【黒船賞・男の解の公式】 | 1400m巧者を狙え! | ||
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モデル馬 |
スプリント路線
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◆記念すべき開催10年目
2004年はハルウララの出走日と重なり、さらに武豊騎手が騎乗することもあり、世間的にも注目を集めた黒船賞。今年で記念すべき10回目を迎える。
JRA勢の優勢が続く交流重賞戦線において、黒船賞は特にJRA勢の活躍が顕著なレース。第1回こそ、JRAから移籍組の高知所属馬リバーセキトバが優勝したが、その後はJRA勢の8連勝中。近年はノボジャック、サウスヴィグラス、マイネルセレクト、昨年のブルーコンコルドなど、交流GI馬の活躍が目立つ。
◆実績1の女傑
今年7歳を迎えるメイショウバトラーだが、重賞4勝の実績は伊達ではない。ここ2走は崩れているが、前走のフェブラリーSも強気の先行策で見せ場を作っただけに、距離短縮で小回りの今回は巻き返しがありそう。04年12月の阪神牝馬S・2着以来、鞍上に武豊騎手を迎える点も心強い。
◆適距離で巻き返し必至
同じく重賞4勝のリミットレスビッドも、フェブラリーSからの巻き返しを図る。今年で8歳になったが、昨秋から東京盃、兵庫GTを制し、年明けのガーネットS・2着など、ダートの短距離では安定感抜群の成績を残している。巻き返しは必至だろう。
◆何と6年連続出走!
別の観点からの注目は11歳馬ノボトゥルー。何と今年で6年連続の出走となる。さすがに往年の輝きはなくなってきたが、GI馬の意地を見たいところだ。一方、今年で9歳になったニホンピロサートだが、昨年の兵庫GT・2着、年明けのガーネットS・4着、前走の根岸S・3着と、近走の充実振りは見逃せない。内枠を引いて、鞍上に好調の安藤勝己騎手を配してきただけに、スムーズな競馬ならチャンスがありそう。