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2009年8月2日(日)

今年の小倉記念は正直、フルゲートのハンデ戦でかなり敷居が高いので、敬遠しようと思っていたが、
先週の函館記念を敬遠して失敗こいた(本命のサクラオリオンが1着だった…)ので、敢えて挑戦してみようかと思う。

■ 小倉記念・男の解の公式

コース巧者の血統(タマモクロス・ステイゴールド・スキャン・ダンスインザダーク・リファール)を狙う

小倉記念は速い時計、決め手勝負になりやすい。

小倉記念といえば、メイショウカイドウ。小倉重賞連続V4というメチャクチャな小倉好き。
小倉記念1着→小倉大賞典1着→北九州記念1着→小倉記念1着
しかし…すべて1番人気で馬券的に妙味がなかったが。

メイショウカイドウの血統は、父スキャン・母父ヒツタイトグローリー(ハビタット系)
スキャン産駒は中京・小倉巧者が多いので、それがツボに嵌ったのがメイショウカイドウというわけだろう。
このタイプは季節無関係に小倉は走る。

ちょっと古いがロサードも小倉常連だ。この適正は母父リファールの血。
北九州記念2着3回・小倉記念3着・1着
取りこぼしが目立つのはリファールの特徴かもしれんが、小倉は合うらしい。
01年と02年の3着マヤノアブソルートも母父リファール。
06年2着のヴィータローザも母父リファール。
05年3着ツルマルヨカニセも母父リファール。

意外な小倉巧者がタマモクロス産駒だ。

ケンブリッジレーザ 母父タマモクロス 09年小倉記念3着
ニホンピロキース 父タマモクロス 07年小倉記念2着 06年小倉記念3着

ケンブリッジレーザは11番人気、ニホンピロキースは7番・9番人気だったから、適性で走った可能性が高く、余計に無視できない。
また、こうゆう人気薄は、絡め取らなければならん絶好の対象だろう。

ダンスインザダーク産駒も走る。

ツルマルヨカニセ 父ダンスインザダーク 北九州記念2着 小倉記念3着 小倉日経OP1着
ダイシングロウ 父ダンスインザダーク 博多S1着 小倉記念2着

こんだけ同じ馬が好走する重賞も珍しいので、函館や札幌巧者と同じように、適性がモノをいうのかもしれない。


去年の勝ち馬ドリームジャーニーも小倉巧者で4回のコーナーを廻る小回りは超得意だ。
ステイゴールド産駒は多頭数を捌くのがうまく、小回りでも展開の不利に左右されない。
阪神と小倉は走る。

■ 新潟10R 豊栄特別

≫出馬表

11.タケショウオージ 6番人気
3.4.13.14

タケショウオージのようなタイプは人気がないときには買っておかねばならない。なぜなら、間違いなく潜在能力が高いからだ。

距離短縮はプラスで、コマンダー(中長距離)とニホンピロウイナー(短距離)の血を考えると適距離は間を取ってマイルくらいだろう。
前走、火打山特別は9着だが、ハンデ戦で57キロを背負って、0秒5しか負けてない。しかも距離が長かったぽい。
勝ってもおかしくないが、勝ち切りタイプではないので、直線の長さではコマンダー系のツメの甘さが出そうなので、2・3着付けも買っとく。
コマンダー系オペラハウス産駒メイショウサムソンのようなタイプだろうからな。
新潟走りそうな実績馬に流す。

3連単軸1頭マルチ◎→印 各100円(36点)

計 3600円


≫結果

微妙にノーテンだ。。。

■ 小倉10R 小倉記念

≫出馬表

スマートギアが運悪く除外になって、混戦模様だ。

小倉の馬場はキャラクター的にはまだ荒れてはいないものの、外から差しやすい競馬場だと思っていいだろう。
メンバーを考えると、スローで流れてアガリの競馬になるような気がしてならない。
ただし楽が出来そうな前残りも警戒しとく。

小倉の時計評価の最大値と、血統面からアプローチしてみる。
小倉実績がない場合は、全体の最大値を見る。

1.チョウサンデイ 104(博多S7着) 父エイシンサンディ 母父ラストタイクーン
小倉実績がかなり悪く、時計見ても負けすぎなのでちょっと買えないところ。
54キロでも小倉の特別戦を惨敗だしな。。。(去年の500万クラス都井岬特別8着)
2.トウカイルナ 105(小倉日経OP4着) 父エルコンドルパサー 母父サンデーサイレンス
51キロはかなり軽い。小型馬で2000mを51キロで走れるのは相当有利に違いない。
小倉日経OPは0秒5差の4着で、このときは53キロ。
ここから2キロ軽い…ということは0秒2短縮っつうことだから、3連単のヒモにはいてもいいかな?
大物エルコンドルパサーもスキャンに近い血統で、今回少数派だから、まあ警戒。
3.ニルヴァーナ 110(小倉記念4着・小倉日経OP1着) 父サンデーサイレンス 母父Nureyev
パフォーマンスの最大が小倉ならば、巧者は間違いない。ヌレイエフもリファールと同系統。
小倉日経OP勝ちは56キロでのもの。ただ、他のハンデが軽いので、相対的にどうか微妙。
4.エリモハリアー 101(九州スポーツ杯2着) 父ジェネラス 母父ブレイヴエストローマン
個人的に好きなタイプだが、小倉のパフォーマンスが低すぎる。九州スポーツ杯2着程度では足りない。
やっぱ洋芝巧者、函館か札幌専用の感は否めない。こんでトップハンデならば今回は不要。
5.ダンスアジョイ 115(京都大賞典4着) 父ダンスインザダーク 母父トニービン
こいつはこわい。小倉実績こそないが、平坦コースの実績は悪くない。
新潟=日本海S3着、天の川S2着:中京=関ヶ原S3着
つうか、メトロポリタン3着、京都大賞典3着などからも能力高いのは間違いなく、アガリ33秒台連発、32秒台も複数ある。
そしてダンスインザダーク産駒は小倉は合うので、こいつは買い目に入れないと。
6.シルバーブレイズ 108(七夕賞10着) 父タニノギムレット 母父サンデーサイレンス
血統は申し分ないが、いかんせん平坦コース向きでないだろ。
中京で1着があるが、重賞レベルでみると時計的に遅く買えない。
七夕賞も、今回と同じ斤量の54キロで0秒7差での10着。
7.マストビートゥルー 110(小倉大賞典5着) 父オペラハウス 母父アンバーシヤダイ
小倉実績がわりといい。デキ・展開次第で掲示板はあるだろう。
過去の小倉記念でも母父アンバーシャダイも馬券になっていた気がする。
ただ、55キロはやや買いかぶりすぎか?
8.ハギノジョイフル 92(500万下2着) 父タニノギムレット 母父ジェイドロバリー
ちょっと足りなすぎ?に見えるが、目黒記念3着の実績(107)は無視できない。
単なる道悪巧者とも考えにくく、52キロの軽量で、夏に強いジェイドロバリーなら少しは警戒しておくか。
ここは馬券的に狙い。
9.ホッコーパドゥシャ 110(小倉大賞典7着) 父マヤノトップガン 母父ヤマニンスキー
小倉大賞典は着順ほど負けてない。2着とは僅差。(これはマストビートゥルーもだが)
七夕賞3着(114)や福島民報杯1着(116)のパフォーマンスも高く、十分通用する。
10.テイエムアンコール 93(筑後川特別1着) 父オペラハウス 母父ブライアンズタイム
長久手特別(103)と垂水S(110)の2連勝の勢いから人気しているようだが、タイム的にはちょっと買えない。
特別な小倉野郎でもないし。足りてないし、人気ほどじゃない。
実績からしたら、55キロも微妙に重い。
こいつこそ、いらねー!
11.マイネレーツェル 88(フェニックス賞2着) 父ステイゴールド 母父サクラユタカオー
小倉は2歳S3着以来だが、阪神のフィリーズレビュー・ローズS勝ちを見ても、
同じステイゴールド産駒ドリームジャーニーと同タイプでおそらく小倉も向く。
年齢的にも、季節的にも走るころじゃねえだろうか。
レジネッタを負かしたローズSのタイム評価は109で、この時期としては十分に高い数値。
キャラ的にも、福永とはぴったり合いそう。ここはド本命。
G2を2勝してるのに54キロのハンデはかなり恵まれているだろ。
明らかにここを狙ってきた仕上げ。勝負気配がプンプンする。
12.コスモプラチナ 95(西海賞6着) 父ステイゴールド 母父グルームダンサー
前残りの展開になれば残り目は十分。
マーメイドSの時計評価は113。阪神内回りにリンクする小倉なら再度好走の可能性はある。
仕上がりもピークらしいしな。ステイゴールド産駒のワンツーも??
今回マークされる立場で、同型も存在、前走のような楽はできないとは思うが、なにしろデキがあるからな!
13.エーティーボス 102(関門橋S5着) 父ナリタトップロード 母父コマンダーインチーフ
前走の関ヶ原Sのタイム優秀(108・金鯱賞サクラメガワンダーと0秒1差)…のわりには人気ねえな…
1000万クラスだが小倉勝ちもあり、ここはおさえ必要。
14.クラウンプリンセス 102(関門橋S6着) 父スペシャルウィーク 母父Seattle Slew
米子Sで素質開花か。基本能力が高いのは間違いない。
HBC賞勝ち、GホイップT勝ちは55・56キロを考えると今回53キロは軽いかも。
15.アンノルーチェ 101(九州スポーツ杯1着) 父サツカーボーイ 母父フジキセキ
重賞初挑戦は4キロ減の53キロでも重い?
小倉1着「だけ」が光って人気してるとこみるとバッサリ消しな…。
16.ドリームフライト 98(皿倉山特別1着) 父フサイチソニック 母父リアルシヤダイ
小倉は[2-0-0-1]。かといって下級条件で小倉巧者とはいいがたいが、七夕賞も着順ほど負けてない、(0秒5差9着の110)
馬体重推移は休養明けから+12キロ→−14キロと絞れて叩き3走目は走りごろか。
最低人気は舐められすぎ?
17.ダイシングロウ 113(博多S1着) 父ダンスインザダーク 母父ジェイドロバリー
去年2着は夏場に走るジェイドロバリーの血と、長距離に強いダンスインザダークの適性がフルに発揮されたレースだろう。
「夏馬」と考えると、近走の不振は無視したほうが無難で、いきなり走ると考えていいべ。
ただ8枠は良くないだろ。
18.ダイシンプラン 110(博多S1着) 父タイキシャトル 母父デヒア
博多S組は無視できない。ここはおさえだろ。3頭出し曲者松田博厩舎も勝負気配濃厚。
11.マイネレーツェル
12.コスモプラチナ
17.ダイシングロウ 5.ダンスアジョイ
2.3.7.9.13.14.16.18

ダンスアジョイに◎を打っても面白いが、
馬券的には穴狙いの傾向が見られるので、敢えて逆に正攻法で攻めてみる。
デキ+ステイゴールド産駒のワンツーを想定。
この2頭の血統の勢い、夏場はやっぱ牝馬狙いだしな。
おそらくオッズが割れるので、そこそこのオッズになるだろうな。

ワイドボックス◎○▲▲ 各300円(◎○だけ500円)
馬単ボックス◎○▲▲ 各100円(◎○だけ400円)
3連単フォーメーション◎○→◎○→印全部 各100円(22点)

計 6000円


≫結果

アツー!▲ダンスアジョイ(16番人気)が来たか。。。

てか、1〜7着がハナクビハナクビハナクビ差で、9〜12着がクビハナクビクビ差の大激戦。
12着までが0.3秒以内とは…ハンデ戦マジックで、ハンディキャッパーはしてやったりか。。。

コスモプラチナは心房細動(レース中に起こる原因不明の急性の心臓発作)らしいから、別にバテたわけではない。
マイネレーツェルは川田じゃないと動かせないか。。。福永では役不足だったかもな。。。