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タップダンスシチー

■ 特徴


■ 解説

 骨格のしっかりした馬体。
 タフなレースに強く、ぬるいレースだと能力を発揮できない。これがリボー系の基本。
 芝で瞬発力勝負をするタイプではないから、狙いはダートや小回りの芝中距離。
 末脚をためる乗り方よりも、現役時代同様の強気先行が合うはず。
 芝→ダート替わりは買い。道悪もこなすだろう。

 タップダンスシチーは重賞初制覇が5歳秋と本格化までには時間がかかったが、
 佐々木は、「パドックで、名前の通りタップダンスを踊っている」ため、レース前に消耗していたからと述べている。
 そのため、パドックでは2人引き(2人に馬を引いてもらうこと)をしていたが、2003年(6歳)の京都大賞典では気性難が解消されて1人引きができるようになり、
 「タップダンスを踊らなくなった」ことで、佐々木は「本物になった」と思ったという。

 通算で18回連対(12勝・2着6回)したが、その相手(1着または2着)にサンデーサイレンス産駒が入ったことは
 2004年有馬記念(1着ゼンノロブロイ)と2005年金鯱賞(2着ヴィータローザ)の2回しかない。
 これは、前述のレーススタイルが、切れ味を身上とする馬が多いサンデーサイレンス産駒には合わなかったからで、
 その2回の連対のうち、2004年有馬記念は、ゼンノロブロイが逃げるタップダンスシチーを2番手でマークして自らレースを作ったこと、
 2005年金鯱賞ではタップダンスシチーが逃げたものの、本来の競馬とは違いスローペースになったためであるという指摘があるが、
 それを科学的に証明することは難しく、またその要請もなされていない。


■ 代表産駒