8レースの降級戦で稼いだ金を宝塚記念にコロがして、帯を狙う。
テーマは阪神2200mで強いノーザンダンサー系の血。
函館の降級馬狙いはいい馬がいないのでお休み。
◎ | シゲルタック | 岩田康誠 | 父メイショウドトウ |
○ | マイネルクルーガー | 四位洋文 | 父モンジュー |
降級馬2頭の馬券で勝負。
阪神でも2200なら降級馬のワンツーで堅そう。雨が降ってもだ。
このレースの面白いところは降級馬2頭とも、ノーザンダンサー系だってところだ。
・シゲルタック:
父メイショウドトウ−Bigstone−Last Tycoon−Try My Best−Northern Dancer
・マイネルクルーガー:
父Montjeu−Sadler's Wells−Northern Dancer
テイエムオペラオーの宿命のライバル・メイショウドトウ産駒だ。
サドラーズウェルズの系統はオペラハウスの系統だ。
オペラハウス産駒といえばテイエムオペラオー、メイショウサムソン。道悪巧者だ。
2頭の地力差はあまりないと思うがが、シゲルタックのほうが決め手が上と見て上位に取った。
マイネルクルーガーは2着が多く、ツメが甘そう。それと雨適性と鞍上も考慮して。
もう1頭、連対候補がいる。
・ナリタダイコク:
父フジキセキ−サンデーサイレンス
母父トニービン
トニービンも道悪は強いが、父はサンデー系。
もちろん、4キロの斤量差と、実績を考えたら3歳のナリタダイコクが連対してもおかしくないわけだが、
ここは阪神2200ということでノーザン系だろ。
ナリタダイコクは2200で降級馬とは初戦。それにこの道悪馬場はちょっと過酷だろうとみた。
馬連1点で行きたいところだが、馬単を買える読み材料があるので、馬単・馬連で分割して購入する。
3連単発売がないので、メチャクチャ安い3連複(3.9倍)よりも馬単で勝負。
ノーザンダンサー系のワンツーなら、阪神2200と同条件の宝塚記念とリンクするだろ。
だからここで本線的中したら宝塚に転がすのさ。
馬単 ◎→○ 5000円
馬連 ◎−○ 15000円
雨の具合を見て予想を変えた。
◎ | シゲルタック |
○ | マイネルクルーガー |
▲ | ナリタダイコク |
ナリタダイコクの白百合Sをチェックした。
ぐちゃぐちゃの馬場を直線から伸びるナリタダイコクをみるにつけて、こりゃあるな、と。
マイネルクルーガーは重馬場実績が弱い。
シゲルタックが軸に決定。
買い方だが、馬単◎1頭軸マルチがいいか、馬連+馬単の併せ技がいいか。。
結局悩んだ末、こうした。
馬単・馬連・ワイド ◎→○ 4000円・4000円・8000円
馬連・馬連・ワイド ◎→▲ 4000円・4000円・8000円
計 32000円
これでいくわ。最悪、○▲で決まっても、◎3着ならワイド2点的中で損はしない。
1着 ▲8.ナリタダイコク 2着 ◎3.シゲルタック 3着 …6.シャローム |
馬連・ワイドツモ!
馬連3−8 4000円×7.6=30400円
ワイド3…8 8000円×2.7=21600円
計 52000円
○9.マイネルクルーガーは5着に敗れた。
▲8.ナリタダイコクはハンデ差と雨適性の勝利か。
佐藤哲三がクラシック意識してるって言ってたな。
転がせるほど儲からなかったなあ。雨が悪いな。
ノーザンダンサー系の馬は宝塚記念に強い。
これをN系と分類する。
N系 |
・メイショウサムソン(父オペラハウス) ・アサクサキングス(父ホワイドマズル) ・エイシンデピュティ(父フレンチデピュティ) |
ただし、フレンチデピュティ産駒はクロフネを代表として、基本ダート短距離の血統なので、2200はちょっと長い印象だ。
ノーザンダンサー系の小系統で最もいいのがダンチヒの子だ。
チーフベアハート産駒は改修後の阪神2200は勝率連対率ともトップだ。2200mはベストの距離。
ノーザンダンサー系でも、これに近いのがリファール系コマンダーインチーフ
ホワイトマズル ダンシングブレーヴ モガミ キングヘイロー、
サドラーズウェルズ系ではカーネギー オペラハウスだ。
共通するのは道悪に強いパワータイプってとこか。宝塚のイメージにぴったりだろ。
宝塚記念は究極の消耗戦を想定してるので、サンデー系の勝ちはないと思う次第。
サンデー系含むターントゥ系はよほど能力が高くない限りイラネ。
なぜなら基本、瞬発力の血統だからだ。
該当馬は以下の通り。これをS系と分類する。
S系 |
・アドマイヤオーラ(アグネスタキオン) ・アドマイヤフジ(アドマイヤベガ) ・アルナスライン(アドマイヤベガ) ・インティライミ(スペシャルウイーク) ・エアシェイディ(サンデーサイレンス) ・サクラメガワンダー(グラスワンダー) ・ドリームパスポート(フジキセキ) ・ロックドゥカンブ(レッドランサム) (カッコ内が父馬) |
結構いるだろ?
その他 |
・フォルテベリーニ(ミスタープロスペクター系ヘクタープロテクター) ・カンパニー(トニービン系ミラクルアドマイヤ) |
アドマイヤムーンやディープインパクトは別格と考えてもらいたい。
今年は別格のサンデーっていないだろ。
だから、今年の宝塚記念は、3グループ(S系、N系、その他)に別れるのだ。
やっぱ、テイエムオペラオーが2年連続で連対したレースはノーザンダンサー系の天下とみるべきなのだ!
…いや、これまでの傾向からしてそう決め打ちしよう。
さらに言うと、少数派(異系)の血統って意外と宝塚記念に強い。
タップダンスシチー(プレザントタップ)とかヒシミラクル(サッカーボーイ)とか。
これをI系と分類する。
I系の特徴は闘争本能で走るところだ。
これに該当する馬は今年はいない。
春天、金鯱賞とリンクするのは、消耗戦だからだ。
だから宝塚記念は、N系が本線で、I系が注ってところだ。
有馬記念に強いロベルト系が宝塚記念を勝ちきれないのも、パワーが必要だからだ。きっと。
いずれにせよ、大まかなイメージとしては、 N系>S系ってところは不動だ。
ロックドゥカンブやアドマイヤオーラが勝つとはとても思えない。
(勝ったら、メンゴ。)
阪神は不良馬場発表。直前で予想を見直した。
この不良馬場の恩恵を最大限に受ける馬と言ったら…
…カンパニーとエイシンデピュティじゃん。
サムソンは雨でも力を発揮するタイプではあるので、馬券になる可能性は高い。
メイショウサムソンもDW6F77秒の猛時計。 トラック調教組のなかでは一番時計だ。
カンパニーは一昨年の宝塚記念はディープインパクトの5着。3着バランスオブゲームは超重巧者だ。
4着ダイワメジャーも重は走る。カンパニーはダイワメジャーとハナ差。
去年の稍重の天皇賞にしても、メイショウサムソンの3着だ。
負かしたのはポップロック、アドマイヤムーン、エイシンデピュティ、ダイワメジャー、マツリダゴッホ、デルタブルースと一線級。
目の外傷明けで、本来は適距離の安田記念を使うはずだったんだが、雨の宝塚記念なら残り目は十分にある。
ヨコテンが脚質転換に成功して2連勝。新たな一面を期待。
エイシンデピュティは重の鬼であるフレンチ産駒でノーザン系でもあるのでこの読みからすると買わないわけにいかない。
ただ一線級と長く戦ってきたカンパニーにくらべるとスケールが劣る感じ。
エアシェイディは輸送不安がある。輸送が影響した敗戦もある。
輸送が絡む美浦組は調整が難しいだろう。
ロックドゥカンブは雨には強いだろうが、まだ古馬と対等にやれるとは思わない。
完成度っていう点ではアサクサキングスやアルナスラインよりは下だろ。
アルナスラインは京都大賞典・3着でのアガリの競馬などをみるにつけ軽い芝向きだろう。
だからいらない。
インティライミだが、重馬場でもやれるという読みと、条件的に阪神2200はこの馬にとってベスト。
それとこいつはG1でも勝負の騎乗ができる佐藤哲三。
特に人気ない今回は思い切った騎乗ができることと思う。
アドマイヤオーラは瞬発力が武器の馬なので外そうと思ってたんだが、
馬場の悪い京都記念の勝ち方が圧倒的だったからなあ。
アドマイヤオーラも11秒台を出してるが、これはジョッキーが乗っていた(高田)。
ただ、それはアサクサと比べたらという話で、金鯱賞のときに比べたらデキが明らかに違うのは確か。
うーん、この辺まではおさえたいところではあるな。。。
アドマイヤフジとアドマイヤオーラ、どっちを残すか非常に悩んだ。
京都記念の結果だけ見るとアドマイヤオーラなんだが、これは軽い京都の芝での結果。
それよりも去年の稍重の宝塚記念の4着の結果を上と見た。
アサクサは、菊花賞でロックドゥカンブとは勝負づけは終わったと思っているのだが、アルナスラインとはまだ微妙。
サムソン限定で比較すると、アサクサの決め手は直線の広い阪神コースでは確実に武器になる。
4コーナーからの脚を持続できるスタミナがある上に決め手を持っているという点でサムソンより上だ。
また底が見えているサムソンより、上積みはアサクサのほうが上だろう。
サムソンの力がわかっている分、アサクサの鞍上・四位も動きやすいことと思う。
浅草はDWの2週目でラスト1F11秒.5の猛時計。
しかも乗ってるのは助手だぜ? ジョッキーより体重重いはずだろ? 完全に仕上がってるだろ。
ただ、残念なことにトビが大きすぎるので不良馬場では苦戦を強いられるだろうなあ。
良馬場専用って感じ。去年の宝塚15着もNHKマイル11着も、敗因は馬場が全て。
ここまで馬場が悪化してしまうと、さすがにトビが大きいのでレースにならないんじゃないかと。
この不良馬場を克服できるか?
◎ | メイショウサムソン |
○ | カンパニー |
▲ | エイシンデピュティ |
△ | アドマイヤフジ |
△ | インティライミ |
△ | ロックドゥカンブ |
△ | アサクサキングス |
【本線】
馬連 ◎−○ 1.5万円
馬連 ◎−▲ 1万円
【サムソン1着3連単】
3連単 ◎→○▲→○▲ 各3000円
3連単 ◎→○▲→△△△△ 各1000円
3連単 ◎→△△△△→○▲ 各1000円
【サムソン2着3連単】
3連単 ○▲→◎→○▲ 各1000円
3連単 ○▲→◎→△△△△ 各500円
計 53000円
ロックドゥカンブは完成一歩手前って読みが根底にあるので、人気過剰気味のここは△
インティライミ、アドマイヤフジは配当妙味も考慮。
ちょっと歯車が噛み合えば馬券になってもおかしくない。
大トビがアダになりそうなアサクサキングスを残したのは、
ホワイトマズルの血は基本は重巧者だからだ。
カンパニーは8番人気。嵌れば帯は確実だ。
馬単でなく馬連にしたのはサムソンが1本被りだからだ。
馬連と馬単の差が小さいので、馬連にまとめた。
馬連・3連単安目ツモ!
1着 ▲9.エイシンデピュティ |
受付内容 | ||||||
(1) |
|
|||||
(2) |
|
|||||
(3) |
|
|||||
(4) |
|
|||||
(5) |
|
|||||
(6) |
|
|||||
(7) |
|
|||||
(8) |
|
|||||
(9) |
|
|||||
(10) |
|
|||||
(11) |
|
|||||
(12) |
|
|||||
(13) |
|
|||||
(14) |
|
|||||
(15) |
|
|||||
(16) |
|
|||||
(17) |
|
|||||
(18) |
|
|||||
(19) |
|
|||||
(20) |
|
|||||
(21) |
|
|||||
(22) |
|
|||||
(23) |
|
|||||
(24) |
|
|||||
(25) |
|
|||||
(26) |
|
|||||
(27) |
|
|||||
(28) |
|
|||||
(29) |
|
|||||
(30) |
|
|||||
購入金額 53,000円 払戻金額 386,900円 |
うーんサムソンやっぱりというか、負けたな。
かといって、なにが1着って、わからんかったし、むずかしかったな〜
▲エイシンデピュティの逃げ。 3番手は△インティライミ。 前々で積極的な競馬。 さすがは勝負師、佐藤哲。 |
4角でもまだ▲エイシン粘る粘る。 フレンチの仔は勝負根性が違う。 直線で仕掛ける◎サムソン。 内は前々で粘り込む△インティライミ。 |
◎サムソン交わしにかかるが、 ▲エイシンの2枚腰の伸びを差しきれず。 この辺はウチパクの溜め逃げの妙。 |
▲エイシンデピュティは早め先頭で押し切り。
うーん、重賞でのフレンチの強さと、馬場適性と、あと鞍上の好判断か。
◎サムソンはまた届かずの2着。
○カンパニーはダメだったな。