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マルゼンスキー

■ 特徴

■ 解説

 マルゼンスキー(1974年 - 1997年)は、ずば抜けた能力等から「超特急」や持込馬と言う事から「スーパーカー」との愛称で競馬ファンから呼ばれた。1990年、JRA顕彰馬に選出。

 持込馬であるマルゼンスキーには当時の外国産馬と同様に東京優駿(日本ダービー)を初めとするクラシックへの出走資格がなかったのである。
 これ以前には持込馬の出走が認められており、また、1984年に再びこの規制は解除されたのだが、
 ちょうどこの馬の時代(1971年の活馬輸入自由化以降)には内国産馬の保護政策による規制が行われていた。
 なお、規制解除後、1992年桜花賞のニシノフラワーが、持込馬によるクラシック制覇を達成しているが、
 過去には1957年ヒカルメイジが東京優駿に、1970年にはジュピックが優駿牝馬(オークス)に優勝するなど、持込馬のクラシックホースが存在していた。
 東京優駿の前、主戦騎手の中野渡清一(現・調教師)は、
 『28頭立ての大外枠でもいい。賞金なんか貰わなくていい。他の馬の邪魔もしない。
 この馬の力を試したいからマルゼンスキーに日本ダービーを走らせてくれ』と語った有名な逸話がある。
 しかし、東京優駿への出走は叶わなかった。

 BMS(母父)としてスペシャルウィークやメジロブライトなどの活躍馬を出し、大一番に強い。
 距離不問・芝ダート不問、成長力強。


■ 代表産駒

BMSとしての代表産駒