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2007年4月8日(日)

• ■　作戦
• ■　阪神11Ｒ　桜花賞

■　作戦

　３連単１点勝負をかまそうかと思ったが、やめた。
　一か八かの３連単１点勝負もアツいが、買いかた一つで確実に儲けられそうだ

■　桜花賞　

五大クラシックレースの第一弾として行われる桜花賞は、イギリスの1000ギニーにあたる競走で、最もスピードのある優秀な牝馬の選定および、優良な繁殖牝馬の選定のためのチャンピオンレースである。３歳クラシックレースの中で、桜花賞と優駿牝馬（オークス）は牝馬だけで争われる。また、桜花賞は牝馬三冠（桜花賞・優駿牝馬・秋華賞）の第一関門でもあり、桜の咲き誇る季節の中で幾多の名勝負、名牝を生み出してきた。その歴史は1939年に創設された『中山４歳牝馬特別』が始まりで、1947年に現在の『桜花賞』に改称、同時に開催場も京都競馬場に移され、距離も創設当初の1800ｍから1600ｍに短縮された。その後、1950年に開催場が阪神競馬場に移され、現在に至っている。今回が、昨年の馬場改修により新設された芝外回りコースで争われる初めての桜花賞となり、スタート地点が１コーナーポケットから向正面へ移動され、最後の直線距離が476.3ｍに延長された。

デビュー勝ち
・過去10年でアローキャリーを除く９頭がデビュー勝ち
・早熟で、デビュー当初に圧勝のパフォーマンスを見せた馬が強い

キャリア３〜７戦、勝利数２勝以上
・勝利数が多いほど信頼度アップ。１勝馬はワンダーパヒューム（95）以来いない。
・上位人気に限定しても１勝馬は好走確率が低い。

連対率５割以上
・アローキャリーを除く19頭が連対率５割をキープ。近走頭打ちは「消し」

マイル３着以内経験
・マイル未経験馬はロンドンブリッジ(98)１頭。

阪神経験
・ダンスインザムード(04)以外は関東馬の好走は阪神コース経験馬に限られていた。
・心身ともに幼さを残す時期だけに、長距離輸送・コース未経験は不安が残る。

ステップレース＝チューリップ賞、ＦＲ組（４着以内）
・最多はチューリップ賞、ついでフィリーズレビュー組の連対が目立つ。
・クイーンカップ組はやや劣勢だが、アローキャリーやシーザリオなどの例もあるので一応チェック。

前走着順にも注目
桜花賞馬の前走での着順をみてみると、前走１着馬が過去10年で５勝と、優勝馬の半数を占めている。前走２着馬で桜花賞馬になったのは、後に牝馬三冠を達成したスティルインラブだけと、こちらはやや苦戦ぎみだ。そのなかで異彩を放つのが、前走４着馬の好成績ぶり。ファレノプシス、プリモディーネが勝ち、ロンドンブリッジ、ブルーリッジリバー、シーイズトウショウが２着に入っている。なお、前走５着以下から巻き返して桜花賞馬に輝いた２頭[チアズグレイス（10着）、アローキャリー（８着）]は、ともに前走がトライアルレースで、かつ１番人気に支持されていたという共通点があった。

スピードタイプ重視
桜花賞は、スタミナよりスピードが重要なレースとよく言われる。そこで、初勝利が桜花賞より短い距離だった連対馬をまとめてみたのが。該当する馬がワンツーを決めた年も多く、スピードがあることを誇示していた馬に注目する手はありそうだ。昨年はキストゥヘヴンが1600ｍ、アドマイヤキッスが1800ｍでの初勝利だったが、キストゥヘヴンは初戦が1200ｍ（２着）だった。ちなみに表中の馬のデビューレースでの成績は、フサイチエアデールを除いて、すべて２着以内に入っていた。

坂路調教馬を重視
過去3年の桜花賞1〜3着馬を調教コースで分類すると、坂路のみ、もしくは坂路とコースで調教した馬が独占している。逆に言うと、コースでしか調教していない馬は、馬券圏内に入っていないのだ。

ただし、昨年の12月に阪神競馬場が新装されたことで、今年の桜花賞から傾向が変わる可能性もある。そこで、検証として桜花賞と同じ距離・コースで行われた昨年の阪神JFを調教で分析すると、何と、1〜5着までを少なくとも坂路で追い切った馬が独占したのだ。

　下馬評どおりウォッカ→アストンマーチャン→ダイワスカーレットの順で決まるとは思えないが、
　新阪神コースは実績どおり決まる傾向があるので、例年の波乱は想定しにくい。
　しかし１、２着はほぼ確定だろう。荒れるとしたら、３着。

　また、雨が気になるので予想はぎりぎりまで確定できない。
　晴れで良馬場の場合だが、注目度の高いレースなので、
　ＪＲＡはレコードが出るように時計の速い馬場に仕上げてくるかもしれない。

■　阪神11Ｒ　桜花賞

展開としてはウォッカとアストンマーチャンが飛ばしていくだろうから、
この２頭と競り合うのはきついので、紐には逆の脚質のスピードタイプということになる。

■　消し条件

上記条件をクリアしている馬

◎アストンマーチャン
阪神ＪＦはアストンマーチャンが抜け出し、逃げ切りかと思われたところに４番人気のウォッカ強襲。
タケもこの伏兵は警戒していなかったはず。
今回は敵はウォッカ１頭。同コースを経験済みなので間合いを計れる分レースはしやすいかもしれない。
スピード勝負ではウォッカ以上に期待できる。課題は折り合いだけだ。
しかし、オークスで勝ち目が薄いだけ、勝負度は高いはずだ！
相手がウォッカでも武は勝ちに来る競馬をするだろう。
出脚があるので、コース取りの差でウォッカに勝つ可能性がある。
四位は不利を受けないようにコースロスを無視して外を廻してくるだろうから、
ウォッカに付け入る隙はそこにある。
ピッチ走法なので、雨が降ったらなおチャンス。

○ウォッカ
ここに書くまでもないが、ウォッカは牝馬ながらすでに古馬ＯＰレベルに遜色ない実績を残している。
いくら牝馬が、いやタニノギムレット産駒が、早熟といってもさすがに強すぎる。

【阪神芝外回りマイル（新コース）】　※東スポより引用

勿論勝ってもおかしくない。。。しかし、チョーシこいて外ブン廻してると、
コース取りの差でアストンマーチャンに惜敗する要素はある。

△ダイワスカーレット
ダイワスカーレットのシンザン記念の２着はアンカツの試し乗り、
勝ち馬のアドマイヤオーラには再度逆転の可能性を残したレース。
チューリップ賞は、ダイワスカーレットは普通ならブッチキリで勝っているレースだった。
ロスなく廻したダイワスカーレットは、外を廻して来たウォッカの差し脚に完敗。
今回は枠順が逆転していることから、普通ならウォッカには勝つことはちょっと考えにくい。
結論はチューリップ賞で勝負付けがすんだ、ということだ。
18番ゲートということで、おつりがなくなってしまう危険すらある。

▲ピンクカメオ
まだ底が見えていないので、どこまで底をあげてくるかが興味深い。
デキに関して、輸送を考慮して早めの入厩、阪神ＪＦのような極端な馬体減のおそれはなくなった。
-14キロの阪神ＪＦにしても３着ルミナスハーバーとは0.4秒差。
出脚がない分逆にレースはしやすいだろうし、うまく溜めれれば３着の漁夫の利も見込める。
菜の花賞で２番手集団上位のイクスキューズとショウナンタレントを下している。
新馬戦から買ってきた馬。菜の花賞を買ったのも、馬体戻してどこまでやれるかを測りたかったからだ。
蛯名なら溜めるのは巧いはず。
本気モードのアストン、ウォッカとの対戦経験があるを重く見て、レインダンスよりこっちにした。

★ハギノルチェーレ
馬場次第だが、前がとまらないなら不要。
しかしウォッカとアストンが抜け出し展開が嵌れば末脚は確実だし、ここは外せない。
フィリーズレビュー、エルフィンＳでもアストン、ウォッカの３着をしっかり確保している。
高速馬場で前がとまらなかった阪神ＪＦ・ファンタジーＳは度外視。しかもそれほど負けてない。
単勝万馬券近い不人気も買い材料のひとつ。結構期待している。
新阪神巧者ということになると岩田も侮れない。
着拾いに徹してくれれば残り目はある。そうゆうドロくさいのは元地方のジョッキーならできるだろ。
テン乗りで折り合いに注文がつくので重い印は打てないが。。
オークスならなお有力な１頭。

ローブデコルテ
次点なら、ローブデコルテだが、ここまでは印が回らない。
阪神ＪＦは後方から外を廻しての価値ある４着だった。
牝馬の折り合いを考えたら、過去の桜花賞をラインクラフトで勝っている福永は魅力だが、チューリップ賞での敗戦が気になる。
チューリップ賞では期待が大きかったが、レインダンスやアロープラネットに先着を許しているのがいただけない。
武鞍上で本番を考えたら勝負のレースだったはずで、ここでの５着はデキ落ちと考えたい。

レインダンス
阪神マイルのチューリップ賞ではウオッカとダイワに６馬身も離された３着だが、
不利があったにもかかわらずローブデコルテに先着しているあたり、こわい１頭。
名前によらず、トビが大きいので雨が降ったらダメかも。

アマノチェリーラン
フィリーズレビューは武の前の競馬で楽をさせてもらった２着。
重賞経験不足、厳しいレースを経験してないので強くおせない。

エミーズスマイル
ヤネの内田だが、馬もジョッキーも外様というのがコスモバルクでもクラシックを勝てなかったように、
それだけで不利なファクターには違いない。
地元船橋での調教なので、坂路調教で強化してきた馬に上積みで負けるのでは。。。

そのほかの馬は、
クーヴェルチュール、ニシノチャーミー、カノヤザクラは短距離専用、
特にサクラバクシンオー産駒はこのコースで、しかもＧ１では不要。
ショウナンタレントは出足はあるが今回は楽な展開にならないはず、コース中心の調教なので最後の坂もこたえるかも。。。
ベリーベリナイスは、カタマチボタンは阪神経験がないし、イクスキューズに負けている。
イクスキューズは上積みがなさそうだし、菜の花賞でピンクとショウナンに負けている。
フローラルカーヴは一瞬しか使えない脚がネック。

■　馬券

アストンとウォッカで決まりだろうというコンセプトがあるので、この枠連を厚く。
で、頭はアストンと考えているので馬単も。
３連単はアストンが高目になるように設定して、ピンク３着付けに帯封の可能性も残しておく。
一応、曲者アンカツと、エミーズの一発も警戒して７−８の枠も保険に買っておく。
７、８の枠は安いが、ウォッカ−エミーズ、アストン−エミーズ、ウォッカ−ダイワ、アストン−ダイワの４パターンをカバーしてるので。

≫結果

安目ツモだ。。。

枠連　７−８　15000×2.4＝36000円