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スマートボーイ

■ 特徴


■ 解説

 1999年8月、伊藤はそれまで主にダートの短距離のレースに出走していた同馬の特性を「中距離の方が持ち味のスピードの持続性が生きる」と判断し、
 ダート1700mのレースに出走させたところ2着馬に0.7秒差をつけて逃げ切った。このレース以降、ダート中距離のレースで逃げるスタイルが定着した。

 スマートボーイはその後、同年12月と翌2000年1月にダート中距離の条件戦を連勝してオープン入り。
 オープン特別の仁川ステークスと重賞のマーチステークスで続けて2着となり、1番人気に支持されたアンタレスステークスを勝利して重賞初制覇を達成した。
 その後のスマートボーイは主戦騎手の伊藤直人が「第3コーナーを過ぎるまではどうなるかまったくわからない」と評する気まぐれな性格と、
 後続馬にマークされると楽なレース運びができないという逃げ馬の宿命から惨敗と好走を繰り返しながら、9歳まで毎年重賞で勝利を挙げた。
 伊藤直人騎手が「ベストは逃げること」と言う通り、勝ったレースはいずれも逃げてのものであり、逃げられなかった場合は新馬戦を除けばいずれも着外である。
 また、5つの重賞勝利はすべてJRAのダート1800m戦で挙げている。

 2004年1月の競走を最後に競走馬を引退し、アサティスの2頭目の後継種牡馬として種牡馬入りをした。


 スマートボーイ産駒は芝適性はまったくない。
 父アサティスはダート中長距離専門の種牡馬。


■ 代表産駒