■ 解説
デヒアの父父はヴァイスリージェント、父はデピュティーミニスター。
ケイアイガードがラジオたんぱ賞を勝ち、輸入後産駒の重賞勝ち第1号になった。
同系のフレンチデピュティほどの活躍はないものの、2歳SからNHKマイルに向かう路線や、
GIの合間の中距離重賞やOP特別をにぎわす産駒なら。
ただし、06年からアメリカで供用。08年2歳が日本で最後の産駒。
芝、ダートとも短距離の勝利数が多く、仕上がりの早さと軽いスピードを持つ。
鋭く斬れる脚をもつ産駒は少数派のため、どうしてもダートを前で押し切るレースが中心となり、
ダートの勝ち星のほとんどは4角2番手以内につけていた馬が記録している。
先手必勝タイプで、先行馬有利の湿ったダートは望むところ。
不良のダートで穴を連発している。
芝馬はそれなりに斬れる脚を使うが、勝ち鞍の中ではローカル、特に夏の福島と新潟の成績が良い。
しばらく頭打ちだった馬が夏の平坦コースで復活する。
ただし成長力はイマイチだから、古馬はあまり深追いしないこと。
「前で短距離押し切りのイメージ」は、京阪杯を勝ったウエスタンダンサーでいいか。
■ 代表産駒