▲ 各500円(2点)
馬単 ◎→△△△ 各500円(3点)
3連単 ◎→○▲△△△→○▲△△△ 各100円(20点)
3連単 ◎→★→○▲△△△ 各100円(5点)
計 12000円
|
|||||
1着:13 |
|
||||
軸馬:13 |
|
||||
1着:13 |
|
||||
2着:03,05,06,07,16 3着:03,05,06,07,16 |
|
||||
2着:08 3着:03,05,06,07,16 |
|
||||
合計金額 12,000円 |
よもやのテイエムプリキュア一発があると、面白いんだが。(★絡み3連単は20万馬券)
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | Ave-3F | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | ± |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 15 | クワイエットデイ | 牡7 | 55 | 角田晃一 | 1.51.4 | 15-15-13-07 | 36.60 | 38.2 | 9 | 19.1 | 498 | -8 | ||
2 | 3 | 5 | ○ | トーセンブライト | 牡6 | 56 | 藤田伸二 | 1.51.6 | 1 | 06-06-05-06 | 36.35 | 38.9 | 8 | 17.6 | 494 | +8 |
3 | 8 | 16 | △ | ヒカルウイッシュ | 牡5 | 56 | 北村宏司 | 1.51.6 | ハナ | 13-14-13-10 | 36.65 | 38.3 | 4 | 9.7 | 486 | 0 |
4 | B4 | 7 | △ | ツムジカゼ | 牡7 | 55 | 鮫島良太 | 1.52.0 | 21/2 | 10-12-08-07 | 36.50 | 39.0 | 3 | 8.4 | 532 | -8 |
5 | B1 | 2 | カイトヒルウインド | 牡8 | 54 | 津村明秀 | 1.52.3 | 2 | 10-11-08-03 | 36.50 | 39.3 | 15 | 142.9 | 502 | +12 | |
6 | 2 | 4 | マルブツリード | 牡4 | 54 | 安藤光彰 | 1.52.3 | クビ | 10-08-05-03 | 36.35 | 39.6 | 10 | 19.5 | 490 | +2 | |
7 | 2 | 3 | △ | トラストジュゲム | 牡5 | 55 | 松岡正海 | 1.52.4 | クビ | 02-02-02-02 | 36.20 | 40.0 | 2 | 4.6 | 506 | +2 |
8 | 3 | 6 | ▲ | クーリンガー | 牡8 | 57.5 | 和田竜二 | 1.52.5 | 1/2 | 04-04-03-03 | 36.30 | 39.9 | 5 | 9.7 | 538 | 0 |
9 | 7 | 13 | ◎ | ビッググラス | 牡6 | 57 | 村田一誠 | 1.52.6 | 1/2 | 13-13-13-10 | 36.60 | 39.4 | 1 | 3.3 | 516 | -2 |
10 | 7 | 14 | ヒシハイグレード | 牡4 | 53 | 菊沢隆徳 | 1.53.3 | 4 | 01-01-01-01 | 36.15 | 41.0 | 12 | 38.0 | 536 | -4 | |
11 | B6 | 11 | オーガストバイオ | 牡6 | 55 | 勝浦正樹 | 1.53.3 | ハナ | 08-09-08-10 | 36.50 | 40.3 | 7 | 13.3 | 508 | -6 | |
12 | 5 | 10 | ヤマタケゴールデン | 牡4 | 53 | 柴山雄一 | 1.54.7 | 9 | 08-09-12-14 | 36.55 | 41.6 | 14 | 125.7 | 506 | +12 | |
13 | 5 | 9 | スナークファルコン | 牡5 | 53 | 石橋脩 | 1.54.8 | 1/2 | 06-06-05-10 | 36.35 | 42.1 | 6 | 13.0 | 462 | -4 | |
14 | 1 | 1 | シーチャリオット | 牡5 | 55 | 戸崎圭太 | 1.55.6 | 5 | 04-04-08-14 | 36.50 | 42.6 | 11 | 23.3 | 524 | -3 | |
15 | B4 | 8 | ★ | テイエムプリキュア | 牝4 | 51 | 大野拓弥 | 1.56.1 | 3 | 03-03-03-07 | 36.25 | 43.6 | 13 | 46.5 | 484 | -4 |
返 | 6 | 12 | オリンピアンナイト | 牡4 | 55 | 吉田豊 |
ノーテンだ。。。
枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | ZI |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | △ | シーイズトウショウ | 牝7 | 池添謙一 | 55 | 114 |
1 | 2 | △ | アンバージャック | 牡4 | 横山典弘 | 57 | 98 |
2 | 3 | △ | サチノスイーティー | 牝4 | 吉田隼人 | 55 | 106 |
2 | 4 | ビーナスライン | 牝6 | 秋山真一 | 55 | 98 | |
3B | 5 | ディバインシルバー | 牡9 | 穂苅寿彦 | 57 | 94 | |
3 | 6 | キーンランドスワン | 牡8 | 吉田稔 | 57 | > 93 | |
4 | 7 | △ | スピニングノアール | 牡6 | 福永祐一 | 57 | 108 |
4 | 8 | スズカフェニックス | 牡5 | 武豊 | 57 | 117 | |
5 | 9 | ◎ | マイネルスケルツィ | 牡4 | 柴田善臣 | 57 | 114 |
5 | 10 | モンローブロンド | 牝5 | 岡部誠 | 55 | 75 | |
6 | 11 | △ | プリサイスマシーン | 牡8 | 安藤勝己 | 57 | 119 |
6 | 12 | △ | エムオーウイナー | 牡6 | 小牧太 | 57 | 117 |
7 | 13 | タマモホットプレイ | 牡6 | 渡辺薫彦 | 57 | 96 | |
7 | 14 | ★ | リキアイタイカン | 牡9 | 中舘英二 | 57 | 95 |
7 | 15 | コスモフォーチュン | 牝5 | 川島信二 | 55 | 84 | |
8 | 16 | ○ | オレハマッテルゼ | 牡7 | 後藤浩輝 | 57 | 99 |
8 | 17 | ペールギュント | 牡5 | 上村洋行 | 57 | 90 | |
8 | 18 | ▲ | スリーアベニュー | 牡5 | 田中勝春 | 57 | 123 |
■ 展開
まずは男の独自分析で高松宮記念の傾向を斬ってみる。
重賞 | 日付 | コース | 勝ち馬 | Lv | タイム | ペース | LAP | |
第36回高松宮記念 | 2006/03/26 | 中京芝1200m | オレハマッテルゼ | B | 114 | H | 11.9-10.5-11.3-11.3-11.3-11.7=1.08.0 | |
第35回高松宮記念 | 2005/03/27 | 中京芝1200m | アドマイヤマックス | B | 113 | H | 11.8-10.3-11.2-11.4-11.6-12.1=1.08.4 | |
第34回高松宮記念 | 2004/03/28 | 中京芝1200m | サニングデール | B | 113 | H | 11.8-10.3-10.8-11.2-11.6-12.2=1.07.9 | |
第33回高松宮記念 | 2003/03/30 | 中京芝1200m | ビリーヴ | B | 114 | H | 11.9-10.3-10.7-11.2-11.9-12.1=1.08.1 | |
第32回高松宮記念 | 2002/03/24 | 中京芝1200m | ショウナンカンプ | B | 115 | H | 11.8-10.2-10.9-11.5-11.7-12.3=1.08.4 | |
内目の馬場の荒れやすい時期で、小回りの外差し馬場になりやすいので、 普段来ない馬が来るという特殊なレース事情がある上に、短距離なので荒れ傾向にある。 実績馬が不発に終わり、期間・地域限定馬が活躍するイメージが強い。 ペースは5ハロン終始11秒台のワンペースでラスト1はロンは雪崩れ込みになりやすい。勝つ馬はこのパターン。 ただし、時期的に外差し馬場になっていることが多く、外からの差しが2、3着に突っ込んでくるという特徴もある。 |
サニングデールとか、キーンランドスワンとか、シーイズトウショウとか、中央開催ではまずお目にかかれない馬が馬券になっている。
単純に強い馬が勝つレースというよりも、このレース自体の個性に合った馬が勝つというイメージが強い。
必ず2ハロン目が10秒台になり、息を入れる暇がない。
スプリンターズSとは明らかに傾向が違うので、惨敗した馬の巻き返しもよくある。
緩急のあるペースに強いタイプは軽視で、息の入らない短距離のハイペースに強いタイプが中心になるだろ。
■ 直前の勝負気配
(1)シーイズトウショウ=角馬場で調整。落ち着きがあって堂々とした姿。「うまく仕上がった。ただ、雨がどうか。良馬場でやりたいが…」と織川助手。 (2)アンバージャック=初めての中京競馬場になるが、到着後も落ち着きがありいい雰囲気だ。「輸送は慣れているし、問題なかったよ」と小泉厩務員。 (3)サチノスイーティー=午前10時40分に中京へ到着した。「輸送は慣れているし、馬体も問題ないよ。枠もいいところをひけたね」と林調教厩務員。 (4)ビーナスライン=午前10時半に中京競馬場へ到着した。「いまは体調がいい。体は前回よりマイナスになっていると思う。楽しみはある」と渡辺助手。 (5)ディバインシルバー=全国各地を周っているだけに、輸送をまったく苦にしていない。「輸送はベテランだからね。雨も歓迎だよ」と長澤厩務員。 (6)キーンランドスワン=厩舎周りの運動。「障害帰りだし、年齢を感じるね。攻めでも良かったころの力強さを感じなかったからなぁ」と牧浦助手。 (7)スピニングノアール=角馬場調整。「当日の天候が気になる。雨が降ると駄目だからね。それにゲートも良くないから奇数番もどうか」と影山助手。 (8)スズカフェニックス=坂路で15-15の軽めを乗られる。好調キープ。「雨はこなせるけど、脚質を考えると歓迎ではない。枠も中途半端」と込山助手。 (9)マイネルスケルツィ=午前10時すぎに中京入りした。「左回りの調教では手前の替え方もスムーズだった。差は詰められそうな状態」と桑原厩務員。 (10)モンローブロンド=朝一番に坂路入り。「追い切って出来は上向き。それでも、夏場に比べると一息。時計の掛かる馬も歓迎じゃない」と佐藤助手。 (11)プリサイスマシーン=中京コースとは相性抜群。輸送後でもリラックスして落ち着いている。「輸送は気にならないですし、いい雰囲気です」と萩原師。 (12)エムオーウイナー=角馬場で体をほぐしたあと、坂路へ。「一番いい状態でGIに出走できるのが何より。雨もある程度ならこなせる」と服部師。 (13)タマモホットプレイ=DWを1周。コズミも見られず順調。「落ち着きがあって、出来はいい。雨が心配。レース中は降っていて欲しくない」と南井師。 (14)リキアイタイカン=ベテランらしく、輸送後でもどっしり落ち着いている。「輸送は問題なかった。納得できる出来で臨める」と高井調教厩務員。 (15)コスモフォーチュン=角馬場で調整。「昨年の冬より気配はいい。ただ、内ラチ沿いを走らせたかったから、外の奇数枠だけは引きたくなかった」と宮師。 (16)オレハマッテルゼ=坂路でラスト1F13.3秒。軽快な脚さばき。「追い切りでしまいを要したので気合いをつけた。気持ちが乗ってきた」と音無師。 (17)ペールギュント=坂路で軽め。「1200mを試してみる。雨で時計が掛かるのはいいけど、速いペースにどこまでついて行けるか」と橋口師。 (18)スリーアベニュー=Bコースを軽め。落ち着く。「初経験だけど、芝適性はありそう。ただ、雨がどうか。時計が掛かる点に期待」と宮本助手。 |
■ 前哨戦の比較
過去のレースを見ながら、高松宮の有力馬を洗い出していく。(男の注目馬はピンク色)
|
高松宮記念・G1(去年) |
オレハマッテルゼ(1着)、シーイズトウショウ(3着) |
左回り平坦スプリント戦線という狭い縄張りでのみ活躍できるというオレハマッテルゼの個性が見えたレース。 とにかくワンペースで押し切るレースがこの馬には向く。馬場が悪化するのも好走条件のひとつ。 去年は外枠を引いたので本命にしたシーイズトウショウの粘りも見所が合ったが、一歩及ばなかった。 オレハマッテルゼが来なかったら3連複2万馬券だったのに… オレハマッテルゼは近走の成績が悪いが、すべて条件が不向きだった。 スワンSは59キロを背負わされ苦手な右回り。それでいてプリサイスマシーンと0.3秒差の5着なら悪くない。 折り合いに難がある馬なので1200mはその分いいはず。 今年は陣営も馬の個性を意識してか、フェブラリーを叩いて本番というローテーションはキングヘイローと同じ。 [キングヘイロー:フェブラリー13着→高松宮1着/オレハマッテルゼ:フェブラリー16着→高松宮?着] 引退説も出ているシーイズトウショウ。ならば仕上げは万全だろう。 牝馬であまり内枠が歓迎できない分割引だろうか。できれば得意の外枠が良かった。 馬場の荒れた最内枠を走らされるのは明らかに不利だ。3着だった去年の同レースは7枠13番だった。 サクラバクシンオー産駒ということもあり、いいのは夏場の平坦ローカル。 ベストの条件ではないものの好調そうだし、今回55キロで走れるのは実績を考えると有利。 |
|
マイルCS・G1 |
マイネルスケルツィ(4着)、プリサイスマシーン(5着) |
マイネルスケルツィはダイワメジャーからのプレッシャーに屈せずに0.3秒差に粘った強い競馬。 同型のステキシンスケクンは脱落した。ここでのダイワメジャーの勝ち時計は馬場差を考えるとかなり優秀。 プリサイスマシーンも強い競馬だったが、マイネルスケルツィが一枚上手だった。 マイネルスケルツィの本格化を垣間見た一戦。 マイルCSの内容からすると重馬場はプラス作用があるだろう。 ヨシトミ先生がオレハマッテルゼよりもこっちを選択していることからも相当な色気を持っているはず。 とくに、高松宮を2回勝っているヨシトミ先生。(2000年キングヘイロー/2006年オレハマッテルゼ) 他のコースでは折り合いや切れ負けで惜敗が濃厚なこの馬だが、 今回は3コーナーからの惰力で押し切ってしまいそうなニオイがプンプンするんだが。。。 |
|
阪急杯・G3 |
プリサイスマシーン(1着)、スズカフェニックス(3着) |
プリサイスマシーンはデキが一息だったが、アンカツの腕と馬の器用さで巧く立ち回った1着。 この器用さというか老獪さが活かせるヤネはアンカツしかおらず、馬の地力は一線級に劣り、 上積みも見込めないので、好勝負は演じるものの勝ちきれないレースが続きそうなのを予感させたレースだった。 今回は内が荒れており、ロスなく内を…とは行かないのでやや苦戦すると見ている。 スズカフェニックスは届かないと思っていたが、想像以上の伸びだった。同着で勝った2頭よりかは確実に強い競馬をしていた。 今回の高松宮記念は3角外枠から豪快に差しきるシーンを思い浮かべたが、それにしても今回は枠が悪い。 外差し馬場を考慮しても、阪急杯よりも距離が短い今回は届かない可能性が高い。 ましてや、道悪はかなりな割引きなはず。 この阪急杯以外では、京都金杯で馬群を捌けずに沈んだこと、東京新聞杯での外から豪快な差し切り勝ちをみるにつけ、 器用さに欠けるので、小回りの今回は軽視で良馬場の広いコースで中心視したい。 それよかまだ、スプリント戦線で瞬時のギアチェンジができるスピニングノアールのほうがマシだ。 |
|
オーシャンS・G3 |
サチノスイーティー(2着)、スピニングノアール(4着)、リキアイタイカン(5着)、ビーナスライン(7着)、 タマモホットプレイ(8着)、コスモフォーチュン(11着)、アンバージャック(15着) |
アイルラヴァゲイン(1着)ごときに勝てない馬の吹き溜まり。 オープン級の上位なら、サチノスイーティー、スピニングノアール、ビーナスラインだが、G1には足りない印象だった。 ここでの結果から高松宮記念限定で有力な馬がどれか?というと、 サチノスイーティーは外枠がよくなかったわりには好走したので、得意の内+道悪+55キロならこの中では割と期待できるか。 スピニングノアールは重馬場だとダメだろう。 ビーナスラインはフルゲートの今回はもまれ弱さと道悪がマイナスで、また凡走の予感が。函館開催まで待ちたい。 リキアイタイカンは単勝万馬券の人気を考えて、3着におさえる。ムラ馬の一発で飛び込んでくるかも。 |
|
シルクロードS・G3 |
エムオーウイナー(1着)、タマモホットプレイ(2着)、ビーナスライン(3着)、アンバージャック(4着)、 サチノスイーティー(5着)、ディバインシルバー(7着)、コスモフォーチュン(10着)、スピニングノアール(11着)、 リキアイタイカン(13着) |
ハンデと展開に恵まれた勝ち馬のエムオーウイナーよりも3着ビーナスラインのほうが強い競馬をしていた。 2着のタマモホットプレイが次走オーシャンSで惨敗していることからも、 このレース自体のレベルは低調で、時計が速いといってもG1で通用するまでかというと疑問。 東スポ本紙予想の渡辺は高松宮予想で1分7秒台の3レースを強調してエムオーウイナーを本命にしてるが、 この3レースは全て時計の出やすいコースや馬場だった。 高松宮レコードは1.07.4だが馬場差を考慮したらエムオーウイナーにはこの時計は出せないだろう。 有力馬のデキが軒並み悪かったのもハマった、エムオーウイナーの楽な競馬は時計どおりの評価はできない。 ただ、好調時の勢いは無視できないので3着の目は考えたほうがいいかも。 調教の猛時計(坂路48.8)はちょっとスパルタ過ぎる。本番でぶっ飛ばなければいいが。。。 サチノスイーティー、アンバージャック、スピニングノアールは単にデキ落ちでここは度外視したほうがよさそう。 |
|
ガーネットS・G3 |
スリーアベニュー(1着)、サチノスイーティー(5着) |
スリーアベニューはガーネットS勝ちは軽ハンデと展開と道悪適性の差がズバリ嵌ったからだ。 しかし、それにしてもあの雨でドロドロの不良馬場でリミットレスビッドを差しきったのだから相当なパワーがあると見るべきだろう。 初の芝だが、高松宮記念なら今回限定で買いたい馬。父アフリートはダート血統だが、母エナジートウショウはバリバリの芝血統。 外枠を引いたのもラッキーで、この時期は馬場の良い外からは差しやすいはず。(2004年のデュランダルの大外からのマクリをみても) ダートの1200で34.8のアガリをマークしたこともある(円山特別)。馬場無関係にアガリ36秒台を6発もマークしている。この末脚は脅威。 |
|
京都金杯・G3 |
マイネルスケルツィ(1着)、スズカフェニックス(5着)、タマモホットプレイ(9着)、ペールギュント(12着) |
マイネルスケルツィはレベルの高かった京都金杯ではエイシンドーバー、スズカフェニックス、キンシャサノキセキに先着している。 阪急杯をプリサイスマシーンと同着だったエイシンドーバーを物差しにしてもプリサイスマシーン以上の器かもしれない。 |
|
■ 馬券
単勝 ◎ 1万6000円
ワイド ◎…○▲ 2000円・500円
馬単・馬連 ◎→○▲△△△△△△★ 各500円(18点)
3連複 ◎○軸−▲△△△△△△★ 各400円(8点)
3連単ボックス ◎○▲ 各100円(6点)
3連単 ◎→○→▲△△△△△△★ 各100円(8点)
3連単 ◎→▲△△△△△△★→○ 各100円(8点)
計 32900円
|
|||||
|
|||||
|
|||||
1着:09 |
|
||||
軸馬:09 |
|
||||
軸馬:09−16 |
|
||||
|
|||||
2着:16 3着:01,02,03,07,11,12,14,18 |
|
||||
2着:01,02,03,07,11,12,14,18 3着:16 |
|
||||
合計金額 32,900円 |
リキアイタイカンが3連単・3連複に絡むと100万になる。
スズカフェニックスが突っ込んできたら…速攻寝るぜ。
ノーテン。
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | Ave-3F | 上3F | 人 | 単勝 | 体重 | ± |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 8 | スズカフェニックス | 牡5 | 57 | 武豊 | 1.08.9 | 07-05 | 34.30 | 34.6 | 1 | 4.5 | 464 | +2 | ||
2 | 8 | 17 | ペールギュント | 牡5 | 57 | 上村洋行 | 1.09.3 | 21/2 | 11-11 | 34.50 | 34.8 | 13 | 105.5 | 522 | +4 | |
3 | 6 | 11 | △ | プリサイスマシーン | 牡8 | 57 | 安藤勝己 | 1.09.3 | クビ | 05-05 | 34.20 | 35.1 | 2 | 4.8 | 482 | -2 |
4 | 2 | 4 | ビーナスライン | 牝6 | 55 | 秋山真一 | 1.09.4 | 1/2 | 18-18 | 35.10 | 34.3 | 11 | 38.5 | 474 | 0 | |
5 | 8 | 16 | ○ | オレハマッテルゼ | 牡7 | 57 | 後藤浩輝 | 1.09.5 | クビ | 03-03 | 34.00 | 35.5 | 6 | 11.9 | 474 | -2 |
6 | 5 | 9 | ◎ | マイネルスケルツィ | 牡4 | 57 | 柴田善臣 | 1.09.5 | ハナ | 08-08 | 34.40 | 35.1 | 4 | 6.2 | 504 | -8 |
7 | 6 | 12 | △ | エムオーウイナー | 牡6 | 57 | 小牧太 | 1.09.6 | 1/2 | 02-02 | 33.90 | 35.7 | 3 | 5.4 | 512 | -10 |
8 | 1 | 1 | △ | シーイズトウショウ | 牝7 | 55 | 池添謙一 | 1.09.6 | ハナ | 04-03 | 34.10 | 35.5 | 5 | 6.5 | 486 | +15 |
9 | 7 | 14 | ★ | リキアイタイカン | 牡9 | 57 | 中舘英二 | 1.09.6 | ハナ | 15-16 | 34.90 | 34.7 | 15 | 163.5 | 498 | -4 |
10 | 7 | 13 | タマモホットプレイ | 牡6 | 57 | 渡辺薫彦 | 1.09.6 | 頭 | 14-13 | 34.70 | 34.9 | 12 | 85.5 | 476 | +2 | |
11 | B3 | 5 | ディバインシルバー | 牡9 | 57 | 穂苅寿彦 | 1.09.9 | 2 | 01-01 | 33.80 | 36.1 | 14 | 113.9 | 504 | +10 | |
12 | 4 | 7 | △ | スピニングノアール | 牡6 | 57 | 福永祐一 | 1.10.0 | 3/4 | 11-08 | 34.50 | 35.5 | 10 | 34.4 | 478 | +4 |
13 | 1 | 2 | △ | アンバージャック | 牡4 | 57 | 横山典弘 | 1.10.1 | クビ | 08-08 | 34.40 | 35.7 | 7 | 20.7 | 516 | -12 |
14 | 2 | 3 | △ | サチノスイーティー | 牝4 | 55 | 吉田隼人 | 1.10.1 | ハナ | 05-05 | 34.20 | 35.9 | 9 | 22.5 | 442 | -2 |
15 | 7 | 15 | コスモフォーチュン | 牝5 | 55 | 川島信二 | 1.10.1 | 頭 | 11-13 | 34.60 | 35.5 | 16 | 193.4 | 474 | +8 | |
16 | 3 | 6 | キーンランドスワン | 牡8 | 57 | 吉田稔 | 1.10.3 | 11/4 | 15-13 | 34.80 | 35.5 | 17 | 228.7 | 486 | 0 | |
17 | 8 | 18 | ▲ | スリーアベニュー | 牡5 | 57 | 田中勝春 | 1.10.4 | クビ | 15-16 | 34.80 | 35.6 | 8 | 22.2 | 508 | +6 |
18 | 5 | 10 | モンローブロンド | 牝5 | 55 | 岡部誠 | 1.11.2 | 5 | 08-11 | 34.40 | 36.8 | 18 | 234.2 | 460 | +2 |
ペールギュントってなんだよ!
1・2着が父サンデーサイレンス、3着が母父サンデーサイレンス。4着がサンデーの孫、5着がまたサンデーサイレンス産駒。
外差しの馬場で、サンデーの産駒は馬場が嵌ればまとめて好走する傾向があるので、
過去にオレハマッテルゼ、デュランダル、アドマイヤマックスが好走してることを考えれば、買えなくもなかった。
マイネルスケルツィはサンデー軍団の次か…馬場バイアス考えたら健闘したのかもしれない。
逆にサンデーの孫のタマモホットプレイ、モンローブロンドは馬場が味方していたのに全くダメだったという評価か。