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フサイチコンコルド

■ 特徴

■ 解説

 バランスオブゲームとオースミハルカ、代表産駒は大物食いのトライアル大将に出ている。
 とかいってたらオースミハルカはエリザベス女王杯でも2着。

 最大の特徴としては、データ的にも鉄砲巧者bPの産駒で、バランスオブゲームが勝った中山記念が印象的。
 重賞実績は中8週以上明けのレースが多く、余裕十分のローテーションや鉄砲駆けで大物を食う。

 2歳Sの勝ち馬も出て仕上がりは早いが、古馬がいつのまにか強くなるような、なだらかな成長力がある。
 古馬になってからの息の長さが二つ目の特徴。

 上級馬は芝向きのマイラー・中距離馬がほとんど。

 このタイプはカーリアンの長所である軽い先行力と小脚を受け継ぎ、速い時計の決着に対応できる。
 叩き合いになると勝負強さはないが、コンスタントに能力を発揮し得意コースなら崩れない。

 中山マイルの内枠に向くイメージだ。ただし阪神と中京の芝成績が不振で、人気馬でも消えている。
 外から豪快に差してくる斬れ味はない。

 下級条件にダート1800向きのジリな馬が多数。このタイプは距離が変わっても詰めの甘さは同じ。
 特別→平場替わりや牝馬限定戦など、メンバー落ちの一戦で力を出す。

 スクールボーイは小回りコースだと伸びが鈍る。東京と新潟に向き、中山と福島は割引き。

 年々ダート馬の割合が増え、得意コースはすべてダートコース。
 6番人気以下での激走が多いのが東京・京都のダートで広いコース向きなのかもしれない。(もしくは砂質)

 ブルードメアサイアーとしての産駒も2006年より競走馬として走っており、
 2009年にファルコンステークスと、NHKマイルカップをジョーカプチーノが制してブルードメアサイアーとしての産駒が重賞競走初勝利を記録している。

 ちなみに馬名の「コンコルド」とは旅客機のコンコルドのことではなく、フランスにあるコンコルド広場に由来している。


■ 代表産駒

ブルードメアサイアーとしての主な産駒