■ 解説
2000年以降、GIの連対はラスカルスズカの春天のみ。GUとGVの連対は計2回、そのうち5番人気以下が12回。
超大物は出なくても、一流半の重賞にはかかせない。
かつては2歳戦やクラシックの前哨戦も賑わせたが、最近は5歳以上の牡馬が充実して古馬重賞で息の長い活躍をする。
ダートの交流重賞にも強く、GI勝ち馬が複数出ている。
阪神芝2000のような小回りで急坂の加速しづらいコースに適性を発揮し、
逆に京都芝1800のような直線の長い加速コースは決め手の甘さが出てしまう。
上記のとおり、東京の重賞もさっぱり。短い直線をグイッと出る一瞬の脚が武器で、小倉や中京の芝1800〜2000も大得意だ。
2着3着の多い血統だから馬単、3連単を有効活用できる。
牝馬はマイラーか、平均向きの短距離馬が中心、ダートは中京や福島など、得意競馬場だけ好走する馬がよくいる。
芝の重馬場にも強い。
クレンデスターンはコマンダー得意の鳴尾記念に使ってくると面白そう。
シャドウビンテージは珍しく東京得意にするが、結局は福島記念あたりに落ち着きそうな予感。
■ 代表産駒
GI・JpnI馬のみ記載