■ 解説
05年5歳世代がラストクロップ。
芝1200のGT馬もいれば、ステイヤーズSの2着馬もいて距離適性はさまざま。
欧州で複数のダービー馬が出ている通り、長距離を走るスタミナは持っているが、
折り合い難だったり、緩急にもろいという弱点があるため、ペースが緩まないマイル以下で持ち味を発揮する馬も多い。
クラシック路線を歩んだ後、高松宮記念で開花したキングヘイローが代表的だ。
最大の狙い目は、前走からの距離短縮と、騎手の乗り替わり。
能力を持て余しがちな馬が多いだけに、メンタル面の刺激があると本気を出して伏兵が激走する。
同じ理由で、前走のスローペースのから今回ハイペースへの変化が見込めるレースを狙いたい。
距離短縮が効果的なのはこのためで、1600→1200替わりや、2000→1600替わりが効く。
道悪は言わずもがな、得意。ダートもオープン馬が出ており、阪神と中山のダート成績が良い。
後方一気の追込みが一辺倒でなくなってきたエリモピクシー。
スナークスズランは距離短縮で穴を連発。でも重賞の芝1200は忙しすぎるから、逆に今後は芝1600か1800の延長が不気味な魅力。
■ 代表産駒