【毎日杯・男の解の公式】 | 遅れてきた大物を狙え! | ||
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モデル馬 |
1954年に日本ダービー直後の3歳馬による重賞競走として創設されたが、1971年に3月上旬、1987年からは3月下旬に開催時期を変更され行われている。
なお、2007年より2000mから1800mに距離を短縮して行われている。
過去10年の優勝馬の中から、このレースで重賞初制覇を果たしたテイエムオペラオー、クロフネ、キングカメハメハがその後東上し、GI競走を制している。
日付 | 勝負結果 | 勝ち馬 | レベル | ペース | LAP | メモ | |||
2012 | 2012/3/24(土) | ヒストリカル | |||||||
2011 | |||||||||
2010 | |||||||||
2009 | |||||||||
2008 | |||||||||
2007 | kiseki070324.html | ナムラマース | B | 101 | S | 61.8 | 12.6-10.8-11.4-13.0-13.0-12.7-11.5-11.0-12.0=1.48.0 | 雨・稍重 |
実績=前走1、2着馬が圧倒
過去10年間における20頭の連対馬をみると、前走でも連対していた馬が、圧倒的な成績をおさめていることがわかる。
しかしながら、前走1着馬を、前走の条件別に分類してみると、初勝利直後の馬が苦戦を強いられている傾向が浮かび上がった。
さすがにこの時期の重賞ともなると、勢いだけではなく、手強いメンバーと戦ってきた経験も必要不可欠といえそうだ。
ローテーション=前走が2月だった馬が好成績
3月下旬に行われることで定着している毎日杯。その出走馬の前走を、月別に分類してみた。
なんと、前走が2月だった馬が7勝、2着6回の好成績を挙げているのだ。
逆に間隔がさほどない前走3月組は大苦戦。結果を出すためには、ある程度余裕のあるローテーションが必要ということなのかもしれない。
なお、前走が12月で連対した4頭は、すべて前走で1番人気に支持されていたという共通点があった。
圧倒的人気を集めた馬に注目!
毎日杯に出走するまでに、新馬・未勝利戦以外のレースで、単勝オッズ1倍台の支持を集めた馬に注目してみたい。
勝ち上がった馬どうしのレースで圧倒的な支持を集めるということは、それだけの素質があるという証なのだろう。
また、この表にある11頭が、断然人気に推されたレースで、〔9・3・2・0〕という好成績を残していたことも書き記しておきたい。
毎日杯(阪神10F/G3)
07:12.6-10.8-11.4-13.0-13.0-12.7-11.5-11.0-12.0
=1'48"0稍重
34.8-38.7-34.5/ナムラマース(差)→ヒラボクロイヤル(追)
06:12.5-11.2-11.9-12.1-12.3-12.5-12.1-12.0-11.7-12.2
=2'00"5
35.6-48.8-35.9/アドマイヤメイン(逃)→インテレット(先)
05:13.0-11.5-12.9-12.5-12.6-12.7-12.3-11.6-11.4-11.7
=2'02"2
37.4-50.1-34.7/ローゼンクロイツ(中)→コスモオースティン(逃)
04:12.7-11.4-11.9-12.0-12.4-13.2-12.9-12.1-11.0-11.6
=2'01"2
36.0-50.5-34.7/キングカメハメハ(先)→シェルゲーム(先)
淀みない差しの流れで押し切ったクロフネ・アドマイヤメイン、前有利な中弛みを上がりだけで差し切ったキングカメハメハ。
それなりの時計で逆流をものともせず完勝するのが一流馬の条件。
距離こそ変わったが同じ目線で判断すると、「超」の付く中弛みだった今年は逃げ+追い込みが恵まれる定石通りの結果だっただけに、勝ち馬ナムラマースは相当な力差を示した。
時計的にはイマイチだが、むしろ底力ラップでの時計勝負は別で示していただけに、切れ味勝負でも安定感が出てきたのはプラスと捉えたい。