1700mとほぼ変わらない予想の組み方で問題ない。1角まで100m伸びる分、コーナーへの突入は楽になるが、やはり先行馬が枠の内外に揃うようだと外の先行馬はコーナーで受けるロスが大きくなるのは1700mと変わらない。やや位置取り予想はし易くなるが、同様にすんなり先行をできる馬を探すのが最優先になる。差し馬の台頭も多い。
スタート地点は正面スタンド前より少し右。スタート後、若干の勾配を上り、最初の1コーナーまでの距離は約305m(Aコース時)。他場のローカル芝1800m同様、スタート後から2ハロン目までの流れが、レース展開を大きく左右する。最後の直線距離はAコース時が292m、Bコース時が297.5m、Cコース時が299.7m。古馬1000万クラスの平均レースラップ(3F-3F-3F)と勝ち時計(良馬場)は、35.6-35.8-35.9=1:47.3。前半、中盤、後半の3ハロンはそれぞれ35秒後半のラップを刻む。しかし個別のレースラップを見ると、ペースに緩急がつくケースがほとんど。具体的には前半3ハロンから中盤にかけてペースが緩まないパターンと中盤にペースがガクッと落ちるパターン。前者なら上がりがかかる競馬になり、差し馬にチャンスが広がる。後者なら余力十分で4コーナーを回る逃げ・先行馬が有利だ。全体的にはローカルのセオリー通り、逃げ・先行馬の連対率は良く、回収率も優秀。人気がない馬でも展開を味方につけて、粘り込むことがある。枠順は内枠が若干有利で、特に逃げ・先行馬が内枠を引いたら大きなアドバンテージになる。種牡馬成績はヘイルトゥリーズン系全般が大活躍。特にマヤノトップガン、タイキシャトル、マーべラスサンデー産駒は回収率も優秀だ。
※芝の場合 基準タイムから
稍重 0.3秒+
重 0.7秒+
※ダートの場合 基準タイムから
稍重 0.2秒−
重 0.4秒−
年齢 | クラス | 基準タイム |
---|---|---|
2歳 | 新馬 | 1.52.74 |
2歳 | 未勝利 | 1.51.05 |
2歳 | 平均等 | 1.52.37 |
3歳 | 未勝利 | 1.49.85 |
3歳 | 500万 | 1.48.57 |
3歳 | OPEN | 1.48.08 |
3歳 | 平均等 | 1.49.65 |
古馬 | 500万 | 1.49.28 |
古馬 | 1000万 | 1.47.72 |
古馬 | OPEN | 1.47.72 |
古馬 | 平均等 | 1.48.90 |
全 | 平均等 | 1.49.40 |
福島牝馬S(G3) | 4月 | 古馬牝 |