■ 特徴
■ 解説
スピニングワールドの主な勝ち鞍は1996年アイリッシュ2000ギニー、1996年・1997年ジャック・ル・マロワ賞など。
全14戦のうち13戦が芝1,600mまたは芝8fと、マイル路線で活躍した。
すでにシベリアンホークやワールドスケールのような強い馬を出している。
競争成績がそのまま産駒の特徴となってわかりやすいヌレイエフ系だが、スプリンターのストラヴィンスキーがコンゴウリキシオーを出し、
今は適距離を決め付けないほうがいいだろう。
得意コースこそ短距離が上位を占めているが距離に幅があり、オセアニアではオークスも勝っている。
ムラっ気たっぷりの産駒も少なくなく、穴血統としての素質も十分。
ツメが甘く、上がりの速い展開を苦手とし器用なタイプでもないので、内が有利な馬場だと末脚不発もある。
反面厳しい展開になると一気に台頭し、東京の勝ち鞍がすべて道悪のデータからも、時計のかかる馬場が得意。
上のクラスなら前走の着順よりも展開や馬場状態を重視すべき。
条件戦で惜敗を続けても、展開・馬場さえ合えばいきなりでも重賞を勝てる。ダートはまずまず走り、芝と逆に軽い馬場を得意としている。
ただ新馬では勝ち鞍が少なく、2着止まりが多いことは覚えておいた方がいい。
■ 代表産駒