日本一荒れると言われている(言われていた)函館記念、今年は正攻法で。
正攻法で自然に穴狙いになる。
函館記念のテーマ |
格のある函館巧者狙い |
この程度のメンバーなら、函館巧者と格ある5歳以上の馬を狙えばいいだろうと読んだ。
モデル馬は3連覇したエリモハリアーだ。
巴賞を叩きで使ってくる馬がローテーション的に目に付くが、このときの着順にこだわりすぎると取りこぼしそう。
それとハンデ差はあまり影響ないのではないかと。
あと狙いは忘れ去られつつある格のある実績馬だな。近走だけみてもダメだろ。
あれもこれもで拾っていくとキリがないレースにつき、ワイドで獲るつもりで人気サイドでも思い切って消していく。
◎ | 14.エリモハリアー |
○ | 13.センカク |
▲ | 9.メイショウレガーロ |
△ | 5,7,8,12 |
◎ エリモハリアー
ハンデ57.5キロは実績からしたら0.5キロ軽い。
函館巧者ぶりは言うまでもないが、8歳でも今年は金鯱賞しか使ってないので、
息の長い活躍が期待できるセン馬なら「まだ」走るだろう。金鯱賞惨敗は急仕上げの分。
JC12着はさすがに相手が悪かった。札幌記念8着はは函館記念の反動だろ。
オールカマーがマツリダゴッホの3着と考えればよく走ってるほうだと言えるし、
不得意な右回りでも毎日王冠がダイワメジャーと同タイムの4着ならまだ衰えているとは思えない。
七夕賞も巴賞も回避して疲労回復に努めたのは実績あるココを万全で望みたかったがためだろ。
4連覇(史上初か?)がムリだろうって意見が多かったがそれは単なる歪んだ感覚と思う。
休養明け【0-0-1-5】だが、栗東坂路で12秒台連発で出しているので、肌の合う函館ならいきなりから走ると考えた。
函館のコース調教でもラスト1ハロン11秒を出していて、やはり調子がいいようだ。
走り方がパワーを兼備したピッチでいかにも小回りパワー馬場の函館向き。
頭鉄板とまでは微妙だが、好走は十分期待できる。軸はここ。
今年がラストチャンスなので、実質最後の重賞を勝つチャンス。…なんで十分乗り込んでいる。
○ センカク
レベルの高い京都記念、勝ち馬アドマイヤオーラと0.4秒差、ウォッカの0.1秒差なら7着でも着順ほど負けてない。
タフな京都記念2200mは洋芝でパワーの必要な函館記念2000mと要求される能力が近いだろう。
京都記念からみたら距離短縮、あのレースよりは今回のほうが楽に違いない。この京都記念のレースぶりが○を打った全て。
メトロポリタンS5着は連戦の疲れ。それでもアルナスラインの5着。
函館は未経験だが、右回り【1-1-1-3】で50%で馬券になっている。
休み明け【2-0-0-3】とまずまず、芝2000mは【3-2-3-5】と馬券になっているほうが多い。
4月までは使い詰めで成績が悪かった分人気がないが、地力が発揮できれば重賞級は間違いない。
殿人気だが、そこまで人気がないのはどう考えてもおかしい。エリモハリアーとの印の差はどちらかと言うと左回りのほうがいいから。
夏負けするタイプなので、涼しい函館の空気はあうかも知れん。リフレッシュ効果を期待する。
▲ メイショウレガーロ
ブリンカーつけたのはホワイトの進言らしいが、ホワイトは他の馬に乗ってるし…おいおい。
それでも今年5戦目と大事に使われてきてるのがよくて、ローテーション的には買いたい。
1000万クラスながら洞爺湖特別のタイム1.48.6は巴賞マンハッタンスカイの1.48.5とほぼ同じ。
しかし斤量はメイショウレガーロが1キロ重い。
マンハッタンスカイが中1週のハードなローテーションからバテてしまえば中山金杯の再現、単騎逃げ可能で残り目がある。
ハンデも適当な54キロで、2000mの中山金杯を逃げ粘ったときと同じ斤量。前走から3キロ減てのも良い。
小林の代打騎乗でフィールドベアーで巴賞勝ち→まだ今年5戦目のメイショウレガーロって流れもいいべ。
叩き3走目とブリンカー効果のプラス効果で中山金杯の再現がありうる。
△ コンラッド
休養明けは1度も馬券になってないが、ダイヤモンドS2着の格から印にした。
美浦南ポリトラックで単走だが、6ハロン78.7秒でかなりのデキにあるみたいだ。
9分仕上がりなら叩き良化タイプでもいきなりがある可能性も。
△ マヤノライジン
ハンデは1キロ重くなるが、小倉大賞典でも56キロをこなしていることから馬券の紐には必要。
順調に使われてきて、巴賞を叩き、予定通りのローテーション。
マンハッタンスカイをマークする形だったが早めにバテたので前に押し出されてしまったが、フィールドベアーに交わさせず同着に粘った。
後ろから追われる立場のほうが辛いので、レースの内容的にはフィールドベアーより上だ。
怖いのはこの激走による反動のみ。
去年の函館記念を55キロで0.3秒差3着もチグハグなわりには好走したといえる。
函館は【2-1-1-3】と悪くない。2000mは【0-0-2-3】とやや心許ないが。
△ コーナーストーン
巴賞7着でもタイムは0.3秒と僅差。距離延長とハンデ減で巻き返しあり。
血統もダンスインザダーク×サクラユタカオーで函館の2000は魅力。
乗り役の津村は「通用する」と言っているらしいな。
△ ピサノパテック
ホワイト騎手2走目で斤量減はやや怖い。メイショウレガーロよりもこちらを選んだホワイト。
巴賞の結果自体があまり意味をなさないと思っているが、菊花賞から目をつけてきた馬、ようやく素質開花してきたふうでもある。
サンデーサイレンスとマルゼンスキーの配合は函館向き、
藤沢ブランドはまだまだ人気過剰ってのがやだが、+αもあってもおかしくないので仕方なく押さえる。
マンハッタンスカイ
テンから飛ばしていくと残り目がありそうだし、枠も絶好で、同型メイショウレガーロとは内外の差が生きそう。
4歳でも金鯱賞2着なら格は十分。そして距離延長で巴賞からの巻き返しもあるとかなり言われている。
それでも…今年10戦目ってちょっと使いすぎだろ。
函館記念が目標っつっても中1週もきついし、軽めの調教しかしてないのも気がかりだし、
ハンデも見込まれたか据え置き、頭の高い走法も函館2000m向きでないと、ここまで揃ったら思い切って消し。
ブレーヴハート
飛び切りの穴ならここだが、サンデーサイレンス産駒らしく、パワータイプではない。
スローの瞬発力勝負にならないと…函館は厳しいだろな。
フィールドベアー
巴賞は「走りすぎた感」「脚を使いすぎた感」が強い。
巴賞を目一杯の走り勝ったところで、本番の函館記念で走るとは思えないので反動で飛んでもらおう。
本番に余力残した巻き返し組や函館巧者のほうがいいだろ。
これが同着したマヤノライジンやマンハッタンスカイとの差。
トウショウシロッコ
巴賞7着の結果はあまり気にしなくてよさそうだが、
最高のパフォーマンスが東京競馬場グランドオープン記念1着(54キロ)ではさすがに買えんわ。
タスカータソルテ
不調時の金鯱賞が負けすぎ、好調時が左回りの中京記念勝ち、
このとき以上のパフォーマンスが必要だと思うので、いかに横山ノリさんでもダメとみた。
ミストラルクルーズ
七夕賞はフロック視するのは危険だが、それでも実績が足りないだろ。
三浦騎手はちょっと怖いが、今回はテーマから絞ってワイド勝負という作戦からしたら外すしかない。
トーセンキャプテン
巴賞で外廻して4着でハンデも見込まれて+1キロ。
それでも重賞経験の少なさは心許なさ過ぎる。函館の2000mっていかにも「格」だろ。
目黒記念3着とかって結果があれば買いたいんだが。。。来年頑張ってもらおう。
ワイド ◎…○▲△△△△ 各2000円(6点)
馬単・馬連 ◎→○▲△△△△ 各500円(6点)・各1000円(6点)
3連単 ◎軸1・2着マルチ→相手○▲△△△△ 各100円(60点)
馬単・3連単 ◎○▲ボックス 各400円(6点)・各100円(6点)
計 3万円
ノーテンだ。
1着 …11.トーセンキャプテン 1人気(巴賞4着) 2着 …4.フィールドベアー 4人気(巴賞1着) 3着 …2.マンハッタンスカイ 2人気(巴賞6着) |
4着 ◎14.エリモハリアー 5人気
5着 △7.マヤノライジン 7人気(巴賞1着同着)
中1週の巴賞組にこられたら諦めるしかねえわ。
このへんの読みは来年の函館記念にも影響しそうなのではっきりさせておきたい。
巴賞組のアガリ馬が1〜3着を独占したのは重賞勝ち組みがデキになかったのと展開が向いたからだ。
夏場なので、近走の調子を重視するのはもちろんなんだが、それは本質ではなくて、函館の2000mでモノを言うのはやはり格だと思うのだ。
これは函館SSの結果を踏まえてもそれがいえる。(キンシャサ1着)
夏は牝馬、夏は調子っていってもレベルの低い次元での話。1戦級が参戦してくれば洋芝パワー馬場の函館では通用しない。
エリモハリアーはコース取りの差で脚を余して4着に破れたわけだが、展開次第で勝つことは可能だったとみている。
センカクやコンラッドなどの1線級が破れたのはやはりデキになかったってとこだろうな。
とくにセンカクは夏負けするタイプ。函館は涼しかったかも知れないが輸送もあるし、今年の暑さにやられたっぽいな。
新潟1800の馬場はスピード馬場。
フラムドパシオンが出てきてくれることを祈ってたんだが回避されてしまった。
それでももう1頭の堅軸が残ったので勝負に行く。
◎ | 6.マコトスパルビエロ |
○ | 2.ドンクール |
▲ | 5.マイネルアワグラス |
★ | 8.イイデケンシン |
△ | 1,10,11,13 |
◎ マコトスパルビエロ
スピード新潟ならレコードを持つこの馬が軸しかないだろ。
新潟のダート千8はブライアンズタイム産駒【7-3-4-31】とコース適性も問題なさそう。
先団の競馬なので展開にされる不安も少ない。
問題は休養明けだが、【1-0-2-0】と全て馬券になっている。
ここは素直に軸でいい。
○ ドンクール
去年2着している相性のいいレース。
休み前のコーラルSは仁川Sフィフティーワナーの2着の反動とみることができ、
休養明けのブリリアントSを叩いての良化は確実で、このレベルならまた馬券になる可能性は高い。
どちらかというとパワータイプだが、重賞でないならレベル的に通用する。
関西馬が多いここはチャンスは大きいかもな。
▲ マイネルアワグラス
ボンネビルレコード、フェラーリピサ、ドンクールに先行した平安Sの内容が良かった。
んでもってブライアンズタイム産駒だからマコトスパルビエロとセットで期待できる。
ヨシトミも新馬から乗っているので、折り合いも問題なし。
JDDと平安Sも含めて掲示板を外したのは芝の新馬戦だけ。
ダートは【4-1-2-5】とかなり堅実。
ただ26週明けなのが気がかり。
△ シルククルセイダー
ワキノエクセルとマイネルアワグラスとの比較になるが、ローテーション的にはこの馬がいい。
前走の1600万クラスの勝ち時計はそれなりに速い。
ただ、どちらかというとパワータイプなので、スピードにやられる可能性はある。
△ タガノエクリプス
一角崩しならここか。レコード勝ちの経験からもスピード馬場には対応可能と思う。
実績の割には人気しすぎの感じもするが、
新潟で蛯名がこういう馬に乗ってきたらおさえといたほうが良さそう。
△ ガイアレーサー
持ち時計的には買えないんだが、調教の時計が出ていたのと、新潟に適性がありそうなので3着に。
△ ワキノエクセル
スピード競馬なら持ち時計はあるが、時計の出やすい馬場だった可能性が高くアテにはしずらい。
去年の灘Sはハンデ差があったもののアドマイヤスバルに勝っているので相手の出方次第。
31週ぶりでいきなり走るのはキツいだろうな。。。デキは良さそうだが。
★ イイデケンシン
52キロは軽い。
全日本2歳優駿の時のデキにあればヘタすると逃げ切ってしまうかも。
逃げ宣言をしているので、マコトスパルビエロが可愛がってくれれば道中は楽だろ。
海外帰り初戦のJDDは完全に度外視できる。叩いた上積みは確実。
左回りも川崎と同じ周りの新潟なら走ると思う。あとは古馬相手にどこまで粘れるか。
メイショウシャフト フレンドシップ ヤマタケゴールデン
力不足で不要。上積みもないだろ。
サイレントディール
高速馬場ではもう加齢でズブくなっているので全く不要。
別定戦で背負わされた59キロのハンデも重過ぎる。
ハスフェル
近走の成績が悪すぎる。1800だけに限定してみても悪い。。。
アフリート産駒なのはいいが。。。
3連単
◎→○▲★→○▲★△△△△ 各1500円(18点)
★→◎→○▲△△△△ 各500円(6点)
計 3万円
ノーテンだ。
1着 …12.メイショウシャフト 8人気 2着 ★8.イイデケンシン 5人気 3着 ○2.ドンクール 4人気 |
5着 ◎6.マコトスパルビエロ 1人気
ウチパク、何やってんだ!アホか!
…てか、あれだけ馬群が固まっちまったら抜け出せないのも仕方ないか。
早めの抜け出し出来なかったかなー?
てかマコト封じかしらんが完全に出口塞がれてたな。もしかしたらマークがきつかったか。
JDDが叩きだったイイデケンシン狙いが馬券的には狙いだったかな。
このへんを読みに組み込めばマーク緩いイイデケンシン軸が良かったのかもな。
ただマコト軸に違和感があったのは確か。出来すぎじゃねえか?みたいな。
おそらく他のジョッキーのマークがマコト1頭に注がれてた必然の結果ともいえるかもしれない。
マークを振り切るほど強いという感じでもなかったしな。