■ 特徴
■ チェックポイント
モデル種牡馬 | クロフネ | シンボリクリスエス | アグネスタキオン | フレンチデピュティ | ゴールドアリュール |
危険種牡馬 | ミスプロ系 | ||||
枠有利不利 | ない | ||||
脚質有利不利 | 逃げ馬不利 | ||||
直結コース | 京都ダート1800 | ||||
非直結コース | 中山ダート全距離 | ||||
モデル騎手 | 安藤勝己 | 横山典弘 | 蛯名正義 | 小林慎一郎 | 田中勝春 |
重賞 | フェブラリーS(G1) | ユニコーンS(G3) | 武蔵野S(G3) |
■ コースの特徴
2コーナーのポケットからスタートするコースで、芝位置からになるので、スタートからダートコースに入るまでにかなりスピードが上がりやすくなっている。
芝位置から始まって、最初のコーナーまで十分すぎるほど距離があり、先行争いも激化する傾向がありスタミナの消耗が激しいコース。
また、しばらく下り坂になっているのも特徴で最初のコーナーまでが向正面一杯に直線となっているため、
その下り坂と直線によって息が入りづらい先行争いとなる可能性があるコース形態をしている。
特に先行馬が多いレースなどではこれらがレースに影響を及ぼす。
最初の3コーナーまでかなり距離はあるが、スローペースになることは少ない。平均ペースで進むか、序盤から飛ばす流れ。つまり前傾ラップになる。
スピードが出やすい大型コースと、砂の軽さの影響で、芝並の速い勝ち時計・上がりが要求されるのも特徴。
フェブラリーSでは1分34秒台の決着になりやすい。
途中、緩やかな上り坂があるのも特徴だ。フルゲートは16頭。
古馬1000万クラスの平均ラップ(3F-2F-3F)と勝ち時計(良馬場)は、35.4-24.7-37.3=1.37.4。
3コーナーまでの距離は約640m。3〜4コーナーはほぼ平坦。最後の直線距離は501.6mで、日本のダートコースで最長距離を誇る。
直線が長くなったことで、従来の東京競馬場と比較しても長く良い脚を使える馬にかなり向くコースとなっている。
■ 東京千6は中距離に寄る
マイルという距離は中距離路線組と短距離路線組から集まってくるコース。
1600mと言うと、短距離の部類に分けられてしまう事が多いようで、短距離馬が人気してたりする。
この東京ダート1600mはコース特性からは中距離に属するコースになっているので、
主に短距離路線で活躍していて人気となっている馬にはスタミナ面での不安が残る。ここが馬券のキモ。
つまり、東京千6は短距離に寄らず、中距離に寄る。
前半に速くなる流れがスタミナをかなり消耗させる結果となるために、最後の直線に出たときにどれだけスタミナが残っているかというのは重要な要素の1つ。
よって、中距離実績のない馬はスタミナ不安が残るので予想する際にはこれらの実績に着目してみると効果的。
他場のダートコースとは異質の能力が試され、適性の有無が出やすい。
ダート戦なので基本的には逃げ〜先行が有利だが、1300mや1400mに比べてガクンと成績は下がる。
中団以降からの差しも十分決まる。
■ 芝スタートで内外で芝を走る距離が異なる
G1・フェブラリーSが行われるコースでありながら芝スタートであり、なおかつ内と外では芝を走る距離が異なる。
スタート地点は2コーナーの奥。内枠発走でも約150m芝を走ることになり、外はそれよりも約30m芝部分が長い。
よって、一般的には外枠の方が有利と言われるが、芝部分のダッシュそのものが苦手な馬にとってはどの枠でも厳しい。
メンバーによるペースを把握した上で長く脚を使える先行馬を軸として選ぶか、長く脚を使える差し馬を軸と選ぶかがカギとなるコース。
■ 軽いスピードを持つミスプロ系には不向き
血統的には芝のG1馬を輩出できるスピードと瞬発力を兼ね備えたサンデーサイレンス系、フレンチ・クロフネなどの成績がよい。
馬場の「欧州指向」は1600mでより強くなる。つまり軽いスピードを持つミスプロ系には不向き。
東京ダート千6はミスプロの軽さよりもノーザンダンサーの欧州寄りの重さを持った馬の方が有利な馬場といえる。
また、馬力を示すバロメータの馬体重別成績で見ても、500kgを越える馬が、480kg以下の馬より成績がいい。
ここでも大型の馬力型が有利という結果が出ている。
なお最終週はGIが行われる週は、砂が軽くなる印象がある。
■ 東京ダート1600mの単純な傾向
今週日曜の東京競馬場は、フェブラリーS、そして最終レースはどちらも東京ダート1600mで行われる。最終レースは、払戻金が5%上積みされるプレミアムレースだ。
東京ダート1600mの古馬混合の上級条件(1000万条件以上)は、前走着順別の成績からも傾向が見られる。
09年2月1日から、先週まで26レース行われたが、勝ち馬のうち17頭は前走の着順が1-3着の馬だった。
人気別の成績では、前走が3着以内で当日1-3人気の馬は勝率が14%で単勝回収率は53%。
特筆すべきは、4人気以下も勝率が13%と、人気馬とほぼ変わらないことだ。ちなみに、回収率は300%を超えている。
「前走3着以内の単勝をすべて均等に買って、なるべく人気のない馬に買ってもらうことを期待する」という超単純な馬券作戦も有効に機能していたわけだ。
単勝回収率は高額配当一発で数字が動くので、今後も同じような数字になるとは限らないが、当日の人気に関わらず前走3着以内の馬は勝率が変わらないのだから、今後も前走3着以内の馬は当日のオッズが高いほど期待値が上がる傾向は続くのではないだろうか。
2/6土曜日の東京7レースもダート1600mの1000万条件で行われたが、勝ったのは前走3着のゴールデンプライズ。単勝は10倍。
このレースでは前走3着以内の馬は5頭出走していたので、前走3着以内馬の単勝をすべて均等に買い占めても、レースが終われば、賭けた金額の2倍の払い戻しを受けたことになる。
また、前走出走した競馬場別の成績に注目すると、前走が東京ダート1400mで3着以内だった馬は15頭出走して1頭も勝利していない。
系統別成績では、ロベルト系、SS系がミスプロ系よりも勝ち星、勝率ともに上回っている。
ロベルト、SS系の方がミスプロ系よりも芝指向の強いタイプが多いので、この条件はスタミナ指向、芝指向が強いタイプの方が走りやすい傾向とも考えられる。
まとめると、当条件は、前走3着以内の馬で、スタミナ、芝指向の強い馬が高配当で勝つことを期待するアプローチも有効に機能するのではないだろうか。