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タピット

■ 特徴

■ 解説

 血統の良さを買われ、1歳(2002年)時にキーンランドオクトーバーイヤリングセールで62万5000ドル(当時の為替レートで約7700万円)で落札されている。
 2歳(2003年)時は未勝利戦を7馬身3/4差で、G3競走ローレルフューチュリティを度重なる不利をものともせず4馬身3/4差で、
 いずれも圧勝の2戦2勝で終え、三冠戦線の注目株と目されるようになる。

 当時のタピットについて、担当厩務員は「いたずらと遊ぶことが大好きで、『Dennis the Menace』(邦題:わんぱくデニス)のようだ。
 しかし、いざ走らせると別馬のように変わる」と評している。

 3歳(2004年)初戦のフロリダダービーは勝ち馬から5馬身以上離された6着に敗れ、レース後に肺感染症に罹患していることが明らかになる。
 いったんは回復し、ウッドメモリアルステークスを制して巻き返したものの、この際も感染症に加えて脚にできた腫瘍の影響もあり、満足のいく調教状態ではなかった。
 三冠第1戦のケンタッキーダービーではぬかるんだ不良馬場に苦しめられ、後方から最終コーナーで差を詰めるも直線で突き放され、勝ち馬から大差の9着に敗れた。
 その後はベルモントステークスを目指していたが、肺感染症が完治していなかったことから、出走を取り止めた。
 夏になり、いったんはハスケルインビテーショナルハンデキャップで復帰の予定だったが、今度は喉の手術のため見送られる。
 結局秋に入り、ペンシルバニアダービーで復帰するも9着に終わり、このレースを最後に引退した。


■ 代表産駒

2006年産
2008年産
2009年産