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2012年2月12日(日)

■ 作戦

今日の新馬戦では京都1800mでディープインパクト産駒のマウントシャスタ(ボアレス弟、池江厩舎)が勝った。
馬券を買っても良かったが、1.5倍を獲りにいってもしゃーない、ということで見送り。
この馬は先週のきさらぎ賞を勝ったワールドエース級と言われているので注目度は高い。
ワールドエースの勝ち時計は超抜レコードだったからな。
にしてもとにかく今年のディープ産駒の仕上がりの良さは凄まじい。

■ 京都記念

≫京都記念(G2)傾向

京都記念・男の解の公式 G2レベルなら「古馬優勢」

■ 共同通信杯

≫共同通信杯(G3)傾向

共同通信杯・男の解の公式 関東馬を狙え!

■ 京都11R 京都記念

≫出馬表

作戦の趣旨からして結論から言うと、4歳よりも5歳のほうが強いと思う。

先週の東京新聞杯は4歳世代は人気被って惨敗だった。最高でもダノンシャーク(父ディープインパクト)の5着。

【東京新聞杯 '12】

馬名 性齢 タイム 着差 上3F 斤量 馬体重 オッズ
1 3 5 ガルボ 牡5 1.32.8 33.6 56 482(-4) 8 16.8
2 3 6 コスモセンサー 牡5 1.32.8 クビ 34.2 56 510(+2) 4 6.7
3 4 7 ヒットジャポット 牡5 1.33.2 2 1/2馬身 33.4 56 496(0) 7 14.9
4 2 4 フミノイマージン 牝6 1.33.2 クビ 33.3 56 480(+8) 9 18.9
5 6 12 ダノンシャーク 牡4 1.33.3 クビ 33.5 56 438(-4) 1 4.4
6 7 13 ミッキードリーム 牡5 1.33.4 1/2馬身 34.2 56 476(-10) 6 12.9
7 5 10 フレールジャック 牡4 1.33.5 クビ 34.1 56 430(-2) 2 5
8 8 15 マイネルラクリマ 牡4 1.33.5 アタマ 34.1 56 480(0) 5 8.6
9 5 9 ブリッツェン 牡6 1.33.5 クビ 34.4 56 488(+2) 13 60.4
10 4 8 アスカクリチャン 牡5 1.33.6 クビ 33.9 56 488(-10) 11 40
11 1 2 ゴールスキー 牡5 1.33.9 1 3/4馬身 34.2 56 480(0) 12 45.6
12 2 3 キングストリート 牡6 1.34.1 1 1/2馬身 34.7 56 484(-6) 15 155.4
13 7 14 サダムパテック 牡4 1.34.2 3/4馬身 34.7 57 498(-2) 3 5.3
14 1 1 セイカアレグロ 牡7 1.34.2 アタマ 34.2 56 530(-6) 16 449.1
15 8 16 アドマイヤロイヤル 牡5 1.35.4 7馬身 35.3 56 516(-4) 14 88.6
16 6 11 スマイルジャック 牡7 1.35.6 1 1/4馬身 36 58 496(+4) 10 27.9

また、
 ・トーセンラーは比較的デキの悪いディープインパクト初年度産駒
 ・ウインバリアシオンは晩成型のハーツクライ産駒

ということも後押しして、5歳ワンツー濃厚とみた。
スローで馬群が固まって行けば、ダークシャドウやウインバリアシオンに有利な展開。

◎ダークシャドウ
過去最高と言える調教内容。本数もそれなりだし、1週前の時計はおそらく過去最高。
最終追い切りもしっかりと追い、十分に優秀。毎日王冠より今回の方が確実に上。
秋天は文句なしに強い内容、この中にこの馬の前に来れた馬はいないと思う。
折り合いに不安がないので距離延長も大丈夫だろう。
唯一の不安は京都実績がない点だがそんな心配も不要な気がする。

○ヒルノダムール
去年の京都記念3着馬。京都コース【3-1-1-1】の京都巧者。
3角過ぎから動いていく京都の戦法パターンで勝ち負け可能。
間違いなくコース適性が一番高いのはこの馬。問題は遠征のダメージがどれぐらい回復しているかという点だけ。
有馬記念よりは回復していると判断。有馬記念後もほぼ休まず乗り込まれている。
1週前追い切りはWコースで一杯に追って好時計、最終追い切りは終い重点と有馬記念時と同じパターン。
万全の仕上がりと言いたいところだけど、1週前はちょびっと時計が物足りなくて、最終追い切りは追ってからの伸びが物足りない。
有馬記念も脚を余しただけで、前が開いてれば3着ならあったかも。

★ゲシュタルト
イマイチ人気のないゲシュタルトだが、3着に食いこんで古馬5歳世代の強さをここでも見せ付けてほしい。
トーセンラー程度に負けてはならない。
気合のこもった栗東ポリトラック、ラスト1ハロン11秒に勝負気配の高さを感じる。
京都実績は京都新聞杯勝ちがあるので少なくとも不得意ではない。

★トレイルブレイザー
JC4着はウインバリアシオンより上。
なのに人気は逆になっているあたり狙い目か。
まだ体が出来上がってなさそうなので強くは押せないが。

△ウインバリアシオン
陣営のコメントは鵜呑みにできないが、「胸を借りる」という言葉、ぴったりかもしれない。
対古馬戦はJCのみで5着。オルフェとはまだかなりの力量差がありそうだ。

△トーセンラー
去年のきさらぎ賞はオルフェーブル(3着)に土をつけているのは特筆だが、
2着のリキサンマックスがその後案外な成績なのを考えるとこの勝ち鞍の評価も微妙。
セントライト記念2着もフェイトフルウォーに勝てない程度では・・・
得意の京都コース菊花賞でも3着。底がみえてしまったという見方も可能。
ディープ初年度産駒ということで評価を落とした。
しかしここは年明けからしっかりと乗り込まれた印象。
ディープ得意の京都コース、外すまではできない。3着まで。

@ダークシャドウ
Hヒルノダム〜ル
CF
EB
枠連 [1][8](馬連@H) 2000円 
3連単 ◎○→◎○→他 各300円
3連単 ◎○→★★→◎○ 各300円
件数 場名 レース 式別 馬組 金額
(1) 京都(日) 11R 3連単 フォーメーション 1着:01,09
2着:03,04,06,07
3着:01,09
各300円(計2,400円)
(2) 京都(日) 11R 3連単 フォーメーション 1着:01,09
2着:01,09
3着:03,04,06,07
各300円(計2,400円)
(3) 京都(日) 11R 枠 連  1− 8
2,000円
合計金額 6,800円

≫結果

ノーテン。

馬名 性齢 騎手名 タイム 着差 上3F 斤量 馬体重 オッズ 調教師名
1 3 3 トレイルブレイザー 牡5 武 豊 2.12.4 35.3 57 494(-1) 14.5 池江 泰寿
2 1 1 ダークシャドウ 牡5 福永 祐一 2.12.7 2馬身 35.1 57 516(+8) 2.4 堀 宣行
3 8 9 ヒルノダムール 牡5 藤田 伸二 2.12.9 1 1/4馬身 35 58 482(+16) 4.5 昆 貢
4 4 4 トーセンラー 牡4 C.デムーロ 2.13.0 1/2馬身 35.3 55 440(+4) 5.2 藤原 英昭
5 5 5 ロードオブザリング 牡5 池添 謙一 2.13.3 1 3/4馬身 36 56 514(-2) 62.6 笹田 和秀
6 7 7 ウインバリアシオン 牡4 安藤 勝己 2.13.4 クビ 35.4 56 522(+10) 3.5 松永 昌博
7 8 8 スイートマトルーフ 牝6 浜中 俊 2.14.3 5馬身 37.4 54 502(+4) 195.6 荒川 義之
8 2 2 リッツィースター せん5 和田 竜二 2.16.3 大差 39.3 56 494(-6) 81 柴田 政人
9 6 6 ゲシュタルト 牡5 藤岡 佑介 2.16.8 3馬身 38.8 56 530(+10) 31.3 長浜 博之

トレイルブレイザーか!盲点だった。★★→◎○→◎○か。
池江厩舎の仕上げた馬なので要注意だったよ。武豊の調子も上がってきてたし、舐めてはいけなかった。
5歳のワンツースリー。4歳はまったく絡まなかった。
「作戦」は良かったのに、馬券は取れず。くそ、獲れた万馬券だったなあ。

■ 東京11R 共同通信杯

≫出馬表

関西馬が人気しているので、『作戦』通り関東馬から買うと面白い。

◎コスモオオゾラ
新馬戦4着は中山マイル外枠でスロー。4角後方10番手から34秒2の脚で4着まで追い上げ。
このときの1着は後の朝日杯馬アルフレード。
これでもトモがユルユルの緩やかな成長過程でのものだった。
そもそもこの馬は成長が他の馬より遅い。
2戦目は前が壁になる不利で脚を余している2着なので勝ちに等しい。
その後2連勝。葉牡丹賞は不良馬場の影響で勝ち時計はよくないが余力残しの差し切り。
稽古でも動くようになり、いよいよ本格化の兆し。

○ディープブリランテ
実質、逃げて上がり最速の脚でG3を勝ったディープブリランテ。
圧倒的にポテンシャルで差をつけている可能性がある一方で、あまりに切れすぎるせいか、末脚が持続しない。
新馬戦の相手関係に疑問符が付き、前走も特殊馬場でのものという不確定要素満杯な状況の中でもこの人気。
東スポ杯以来、2ヶ月半以上ぶり。
1週前追い切りではWコースでさすがの時計を叩き出した。
しかし、最終追い切りはド平凡。時計が掛かる馬場といっても、ラスト1F14.0はさすがに掛かりすぎ。
新馬戦、東スポ杯の勝ちっぷりからして力があることは間違いないが、ラジオN杯組より上かというと、それはまだわからない。

▲ストローハット
折り合いに苦心して位置取りを下げながら、勝負どころは外から進出し、
直線入り口から半ばに掛けての加速は、前が突き放した地点かつ自身は大外からの進出という不利な展開だけに、
1頭だけ突き進んできた見た目の印象は額面通り、それ以上に上方補正したい瞬発力。
ずっと平場を使われて、しかも前走で負けているので人気は落ちたけど、速い上がりで差し切ったことがあるのは人気2頭にない実績。
2走前の同じ舞台での時計は優秀。上がりの良い脚も使える。
クウィリーも怖い。
中1週、休み明けを走って、追い切りで好時計をマーク。まず確実に良くなってる。
新馬戦はベストディールに負けてるけど、完全に脚を余した。
コース、距離実績あり。

△ゴールドシップ
重賞で連続2着も、片方は現状の高レベル基準の一つである札幌2歳S、かつ、切れ味が足らない2着と言うよりは差し損ねている印象。
もう1列前で競馬すれば差せるレース振りで、内田騎手鞍上で流れが緩みそうな東京1800なら、まさにいつもより1列前からの競馬が叶いそう。
ラジオN杯後もしっかりと乗り込まれている。
1週前は坂路で一杯に追って好時計。最終追い切りは馬場状態を考慮すると1週前と同レベルの時計。
仕上がり途上の前走から良化してるのは間違いない。
きさらぎ賞前まではトップレベルのレースだと思っていた札幌2歳S、ラジオN杯で2着してる馬。
クラシックでも上位に来る馬だろう。
しかし速い瞬発力が要求される東京コースがちょっと疑問。

★スピルバーグ
前走でストローハットに先着しているスピルバーグ。
この馬も中1週、最終追い切りは馬なり軽め。 まあ前走より悪いってことはなさそう。
過去の2戦とも最後の脚はなかなか。最後は確実に追い込んでくる脚はありそう。
あの競馬では勝ち切るまではないと思うが、大勢決してからの3着は十分にあるかも。

★エネアド
東スポ杯と若竹賞の敗戦は道悪だろう。この馬は道悪は得意でないのでこの2戦は参考外。
それにしてもラジオNIKKEI杯は負けすぎ(12着)だろう。
テーマには沿う馬だが、やはり勝つまでは厳しいかな。
それでも久々の良馬場で、新馬戦で見せた32.5の脚を期待。

★アーカイブ
関東馬のディープ産駒ということで注目度アップ。
ジュニアカップをヒト叩きされた上積みを見込む。
このレースに必要な決め手も備えている。

Hコスモオオゾラ
Aディープブリランテ
Cストローハット
Bゴールドシップ
GIJ
3連単 ◎○▲→◎○▲→◎○▲△ 各300円
3連単 ◎○▲→◎○▲→★★★ 各100円
計 5400円
件数 場名 レース 式別 馬組 金額
(1) 東京(日) 11R 3連単 フォーメーション 1着:02,04,09
2着:02,04,09
3着:02,03,04,09
各300円(計3,600円)
(2) 東京(日) 11R 3連単 フォーメーション 1着:02,04,09
2着:02,04,09
3着:08,10,11
各100円(計1,800円)
合計金額 5,400円

≫結果

ノーテン。

馬名 性齢 騎手名 タイム 着差 上3F 斤量 馬体重 オッズ B 調教師名
1 3 3 ゴールドシップ 牡3 内田 博幸 1.48.3 33.3 57 506(+4) 4.1 須貝 尚介
2 2 2 ディープブリランテ 牡3 岩田 康誠 1.48.6 1 3/4馬身 33.9 57 510(+12) 1.4 矢作 芳人
3 7 8 スピルバーグ 牡3 北村 宏司 1.48.6 ハナ 33.2 56 492(+6) 13.7 藤沢 和雄
4 4 4 ストローハット 牡3 T.クウィリー 1.48.7 1/2馬身 33.6 56 470(+2) 15.5 堀 宣行
5 7 9 コスモオオゾラ 牡3 柴田 大知 1.48.9 1 1/4馬身 34 56 474(-4) 32.2 高橋 義博
6 8 11 エネアド 牡3 蛯名 正義 1.49.0 3/4馬身 33.5 56 438(-2) 17.8 戸田 博文
7 6 7 ジャングルクルーズ 牡3 横山 典弘 1.49.3 2馬身 33.4 56 510(+10) 23.7 藤沢 和雄
8 6 6 ブライアンズオーラ 牡3 三浦 皇成 1.49.3 アタマ 33.4 56 470(-6) 211.7 二ノ宮 敬宇
9 8 10 アーカイブ 牡3 田辺 裕信 1.49.4 クビ 33.7 56 476(-4) 52.1 堀 宣行
10 1 1 ガッテンキャンパス 牡3 木幡 初広 1.49.6 1 1/4馬身 34.3 56 450(-6) 283 本間 忍
11 5 5 タガノグーフォ 牡3 柴田 善臣 1.49.9 2馬身 35 56 484(+2) 159.8 松田 国英

ゴールドシップのほうか。
関東馬で絡んだのは★スピルバーグ。どうも、ピントずれてるなー・・・
嫌な並び。ボタンのかけちがいのような結果でも、プラスとゼロでは大きな差がある。
これだから競馬は難しいが、めげずに来週巻き返そう。
まだ被害を最小限にとどめたあたり、冷静だったともいえる。

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投票が間に合いそうにもないので先出し。

1 京都10R 飛鳥S Hセイクリッドセブン Bタムロスカイ
2 東京10R 雲雀S Cサクラゴスペル Bシルクウェッジ Lミカエルビスティー
3 小倉11R 桜島S Bクリュギスト Hメイショウエバモア
4 京都11R 京都記念 Jダークシャドウ
5 東京11R 共同通信杯 Nディープブリランテ Hコスモオオゾラ
計 24点 計 2400円

・・・間に合わなかった。

・・・買わなくて良かった。
(Bタムロスカイ2着 Cサクラゴスペル1着 Bクリュギスト2着 Jダークシャドウ2着 Nディープブリランテ2着)

http://www.jra.go.jp/keiba/win5list.html