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フラワーC(G3)

【フラワーC・男の解の公式】 牡馬混合戦の勝ち馬を買え!
モデル馬

■ 傾向

3歳牝馬限定のオープン特別として施行されていたが、1987年の番組改革でGIIIの重賞競走に昇格した。重賞昇格以降は、東京競馬場で行われた1988年を除く全ての年で、中山競馬場・芝1800mの条件で施行されている。過去10年の優勝馬のうち、シーキングザパール、スマイルトゥモロー、ダンスインザムード、シーザリオ、キストゥヘヴンの5頭がのちにGT競走を優勝している。2001年に、負担重量が馬齢重量から別定重量に変更された。

重賞 日付 コース 勝ち馬 レベル ペース LAP めも
2007 ×
第21回フラワーカップ(G3) 2006 中山芝1800m ショウナンタレント B 96 M 53.1 12.5-11.3-12.6-12.4-12.2-12.7-12.1-11.6-12.2=1.49.6

【人気】買い=1番人気
過去10年の単勝1番人気馬で、4着以下に沈んだのはわずかに1頭だけ。2番人気以下の数字と比較するとずば抜けて信頼度が高く、人気の動向はしっかりチェックしておきたい。なお、ふた桁人気の馬が3着以内に入った例はないが、それ以外の馬はまんべんなく上位に入っている傾向がある。

【実績】買い=前走の勝ち馬
前走の着順別に成績をまとめてみると、前走で勝利した馬が過去10年で9勝と圧倒的な成績を誇っていることがわかる。この時期に重賞を勝つには、勢いというものも必要なのかもしれない。その前走1着馬の勝った条件を調べたのが〔表3〕。最も成績がよいのが、前走が500万条件戦だった馬たち。対して新馬戦を勝った直後の馬は12頭が参戦して、1頭も3着以内に入っておらず、フラワーカップで好走するには、ある程度レース経験も必要ということがいえそうだ。また、前走で重賞を勝っていたシーキングザパール(1997年)、オープン特別を制していたマイネヌーヴェル(2003年)の2頭は、ともに勝利をおさめている。

【実績】買い=牡馬混合戦の勝ち馬
JRAのレースにおいて「500万条件戦以上で行われた牡馬との混合戦に出走して、勝利した」という経歴をもつ馬たちが、このレースで好結果を出している。クラシックまでは牝馬限定戦も多く組まれているのに、あえて牡馬と戦い、そして勝ったという事実は実力の証明といえるのかも。昨年は該当馬が1頭しかいなかったこともあって(12番人気→14着)例外となってしまったが(2000年は該当馬のゲイリーファンキーが3着)、出走馬の経歴にも気をつけてみてはいかがだろうか。

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