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2012年5月20日(日)

• ■　作戦
• ■　東京10R　オークス

■　作戦

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■　展開読み

例年のオークスの傾向から、スローのアガリ勝負が濃厚だが、

おそらく展開の鍵を握るのはウィリアムズの騎乗するアイムユアーズ。
この馬の欠点は、決め手に欠けるところだ。

桜花賞はヴィルシーナを差しきれず、ジェンティルドンナに差し切られた。
まずここが展開読みのスタート地点。

しかし、自在に立ち回れる強みがあるので、ウィリアムズからすれば、
馬場の良いインを通れる前目で競馬がしたいはず。
好位を逃げ馬の後を追走して、コースロスを最小限におさえて直線で脚を残す作戦にでるだろう。

これはヴィクトリアマイルのドナウブルー必勝作戦（結果及ばず２着だが、まあ成功）でもあった。

なので、ドスローは考えにくく、それなりに締まったペースにはなるだろうと思うが、
やっぱ折り合いにも専念する必要がある距離なので微スロー、ちょいスローってとこでは。

大逃げを打つ必要があるような力のない馬ではないので、まあペースはそれなりに落ち着くと思われる。

過去のオークスを紐解いてみて、目分量だが、平均３Ｆが36.5〜37.0秒程度に落ち着くんじゃないだろうか。

36.5秒を切ると、オークスとしてはペースが速い。
それよりちょっと遅いくらいを想定する。ここがペースのスコープ。

あとは直線でどんだけ脚を残せるかの勝負。
2400ｍなので馬群もそれほど凝縮はせずに、純粋な瞬発力勝負を想定してもいいだろう。

アイムユアーズ

最低でも４角３番手くらいに居ないと確実に差される。
しかし鞍上はウィリアムズということを考えると、４角で先頭にいるかもしれない。

絶好の内枠を引いたことによって、速めに仕掛けて残す作戦にでるだろう。
それでも、どんなに状態が良くても決め手が足りないのはどうにもならない。
全馬をマークするわけにもいかないので、伏兵に捲くられる公算大。
それでも立ち回りの巧さだけで３着に残す騎乗は可能な力があることは２回のＧ１実績が証明済み。

マイネエポナ

遅い。無理。いらね。

アイスフォーリス

アガリは速いが、前半が遅すぎる、ドスローにならないとダメ。
まあいらねえだろう。

オメガハートランド

桜花賞は途中で届かないと見て、追うのをやめたんじゃねえか？
かなりの斬れモノ。
くるみ賞は１、２着が牡馬相手でレコードレースだった。
そこで届かずもアガリ最速。1400ｍ「とは」いえ。前半のペースも速い。
中山のフェアリーＳは福永のアホが、外を廻しすぎての取りこぼしで、実際は勝ちに等しい内容だった。
前半のペースを考えても前残りの展開を考えても評価できるところ。
アガリ３Ｆだけだと３位だが、前半と後半の平均ラップはこのレースは最速。
フラワーＣは遅いが、アガリ最速。重馬場で中山だからこの遅さなのは仕方ない。
くるみ賞の脚をみるにつけ、東京で2400ｍを微スローのレースで34秒の脚が繰り出せるかもしれない。
対抗候補。

メイショウスザンナ

セントポーリア賞は武豊の溜め逃げが嵌っただけ。
未勝利勝ちも前半がやや遅く、アガリも鬼脚というほどでもない。
それも1400ｍ。これでは・・・足りない。

ダイワデッセー

こいつはドスローのレースしか経験してない。まず不要。

ダイワズーム

東京2000ｍでの結果なので評価したいところだが、もうひと声ほしいような・・・
スイートピーＳは勝ってるからまあ、悪くはないが。
穴人気してるしなあ。あまり印はつけたくない。

ミッドサマーフェア

フローラＳは鮮烈な差し切り勝ちだが、前半のペースが遅い。
君子蘭賞は前半のペースは速いがアガリが遅い。
クイーンＣはアガリ最速だが、前半楽しすぎだろ。その結果の６着だし。
中山の未勝利勝ちが唯一評価できるか。
前半のペースもタイトで中山でそれなりの脚を使って勝てたってことを考えると。
ここは２馬身半差の圧勝だったし。
まあ△。

ヴィルシーナ

黄菊賞は牡馬相手で1800ｍ、前半も緩くないのでまあ悪くない。
クイーンＣはドスローで脚が溜まった分と前に居た分イチオクノホシには差されずにすんだ。
桜花賞はジェンティルドンナに斬れ負け。
完全に持続力タイプで決め手タイプではないが、スローなら溜めれる馬。

ハナズゴール

アガリ33.0は強烈だが、これは1400ｍなのに超スローのアガリ勝負だった。
チューリップ賞はなかなかのもの。馬場も悪かったので坂のあるコースで34.0はかなりの鬼脚とみていいだろう。
勿論、ジョワドもジェンティルも差し切っているのでなかなか。これは高く評価しても良さそう。
ＮＨＫマイルはカレンブラックヒルが引っ張るタイトなペースで脚が溜まらず不発。
というか先を見越して途中でやめた？っぽい？

チェリーメドゥーサ

中山の鬼脚は強烈の一言。中山でこの脚が使えるとは！
最もオークス向きじゃねえか？
最大の惑星か。

エピセアローム

チューリップ賞はジェンティルとジョワドより先着。ジョワドと対等の評価が必要。
末が甘くなったのは、前半戦に使った脚の差。
それほどしまいで速い脚が使えるタイプではない。ダイワメジャーの仔らしく、持続力勝負の馬。
逃げたら面白い。

サンシャイン

前半が緩すぎるエルフィンＳ。
京都ならアガリは出やすいので、33秒台でも足りないと思う。
だから桜花賞でも直線で伸びなかった。
無印。

ジェンティルドンナ

桜花賞をタイトなペースで追走してなおかつアガリ最速。
シンザン記念も前半速い分、それなりの脚を残せたのは収穫。
阪神の未勝利戦も、阪神にしては前半遅いとはいえアガリが速い。
ただ、チューリップ賞が不満。
ここはマグレでもなんでもなく、オークスではやはりハナズゴールには劣るとみた。
やはり決め手不足がネック。
それに、どうみても桜花賞仕様のローテーション。
ピークは過ぎたとみる。
これでテン乗りの川田ではちょっと厳しいのでは。
人気サイドなのでむしろ消しで。

サンキューアスク

いらない。

キャトルフィーユ

この馬が勝つには逃げるしかない。福永にそれができるかどうか。
にしては人気過ぎるし、東京で逃げるのは難しいし、寧ろ穴人気なぶん、消し。

トーセンベニザクラ

ハナズゴールを寄せ付けなかった赤松賞が特に優秀。
凄まじい末脚。かといって前半が遅かったわけでもない。
こいつはモロオークス向きだろう。
フェアリーＳのときはダイワメジャーらしく中山向きかと思いきや
桜花賞の結果をみたらやっぱ東京がいい。
ここは単勝で買いたい。

ココロチラリ

悪くないがインパクトがない。変わり身に期待して爆弾マーク。（結局買うのやめた）

■　馬券

買いたいのは、トーセンベニザクラ１頭。
対抗は甲乙付け難い３頭。あとはおまけの△で十分。

狙いは単勝、連の馬券。

３連単は1頭軸で攻める。

≫結果

nouten.