スタート地点は向正面の左端。2コーナーを曲がり終えてすぐのところ。3コーナーまでの距離は約470m。
高低差(3.4m)があり、3コーナーをめがけて坂を上り、4コーナーのところから下る。
向こう正面ポケット地点からのスタート。最初のコーナーまでは489mと十分に距離がある。
スタート後すぐに上り坂になるので基本的には前が有利なコース形状をしていると言える。
そう言った点を考慮しても、テンが速くすんなり前に付ける事ができる馬から入る必要がある。
ただ、そのように逃げ・先行が相変わらず好成績を残しているがペース次第では差し馬の活躍も見られる。
先行勢に目が行くコースだけに極端なハイペースが見込める場合は人気薄の差し馬をヒモに穴狙いも一考。
「函館芝1200mは外枠有利、札幌芝1200mは内枠有利」
買う馬の取捨で悩んだら、函館は外枠、札幌は内枠の馬から選ぶことをオススメする。
1200m
スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。
スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
函館の芝は重い洋芝で、非常に時計がかかる。
1000万クラスでも1分10秒台の決着は当たり前で、開催時期が早い古馬重賞の函館スプリントSでないと10秒台はなかなか切れない。
そのため、時計が出る別の競馬場で苦戦していた馬でも対応が可能。
穴馬の台頭が多く、予想も難しい。函館の芝に合った馬を見つけることがポイントになってくる。
脚質の有利不利は開催日によってかなり違う。
開催の序盤は逃げ・先行馬が有利だが、少しでも開催が進むと馬場が痛み出し、一気に逃げ・先行馬が苦しくなる。
8月の開催になると完全に差し馬有利になる。
そして、枠順にも大きな特徴がある。コース形態のせいか、全般的に外枠有利。
特に8枠の連対率は20%弱でトップ。脚質に関係なく外が強い。
種牡馬成績は、サクラバクシンオー、タイキシャトルが好成績。
母父ノーザンテーストも注意。
08年8月10日終了現在
距離 | タイム | 競走馬 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3歳以上 |
1200m |
1:08.4 |
牝4 |
55kg |
武豊 |
1988年8月14日 |
|
2歳 | 1200m | 1:09.8 | アグネスワールド | 牡 | 53kg | 武豊 | 1997年7月27日 |
古馬1000万クラスの平均勝ちタイムを基準にする。
ザックリ、未勝利は+2秒、500万は+1秒、準OP・OPは−1秒、G1は−2秒程度。
ダ1000 | 59秒 | 芝1000 | 58秒 |
ダ1700 | 1分46秒 | 芝1200 | 1分10秒 |
ダ2400 | 2分27秒 | 芝1800 | 1分50秒 |
芝2000 | 2分03秒 | ||
芝2600 | 2分43秒 |
函館スプリントS(G3) | 7月 |
函館2歳S(G3) | 8月 |