カコイーシーズ

カコイーシーズ

■　特徴

イメージ産駒＝エスプリシーズ
基本は公営ダート専用馬
中央なら小回りで捲くりのきく中山か阪神で買い、東京で消し

■　解説

　カコイーシーズ（Cacoethes）は、アメリカ生まれの元競走馬で、現在はトヨサトスタリオンセンターで繋養されている種牡馬である。
　名前の由来はラテン語のCacoethes（抑えがたい衝動）から。

　引退後は日本で種牡馬入りした。コンサートボーイを始め地方競馬で多くの活躍馬を輩出している。
　2007年限りでシンジケートが解散されたが、健康状態や受胎率などは問題がなく引き続きトヨサトスタリオンセンターで種牡馬を続けることになった。
　後継種牡馬としてコンサートボーイとエスプリシーズが種牡馬入りしている。

　産駒の基本は公営ダート専用と思っていい。
　アリダー系らしく、まくりの利く中山や阪神の小回りで勝ち鞍を稼ぐ一方、東京はさっぱり。芝はローカル狙い。
　距離は中距離。成長力は晩成タイプ。

■　代表産駒

1992年生

コンサートボーイ（1996年マイルグランプリ、金盃、報知グランプリカップ、1997年帝王賞、マイルグランプリ、1998年東京記念）
モガミヒメ（ローレルゲレイロの祖母）

1993年生

シンコウリーダー（2003年ステイヤーズカップ）
ハートステイジ（マサノミネルバの母）

1994年生

シーズプリンセス（1996年ファンタジーステークス）

1995年生

ロングイカロス（1999年小倉サマージャンプ）

1996年生

エビスジャパン（1999年黒潮盃）

1998年生

ナミ（2000年エーデルワイス賞、2001年東京プリンセス賞、桜花賞、トゥインクルレディー賞、スーパーチャンピオンシップ、ゴールデンティアラ賞）

1999年生

エスプリシーズ（2002年東京湾カップ、2003年船橋記念、京成盃グランドマイラーズ、2004年報知オールスターカップ、川崎記念）
プルザトリガー（2004年トゥインクルレディー賞、TCKディスタフ、2005年エンプレス杯）

2000年生

ディーエスメイドン（2004年東京プリンセス賞）

2001年生

ブルーロバリー（2005年東京プリンセス賞）

2002年生

メイプルエイト（2005年ジャパンダートダービー2着、2006年金盃）

2003年生

アスターバジル（2006年黒潮盃）
ミスジョーカー（2008年東京シンデレラマイル）

2004年生

エスプリベン（2007年クラウンカップ、2008年報知オールスターカップ）

2005年生

ヴァイタルシーズ（2007年ハイセイコー記念、鎌倉記念）
ノーブルシーズ（2008年北日本新聞杯、MRO金賞）