買い!という馬が数えるほどしかいない、みなみ北海道Sで勝負。
ステイヤーは数が限られてるから、キャラを憶える意味でも勝負する価値は高い。
まずは傾向から。
【札幌2600m種牡馬別成績(過去3年)】
1.サンデーサイレンス | 2.エルコンドルパサー | 3.ジェイドロバリー | 4.マンハッタンカフェ | 5.グラスワンダー |
特注はエルコンとジェイド。
サンデーは基本能力の高さで上位にいるが、エルコンとジェイドの場合は適性そのもの。
札幌開催の函館記念はエルコンドルパサー産駒のサクラオリオンが勝った。
◎ | 1.ケンブリッジレーザ | 秋山真一郎 | 52キロ | 中穴 |
○ | 13.ハギノプリンセス | 中谷雄太 | 48キロ | 超人気薄 |
▲ | 6.ビエンナーレ | 三浦皇成 | 52キロ | 中穴 |
△ | 5.9 |
◎1.ケンブリッジレーザ
秋山真一郎×札幌は、かなり成績がいい。
シンガリ人気での重賞勝ち実績からも抜けて札幌は巧い。(キーンランドC・タニノマティーニ)
また、同じ洋芝の函館でも最低人気で勝った。(函館SS・ビーナスライン)
先月も札幌の重賞も勝っている。(札幌開催の函館記念・サクラオリオン)
ケンブリッジレーザだが、俺が個人的に下手だと思っているアンミツでさえ、
軽ハンデを利して、去年の小倉記念で3着に食い込んだ。今回もこのときと同じ斤量の52キロ。
それに、同じ重い芝の阪神での勝ち鞍が2つあるので、まあ適性はあるとみていいと判断した。
G3と1600万で3着の実績が3回あるので能力的には足りてる。
アンミツがおろされてから1600万クラスで馬券になったことが岩田と福永で計2回。
だから札幌巧者・秋山の腕で末脚を爆発させてもらいたい。阪神2400mで33.9秒の実績もあるし。
○13.ハギノプリンセス
ハギノプリンセスを買う理由は、夏の札幌・函館開催のときの着順が抜けていいから。
クラスは低いが、
函館【1-1-2-0】(すべて2000m以上)
札幌【1-1-0-1】(すべて2000m以上)←着外は4着だけ。
夏場はとくに成績がいい。
父サンデーサイレンス・母ディクタスと、この配合はいかにもステイヤータイプ。
ディクタスはサッカーボーイの父。サッカーボーイの激走パターンはサンデー系の馬が多く出走しているとき。
今年なら春天マイネルキッツ(母父サッカーボーイ)の激走、宝塚記念ドリームジャーニー(父母父ディクタス)の激走もこのパターンだ。
フローラSは13着だったが、勝ち馬とのタイム差は0.6秒しかない。
こちらを本命にするか悩んだが、秋山の手腕のほうを上位にした。
▲6.ビエンナーレ
ビエンナーレは去年の札幌日経OPでエアジパングとスクリーンヒーローに勝っている。
そんでこの斤量(52キロ)なら買いだろ。
ビエンナーレは皇成の自厩舎・河野通文調教師の馬だから、勝負度は高い。
逃げ一発がある。札幌日経OPの実績があるからここはおそらく狙いのレース。
洋芝適性で一撃が。
△9.エアジパング
エアジパングはエルコンドルパサー産駒。この産駒は洋芝適性が高く、まともなデキなら高いパフォーマンスを期待できる。
実際に札幌実績がすごい。しかも2600mは得意条件。
ステイヤーズSを勝ったのはおそらく横山ノリの腕によるところが大きく、札幌日経OPを取りこぼした藤田騎乗時は割引き。
また松田大作騎乗時は買いだ。松田大作×エアジパング【2-2-0-1】
藤岡佑介もプラス。
またセン馬なので折合い不安がないのはいい。
でも池添が微妙で…とくに騎乗停止あけの先週にまた斜行して審議になったから大胆騎乗ができるか怪しい。
また、まだ馬体ができていないのでここは叩き程度、とみて△評価にした。
△5.ゼンノグッドウッド
実績からすると断然なんだが、印を落とした。
問題は武幸四郎の腕だ。こいつは人気サイドになるとひよってダメだ。
それと函館記念の結果をみても洋芝適性があるとは思えない。
消しにしてもいいが、他にいいのがいないので、おまけで入れた。
クイーンスプマンテの49キロはかなり軽いし、デキもあるようなのでどうすっか迷ったが、
テン乗りのアンちゃんでは折合いに苦労するかもしれない。
レッドアゲート、トウカイエリート、グラスボンバーは鞍上が鞍上なので、長距離戦では買いたくない。
絞込みのためにボックスはやめて軸1頭マルチで。
これなら60点→36点に減る。
3連単軸1頭マルチ◎→印 各100円(36点)
計 3600円
ノーテンだ。。。