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浦和競馬場

ダート 浦和ダ800m 浦和ダ1300m 浦和ダ1400m 浦和ダ1500m 浦和ダ1600m 浦和ダ1900m 浦和ダ2000m

南関東4競馬場中、売上規模・レベルとも最下位という評価が定着している
(特に、2009年現在他3場の馬のレベルが軒並み向上しているため、その差はさらに顕著である)。

また小回りのコース形態で敷地も小さめ。
場内に入れば3号スタンド以外は近年大幅な改装は行われていないため、広場や売店、パドックなど各所に南関東の他の各競馬場には無い、
独特のローカルムードの雰囲気を味わうことができたが(中には昭和の匂いが残る競馬場、と評する者もいる)、
2009年7月現在1号スタンドの改築工事が行われており浦和競馬も徐々に変わっていくことが予想される。

また集客面では他の競馬場に劣るものの、浦和競馬場自体のファンも多い。

周辺住民の要望もあり、屋外の場内放送はやや小さめの音量で行われている。
又同じ理由でナイター設備も無い(光害、虫害の原因になる)ため、南関東の他の競馬場で行われているナイター競走開催に代わり先述の薄暮競走が導入されている。

場内の名物はアジフライ(150円)と天ぷらつきおにぎり(300円)である。
また、キュウリ(※塩漬けのキュウリを1本そのまま割り箸に突き刺したもの)やカレーライス、コロッケなども競馬関係の読物では紹介される事が多い。
また、マグロカツ(主に春〜秋に販売される)も人気が高く、来場者が多い時、特に浦和競馬開催日は早々と売り切れる事がある。

■ コース図

馬場:1周 1200m 左回り平坦
直線(4コーナーからゴール板まで):200m
距離設定:800m、1300m、1400m、1500m、1600m、1900m、2000m
1500mは2007年12月の第9回開催より追加。
コース幅:16m(向正面)、24m(正面)
最大出走頭数(フルゲート):1300m、1400m、1500mは12頭、それ以外は11頭である。

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■ 特徴

直線が短いのが最大の特徴。 3コーナーで勝負が決まる。

左回り、直線ダート220(M)小回りで平坦。南関で最も直線距離が短い。

フルゲートは1300m・1400mは12頭だが、800m・1600m・1900m・2000mは11頭立てである。

1600mのスタート地点が難所
1600mのスタート地点(ポケット)は3コーナー途中にあり、本コースに出るにはちょうど直角に曲がらねばならず、
『枠1つ外に行く毎に半馬身の距離ハンデ』と形容される程に外枠は不利とされる。
とある中央競馬の騎手はこれを指して「日本一難しいスタート地点」と評している。
故に「1600m戦での枠順の有利不利を無視した予想は無謀」とは場内の公認予想屋たちも言う程である。

魔の第3コーナー
落馬事故がやや多いきらいがあるといわれており、騎手が殉職する事故も2000年以降に2件発生している
(そのうちの一人は船橋所属で数々の重賞を制覇した名手佐藤隆)。
第4コーナー最終からゴールまでの直線が短い、向正面(バックストレッチ)の幅が狭い事などから第3コーナーでの位置取りがレース上極めて重要なポイントとなるため、
競走馬の能力と同時に騎手のレース中の駆け引きや競走馬の操縦にも一際高い技術が要求される、浦和のコース形状も要因となっている。
それゆえ、浦和の第3コーナーは「魔の第3コーナー」ともいわれ、
1600mスタート地点とともに「浦和競馬場には、日本の競馬場で1,2を争う難所が2ケ所ある」とも言われている。

ファンファーレ
着順確定の時にファンファーレが鳴る。浦和競馬に慣れていない馬は、これを聞いてイレ込んでしまうこともある。

コース内に橋がある
競馬場コース内を一級河川の藤右衛門川が3コーナー(北西)から2コーナー(南東)へと向正面に平行して流れており、
コース上には橋が2ヵ所存在する。前述の1600m戦も、3コーナー過ぎの橋の上からスタートする。

浦和ダ800m ダッシュ力が無い馬は包まれる心配があり外枠がやや有利。
浦和ダ1300m 1コーナーまでの距離が短く内枠有利。
浦和ダ1400m 外から楽に先行出来るケースが多くやや外枠有利。
1角まで長い直線の先行争い。包まれない外枠有利。
≫さきたま杯 (G3)
浦和ダ1500m

こっちは1番が弱くて2番からがいい感じ。
1500mはスタートから最初のスタンド前にかけて軽く角度がついてる、
外から馬が寄ってくるぶん1番の馬が窮屈になる面がある。
浦和ダ1600m 3コーナーからのスタートで内枠が絶対有利。スタートしてすぐカーブ。脚質に関係なく内枠有利。

内枠有利のコースとして有名。
3コーナー付近からスタートして、直角に近い形で左に曲がらなきゃならない。
浦和ダ1900m 向正面からのスタートで直線が短く内枠が有利。コーナーが計6回。枠順よりも先行力の有無がポイント。
浦和ダ2000m 800Mと同じスタート。外枠有利。 ≫彩の国浦和記念 (G2)
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■ 浦和リーディング騎手

順位 氏名(所属) 騎乗 1着 2着 3着 4着 5着 着外 勝 率 連対率 収得賞金
回数 (%) (%)
1 戸 崎  圭 太(大井) 121 26 14 15 10 6 50 21.5 33.1 62,669,000
2 坂 井  英 光(大井) 165 22 28 22 18 16 59 13.3 30.3 65,153,000
3 的 場  文 男(大井) 107 17 16 9 13 9 43 15.9 30.8 34,456,000
4 町 田  直 希(川崎) 129 16 17 12 10 12 62 12.4 25.6 29,803,000
5 水 野  貴 史(浦和) 124 14 13 13 12 15 57 11.3 21.8 32,411,000
6 本 橋  孝 太(船橋) 71 14 5 5 7 13 27 19.7 26.8 39,283,000
7 石 崎  隆 之(船橋) 69 14 4 6 10 3 32 20.3 26.1 19,111,000
8 繁 田  健 一(浦和) 157 12 17 20 12 18 78 7.6 18.5 32,177,000
9 今 野  忠 成(川崎) 88 10 15 8 7 5 43 11.4 28.4 22,635,000
10 内 田  利 雄(浦和) 73 9 9 3 8 7 37 12.3 24.7 15,040,000
11 岡 田    大(浦和) 111 9 5 2 11 16 68 8.1 12.6 15,257,000
12 左 海  誠 二(船橋) 66 8 14 13 4 4 23 12.1 33.3 29,699,000
13 橋 本  直 哉(浦和) 95 8 4 6 11 11 55 8.4 12.6 12,067,000
14 山 田  信 大(船橋) 42 8 3 4 9 2 16 19 26.2 25,708,000
15 見 澤  譲 治(浦和) 95 8 2 4 6 12 63 8.4 10.5 10,929,000
16 真 島  大 輔(大井) 71 6 11 11 3 6 34 8.5 23.9 47,288,000
17 森 下    博(川崎) 63 6 4 9 2 6 36 9.5 15.9 13,397,000
18 佐 藤  博 紀(川崎) 52 6 3 5 7 4 27 11.5 17.3 9,628,000
19 秋 元  耕 成(浦和) 90 6 3 3 8 4 66 6.7 10 8,505,000
20 森    泰 斗(船橋) 88 5 9 12 15 10 37 5.7 15.9 18,834,000
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■ 重賞

5月 さきたま杯 (G3)
11月 彩の国浦和記念 (G2)
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