■ 解説
テンビーという種牡馬は、現役時代は2歳時にフランスのグランクリテリウム(G1・芝1600m)を勝って、イギリスのダービーでも圧倒的1番人気に支持された馬だそうです。
ダービーまでデビューから5連勝、しかもその勝ち方がけっこう「圧勝」だったらしくて、ダービーでは単勝1.8倍だったらしいですね。
しかしそのダービーを10着と激敗。それをきっかけ(?)に、その後の競争成績は3着・8着・7着・4着。
イギリスのチャンピオンSを4着に負けて、競走馬としてのキャリアを終えてます。
カーリアンの仔ですが、種牡馬のイメージとしてはとにかく『短距離』『奥がない』というイメージ。しかもかなり地味めな存在。
一気に芝2000mを逃げ切ってしまうイメージなんて、まったくなかったんですけどね〜?
2007年京成杯を勝ったサンツェッペリンの父が、テンビー。
余談ですが今年はなんとなくテンビーの当たり年で、ローレルゲレイロの母父もテンビー。
テンビー×オジジアンが芝の重賞を勝つとなると、いよいよサンデー亡き後の競馬は群雄割拠という感じになってきました。
今後の血統動向、大いに注目したいと思います。
■ 代表産駒