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2010年5月30日(日)

■ 作戦

【ダービー〜男の解の公式】

皐月賞燃え尽き症候群が馬券妙味に一役買う。
NHKマイルからの臨戦組も注意。

・皐月賞の反動が出やすく騙されやすい。巻き返しが多いレースでもある。
・NHKマイルからのHペース経験組は注意。
・人気とリンクしないレースなので、軸を決めずに手広く買う。
・モデル馬=ロジユニヴァース・スマイルジャック
・直結レース=NHKマイル・ラジオNIKKEI杯2歳S
・危険タイプ=フサイチホウオー・アンライバルド・コスモバルク

・非直結レース=皐月賞

■ NHKマイル組は注意

過去、NHKマイルからの臨戦組は結構馬券になっている。

NHKマイル組 NHKマイル ダービー

ディープスカイ

1着 1番人気1着
ブラックシェル 2着 6番人気3着
アサクサキングス 11着 14番人気2着

なお、例外としてジョーカプチーノはダービーは惨敗だった。
タニノギムレット・キングカメハメハが別格としても
このステップが悪くない結果につながっている。
おそらく、速いペースを経験させておくのが、上積みにつながるのだろう。
この組は馬券に入れておくのが無難。

■ 皐月賞燃え尽き症候群

人気裏切りパターン 皐月賞 ダービー
アンライバルド 1着 1番人気12着
フサイチホウオー 3着 1番人気7着
フサイチジャンク 3着 2番人気11着
アドマイヤムーン 4着 3番人気7着
ヴィクトリー 1着 2番人気9着
コスモバルク 2着 2番人気8着
サクラブレジデント 2着 2番人気7着

ヴィクトワールピサがこのパターンに該当するんじゃないかと思っている。
あの岩田の内を廻す乗り方がお釣りのなさを物語ってるからだ。
まだまだ伸びる馬とは違う乗り方だった。余力があれば安全な外を廻しても勝てるはず。
勝負に行くと飛ぶ危険がある。

逆に巻き返しパターンはいるか?

巻き返しパターン 皐月賞 ダービー 特記事項
ロジユニヴァース 14着 2番人気1着
リーチザクラウン 13着 5番人気2着
アサクサキングス 7着 14番人気2着 きさらぎ賞1着・NHKマイル11着
スマイルジャック 9着 12番人気2着 スプリングS1着
ブラックシェル 6着 6番人気3着 NHKマイル2着
ザッツザプレンティ 8着 7番人気3着 ラジオたんぱ杯2歳S1着

ロジユニヴァース・リーチザクラウンは揃って2桁着順からの巻き返しだが、
2頭の実績を考えたら巻き返しがあってなんら不思議ではない。
調整の狂いや、輸送、コンディションが万全でなかったなど、
マトモには走ってないことが敗因。
こいいうタイプは来る来ないに関わらず絶対に「買い」。配当妙味がデカイからだ。

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■ 東京9R むらさき賞

≫出馬表

9.ホクトグレイン

ターコイズSのタイムが重賞級のホクトグレイン。
このときの1着馬、ウェディングフジコは次に中山牝馬Sを2着、福島牝馬Sを3着と重賞の器であることを証明。
4着だったユートピアSの2着がヒカルハゲランスで、これと0.1秒差。
このあと、ヒカルハゲランスはヴィクトリアマイルの2着になった。
ポン駆けがきくし、1ハロンの延長はプラス、ロバ相手のここはチャンス。

単勝 5000円 複勝 5000円

件数 場名 レース 式別 馬組 金額
(1) 東京(日) 9R 単 勝  09
5,000円
(2) 東京(日) 9R 複 勝  09
5,000円
合計金額 10,000円

≫結果

ノーテンだ。

いかんせんパドックの動きが硬く、馬が出来てない。
直線で失速した。

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■ 東京10R 日本ダービー

≫出馬表

■ TARGETの基準タイムと補正タイム

レベル比較をする際の重要な定義なので再確認しておく。

基準タイム

競馬では、タイムを予想の重要なファクターとする方法は多いのですが、いかんせんタイムは同じ日ならともかく、
時期や場所が違う開催のタイムを比較するのはあまりに意味がないのは、タイムで予想をしようと考えたことのある方ならすぐにわかることだと思います。
そこで登場するのが"馬場差の補正"です。
これは、ある特定のタイムを設定し、開催場所別・日付別に、そのタイムとの差を記録し、「3回東京3日目は、前の週より1秒遅い」というような表現を可能にしたものです。
後の予想時にタイムにその補正をして比較するものです。ですが、1つの数字では、距離が違ったりすれば、誤差が大きくなり、その限界もすぐに露呈します。
そこでとりあえず距離別に設定すればその問題は一応解決します。1000万下のタイムを基準とした某タイム理論もこれに近いものです。
ですが、同じ距離のレースでも、長距離になるとスローペースになったりして、クラスが上でも逆に遅いタイムが出たりすることもあります。
これでは、その理論だと下のクラスの方が力が上ということになってしまい、これもすぐに限界が露呈します。
そこで、最終的に行き着いた先が、レースごとに基準タイムを設定するという方法です。これがTARGETの基準タイムそのものです。

補正タイム

他の距離や他のクラスの馬等と比較する画面のもので、こちらは、違うクラスでも比較ができるように、1000万下のクラスを基準とした値になります。
また、距離については、その当該レースの距離が基準になります。

■ 補正タイムランク

順位 評価 タイム 着差 レース 人気
1 114 2.24.3 -0.7 ペルーサ      青葉賞G2 1 1
2 113 1.31.4 -0.2 ダノンシャンティ  NHKマG1 1 1
3 111 2.00.8 -0.2 ヴィクトワールピサ 皐月賞G1 1 1
4 109 1.31.8 0.4 リルダヴァル    NHKマG1 3 3
5 109 2.01.0 0.2 ヒルノダムール   皐月賞G1 6 2
6 109 2.01.0 0.2 エイシンフラッシュ 皐月賞G1 11 3
7 109 2.01.0 0.2 ローズキングダム  皐月賞G1 2 4
8 109 2.06.1 -0.1 ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1 1
9 108 2.01.1 0.3 アリゼオ      皐月賞G1 3 5
10 107 2.01.2 0.4 リルダヴァル    皐月賞G1 5 6
11 107 2.12.8 -0.2 ゲシュタルト    京都新聞G2 3 1
12 107 2.25.0 0.7 トゥザグローリー  青葉賞G2 2 2
13 106 2.01.3 0.5 ゲシュタルト    皐月賞G1 12 7
14 105 1.48.2 -0.2 アリゼオ      スプリンG2 2 1
15 105 1.59.1 -0.7 ルーラーシップ   プリンシ 1 1
16 105 2.01.4 0.6 レーヴドリアン   皐月賞G1 9 9
17 105 2.13.0 0.2 コスモファントム  京都新聞G2 2 2
18 105 2.13.0 0.2 レーヴドリアン   京都新聞G2 1 3
19 105 2.13.0 0.2 メイショウウズシオ 京都新聞G2 10 4
20 103 1.48.4 0.2 ゲシュタルト    スプリンG2 10 2
21 103 1.48.4 0.2 ローズキングダム  スプリンG2 1 3
22 102 1.49.3 -0.2 ダノンシャンティ  毎日杯G3 3 1
23 100 1.48.2 0 ハンソデバンド   共同通信G3 3 1
24 100 1.48.2 0 ダノンシャンティ  共同通信G3 2 2
25 100 1.48.2 0 アリゼオ      共同通信G3 1 3

■ 今年の皐月賞は「直結しない」

日付 勝ち馬 走破
タイム
着差 補正
タイム
皐月賞の結果 ダービー
の着順
皐月賞と
リンクしたか?
100418 ヴィクトワールピサ 2008 -0.2 111 1着ヴィクトワールピサ - -
2着ヒルノダムール - -
3着エイシンフラッシュ - -
090419 アンライバルド   1587 -0.2 115 1着アンライバルド 12着 ×
2着トライアンフマーチ 14着 ×
3着セイウンワンダー 13着 ×
080420 キャプテントゥーレ 2017 -0.4 114 1着キャプテントゥーレ 不出走 不明
2着タケミカヅチ 11着 ×
3着マイネルチャールズ 4着 ×
070415 ヴィクトリー    1599 0 112 1着ヴィクトリー 9着 ×
2着サンツェッペリン 4着 ×
3着フサイチホウオー 7着 ×
060416 メイショウサムソン 1599 -0.1 113 1着メイショウサムソン 1着
2着ドリームパスポート 3着
3着フサイチジャンク 11着 ×
050417 ディープインパクト 1592 -0.4 117 1着ディープインパクト 1着
2着シックスセンス 3着
3着アドマイヤジャパン 10着 ×
040418 ダイワメジャー   1586 -0.2 115 1着ダイワメジャー 6着 ×
2着コスモバルク 8着 ×
3着メイショウボーラー 不出走 不明
030420 ネオユニヴァース  2012 0 118 1着ネオユニヴァース 1着
2着サクラプレジデント 7着 ×
3着エイシンチャンプ 10着 ×
020414 ノーリーズン    1585 -0.3 117 1着ノーリーズン 8着 ×
2着タイガーカフェ 10着 ×
3着タニノギムレット 不出走 不明
010415 アグネスタキオン  2003 -0.2 119 1着アグネスタキオン 不出走 不明
2着ダンツフレーム 2着
3着ジャングルポケット 1着

レベルが高い年ならリンクしそうだが、それでもリンクしたのは2005年と2001年だけだ。
レベルが低い今年は2強と騒がれてるわりには低レベルなのでリンクしない可能性が極めて高い。
一番レベルが近いのは2007年だが、この年の1〜3着馬は全滅だった。
とくにフサイチホウオーは評判のわりには案外だった記憶があるだろ。
皐月賞のピサの乗り方は岩田の自信のなさの裏付けと見た。
強い馬ならインを突くようなリスクを犯さずに正攻法の競馬をすればいいのだから。
対照的なのがヒルノダムール。男・藤田ならではだが、ロスの多い競馬で勝てるレースをとりこぼした。

ダービーを読み解く鍵は「ペース」だ。

12.1-10.9-12.4-12.1-12.6-12.5-12.3-12.1-11.8-12.0

例年にないスローペースがピサに味方した。
皐月賞予想でも書いたが、これまでスローしか経験していないピサは大きなマイナスだ。
G1ペースになれば「勝利の山」は崩れる。砂上の楼閣に勝ちはない。

キンカメの勝ったダービーのペース

12.5-10.6-11.3-11.5-11.7-11.8-12.5-13.0-12.5-11.5-11.7-12.7

スロー経験しかないピサが、上記のようなペースのダービーなら間違いなく崩れると思う。

■ 今年のラジオNIKKEI杯2歳Sは「直結しない」

日付 開催 レース名 クラス名 馬名 騎手 走破
タイム
着差 2角 3角 4角 補正
091226 5阪7 11 ラジオNIG3 G3 ヴィクトワールピサ 武豊   2013 0 10 8 8 96
081227 5阪7 11 ラジオNIG3 G3 ロジユニヴァース  横山典弘 2017 -0.7 2 2 2 105
071222 5阪7 11 ラジオNIG3 G3 サブジェクト    ペリエ  2070 0 3 3 3 98
061223 3阪7 11 ラジオNIG3 G3 フサイチホウオー  安藤勝己 2021 0 5 6 6 102
051224 5阪7 11 ラジオたG3 G3 サクラメガワンダー 安藤勝己 2019 0 9 9 7 100
041225 5阪7 11 ラジオたG3 G3 ヴァーミリアン   武豊   2035 -0.2 2 2 2 102
031227 5阪7 11 ラジオたG3 G3 コスモバルク    五十嵐冬 2016 -0.2 1 1 1 102
021221 5阪7 11 ラジオたG3 G3 ザッツザプレンティ 河内洋  2045 -0.7 2 2 2 100
011222 5阪7 11 ラジオたG3 G3 メガスターダム   渡辺薫彦 2034 0 2 2 1 100
001223 5阪7 11 ラジオたG3 G3 アグネスタキオン  河内洋  2008 -0.4 7 7 2 109

直結度の高いこのレースだが、レベルの裏付けがあっての直結。去年はハイレベルでモロ直結した。
意外だが、ヴィクトワールピサが勝った2009年はサブジェクトが勝った2007年よりもレベルが低い。
だから、レベルが低い今年は「直結しない」と考える。
ちなみに

2007年ラジオNIKKEI杯2歳S
1着サブジェクト→ダービー14着
2着サダムイダテン→ダービー未出走
3着メイショウクオリア→ダービー17着

だった。

■ 今年の青葉賞は「直結する」

年度 勝ち馬 タイム 補正
タイム
着差 アガリ 決まり手 ダービー 特記事項
2010 ペルーサ 2243 114 0.7 33.8 差し 未出走
2009 アプレザンレーヴ 2262 110 0.2 34.2 差し 5着
2008 アドマイヤコマンド 2269 106 0.2 34.4 先行 7着
2007 ヒラボクロイヤル 2263 110 0.2 34.4 追込 16着
2006 アドマイヤメイン 2253 110 0.7 35.3 逃げ 2着
2005 ダンツキッチョウ 2269 105 0.0 34.5 先行 13着
2004 ハイアーゲーム 2241 112 0.4 33.7 差し 3着 ダービー1着はキングカメハメハ・2着ハーツクライ
2003 ゼンノロブロイ 2263 114 0.2 34.1 先行 2着 ダービー1着はネオユニヴァース
2002 シンボリクリスエス 2264 116 0.4 34.1 差し 2着 ダービー1着はタニノギムレット

アドマイヤメインは逃げての0.7秒差、ペルーサは差しでの0.7秒差、しかもタイムが抜けている。
アドマイヤメインはダービーは2着だった。
それからすると、ペルーサはかなりの大物だ。ゼンノロブロイ・シンボリクリスエス級かそれ以上だ。
こいつが1番人気になるかどうか微妙だが、ずば抜けた素質を持っていることは確か。
ジャングルポケットの皐月賞の補正タイムが116で、ダービー(1着)で119だから、
押さえての勝利ならばこれくらいの上積みは見込める。
ちなみにディープインパクトは皐月賞117→ダービー123だ。こいつは化物だからしょうがない。

青葉賞のラップ。

12.5-10.8-11.8-12.7-12.2-12.6-13.2-12.2-11.8-11.5-11.3-11.7

ラップ構成をみても、十分だ。(時計の裏付けがあるから当たり前だが)
ペルーサの刻んだラップは出色のものだ。10−11秒台ラップが6ハロンもあるのだ!

ペルーサの2着ってならばもう1頭伏兵がいる。
青葉賞でペルーサがちぎったときの2着馬トゥザグローリーだ。
ペルーサいなきゃあ無敗っての。
こいつもわずか3戦目でペルーサの2着だから価値は高いし、
池江んとこのリルダヴァルと2頭出しなんだが、むしろ本命はこっちかも。
皐月賞のリルダヴァルの時計評価とまったくおんなじだ。
でも実績が青葉賞だけだから人気はリルダヴァルの方が上だろうけど。
上積み次第だろう。
上積と人気考えたらトゥザグローリー>リルダヴァルってとこじゃ?

ペルーサ トゥザグローリー

■ 今年の京都新聞杯は「直結する」

年度 勝ち馬 タイム 補正
タイム
着差 アガリ 決まり手 ダービー 特記事項
2010 ゲシュタルト 2128 107 0.2 34.3 先行 未出走
2009 ベストメンバー 2130 107 0.1 34.4 先行 不出走
2008 メイショウクオリア 2184 99 0.0 35.8 先行 17着
2007 タスカータソルテ 2135 100 0.1 34.4 差し 11着
2006 トーホウアラン 2148 104 0.0 33.4 先行 9着
2005 インティライミ 2130 112 0.0 35.7 追込 2着 ダービー1着はディープインパクト
2004 ハーツクライ 2119 110 0.1 33.4 追込 2着 ダービー1着はキングカメハメハ
2003 マーブルチーフ 2154 106 0.0 34.6 追込 12着
2002 ファストタテヤマ 2125 108 0.0 34.6 差し 15着

時計的に物足りない。
ただし、刻んだラップがG1ペースに近い。

12.4-11.1-12.4-11.6-12.4-13.3-12.8-12.1-11.7-11.5-11.5

13秒で半ば1ハロン緩んだが、11秒ラップを5回刻んだのでダービー合格ラインだ。
さらにコスモファントムは休養明け初戦だから鞍上の腕も加味して+αが見込める。

コスモファントムが勝った萩Sのラップも優秀だ。

12.5-10.9-11.3-11.7-12.4-12.3-11.8-11.7-12.1

このペースでエイシンフラッシュを押さえて勝てたのはデカイ。
ちなみにエイシンフラッシュもスロー専用馬っぽい。

ゲシュタルト レーヴドリアン メイショウウズシオ コスモファントム

■ 今年のNHKマイルは「直結する」

日付 馬名 走破
タイム
着差 補正 特記事項
100509 ダノンシャンティ  1314 -0.2 115
90510 ジョーカプチーノ  1324 -0.3 112
80511 ディープスカイ   1342 -0.3 115 ディープスカイ→ダービー1着
70506 ピンクカメオ    1343 -0.1 109
60507 ロジック      1332 0 111 ロジック→ダービー5着
50508 ラインクラフト   1336 -0.3 113
40509 キングカメハメハ  1325 -0.8 118 キングカメハメハ→ダービー1着
30511 ウインクリューガー 1342 -0.2 110
20504 テレグノシス    1331 -0.3 117 テレグノシス→ダービー11着
10506 クロフネ      1330 -0.1 113

今年NHKマイルからの臨戦組は2頭。
レコードだからレベルも高い。

12.1-10.4-10.9-11.4-11.5-11.5-11.6-12.0

これはメチャクチャなペースだ。

ダノンシャンティ リルダヴァル

レコードの反動やイレ込みが気になるが、馬券には入れとくのよいが無難。

■ 皐月賞惨敗組の巻き返しはあるか?

今年に限ってはいない。。が、間違いなく力を発揮してない馬は買いだろう。
スローペースの皐月賞に泣いた馬が狙い目。

ローズキングダム ハンソデバンド アリゼオ

■ 今年のプリンシパルS勝ち馬は例年よりややレベルが高い

日付 馬名 走破
タイム
着差 2角 3角 4角 補正
100508 ルーラーシップ   1591 -0.7 9 3 3 105
90509 ケイアイライジン  1599 0 9 8 6 103
80510 ベンチャーナイン  2015 -0.1 14 17 13 102
70505 ゴールデンダリア  1596 -0.3 7 5 5 99
60506 ヴィクトリーラン  2002 -0.1 7 8 10 99
50507 エイシンニーザン  2012 0 3 3 3 101
40508 ピサノクウカイ   2002 0 9 8 7 100
30510 マイネルソロモン  2012 0 7 7 6 102
20503 メガスターダム   2146 -0.2 5 5 4 103
10504 ミスキャスト    2129 -0.1 8 7 7 104

ルーラーシップにどれだけの上積みがあるかわからないが、
去年の2着アントニオバローズはダービー3着に食い込んでいる。
これからの馬って感じのようだが、押さえるかどうか難しいところ。
良血というよりもギリギリ出走にこぎつけた運の強さはダービーで買いか。
それでもレースぶりが子供っぽくて、これからの馬なのは間違いなく、
危なっかしくて対抗にはできない。

12.7-11.6-11.5-11.8-12.1-12.8-12.5-11.6-11.1-11.4

ラップ的にはG1の時計勝負のペースに対応出来る。


以上の考察から、ペルーサ1強での相手探し。
まとめると、ペルーサの紐候補は

ゲシュタルト レーヴドリアン メイショウウズシオ コスモファントム ルーラーシップ リルダヴァル
ヒルノダムール アリゼオ ローズキングダム トゥザグローリー

消す馬

エイシンフラッシュ ピサ

ヒルノダムールをモノサシに比較すれば、相手関係がみえてきそうだが、
皐月賞は勝てたレースを取りこぼしているので見えにくくなっている。
ロスの多い競馬で鍛えられているという見方も出来る。
トリッキーな中山から東京替りで正攻法の競馬なら上昇が見込める。
リルダヴァルは傾向からするとNHKマイルのペースを経験した馬は連対する可能性が高いのだが、
体質の弱いアグネスタキオン産駒、反動が怖い。
現にダノンシャンティもサンライズプリンスも故障したわけだから。
あとはスプリングS組だな。ここはハイレベルだったとみている。
トゥザグローリーはペルーサには完敗だったが、皐月賞組よりは上という評価だ。

馬券だが、ペルーサの単をまず押さえる。
馬単も馬連もオッズの差が小さいので、馬連で手広く流す。
ピサハットの馬券は信頼してないのと、美味しくないので押さえない。
ダービーはドシロウトが買うレースなので、オッズがおいしめになる。
まだG1勝ちのないペルーサは無敗とはいえ、1倍台のオッズまでにはならない。

9.ペルーサ
5.コスモファントム
17.トゥザグローリー
14.リルダヴァル 13.ゲシュタルト 6.アリゼオ
2.3.8.11.12.15

本線

単勝 9 1万
馬連・3単 9→5,6,13,14,17 馬連各1000円 3単各200円

押さえ

馬連 9−2,3,8,11,12,15 6点 各500円
3単 9→5,6,13,14,17→2,3,8,11,12,15,17 各100円

計 25000円

≫結果

ノーテンだ。

ダービーは正味3ハロンの気持ち悪い競馬だった。
あの展開では勝ち馬を当てるのはほぼ不可能。

過去にもこんなん、あった。
天皇陛下がみてたときのヘヴンリーロマンスが勝った天皇賞秋。
全馬が牽制しあって誰もが仕掛けずに、気がついたら直線勝負。
3ハ32.7でアガったエイシンフラッシュが出し抜いたレース。
伸びる真ん中の馬場を突いたウチパクのコース取りが良かった。

ピサは33.1でアガリ、ペルーサは33.3でアガったが位置取りの差で届かない。
ピサは好スタートを切って先団内目につけていたのにあの競馬では力負けだ。
ペルーサは出遅れが致命的になり、ダンゴの向こう正面で強引に捲りの競馬を試みたが、
1000m通過が1分越えの超スローでは前も止まらない。

高速馬場なのに走破タイムが2.26.9だったから、ほとんどの馬がマトモに走ってない。

単勝300倍のサンディエゴシチーがアガリbRだったから、
もう少し前につけてたらこいつが勝ってた可能性だってある。

ウチパクはヒーローインタビューで「前に強い馬がいたから・・・」と、
自分の馬が一番強くないことをうっかり口走ってしまった。

ローズキングダムも首差まで迫って差しきれず、やはり運がない。
小牧が直前に騎乗停止、皐月も調整に狂い、
レースを使うたびにガレていき、
今回やっと馬体を戻したが、クビ差の2着。
まあこの競馬では勝ってたとしても評価できないが。
ペルーサもそうだが運のない馬はダービーは勝てないのか。