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かきつばた記念(G3)

【かきつばた記念・男の解の公式】 黒船賞とリンクしない。超小回り2周コース巧者を狙え!
モデル馬 ロッキーアピール

■ DGR年間日程

スプリント路線

開催月 レース 2012年
3月 黒船賞(G3) ×
4月 東京スプリント(G3) ×
5月 かきつばた記念(G3)
6月 さきたま杯(G2)
北海道スプリントC(G3)
8月 クラスターC(G3)
サマーチャンピオン(G3)
9月 オーバルSP(重賞)
10月 東京盃(G2)
南部杯(G1)
11月 JBCスプリント(G1)
12月 兵庫ゴールドT(G3)

■ 傾向

1999年から名古屋競馬ダート1400mを舞台に行われる。
3月の黒船賞と同距離で行われるが、両レースを連覇したのは02年サウスヴィグラス1頭だけで、関連性は薄い。

年度 馬場 1着 所属 人気 2着 所属 人気 3着 所属 人気 タイム 3連単 勝負結果
2012年
2011年 稍重 セイクリムズン JRA 1 ミリオンディスク JRA 3 ラブミーチャン 笠松 4 1.25.9 4940
2010年 スマートファルコン JRA 2 スーニ JRA 1 ミリオンディスク JRA 3 1.25.3 620
2009年 スマートファルコン JRA 1 トーセンブライト JRA 2 リミットレスビット JRA 3 1.25.5 640
2008年 コンゴーリキシオー JRA 3 リミットレスビット JRA 2 メイショウバトラー JRA 1 1.27.1 2790
2007年 メイショウバトラー JRA 2 サチノスイーティー JRA 3 リミットレスビット JRA 1 1.27.8 5750 ×
2006年 ロッキーアピール 川崎 5 プリサイスマシーン JRA 1 コアレスタイム 愛知 6 1.27.2 33480
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■ 2007年回顧

サチノスイーティーの出脚が速かったが、各馬も譲らずに仕掛けために、かなり速い流れ。

メイショウバトラーは出遅れ気味が幸いしてか、前を見る格好でちょうどいい流れになった。
勝負どころでの手応えもよく、うまくインをついて抜け出す。

サチノスイーティーは息の入れどころがなく厳しい流れ。
最後は失速しても不思議ない流れ。
ゴール前で一旦はDに交わされたが、差し返す根性を見せたし、負けて強し。

リミットレスビッドはAと同様に流れとしては厳しかったが、
一旦は2番手に出て差し返される甘さを見せる。

ムーンバレイは思惑どおりの位置取りとはいかなかったが、スムーズに追走。
4角では好位に押し上げ、力は出しきれた。レイナワルツは2角すぎで前をカットされる不利が響いた。
HIは流れ込んだ程度で、見せ場らしきものはなかった。
ロッキーアピールはコズミが目立ち、体調面がひと息だったか。

【メイショウバトラー】
武豊騎手…スタートは必ずしもよくなかったけど、いい位置が取れたのでじっとしていました。
レース前に、吉田稔騎手から、今開催はラチ沿いが軽いからというアドバイスをもらっていましたから、
4コーナーも迷うことなく内を狙って行きました。
イメージどおりの競馬ができて満足です。このあとはさきたま杯と聞いています。

【サチノスイーティー】
吉田豊騎手…力をつけていますね。初めての地方の馬場にも戸惑うことはなかったし、コーナーもスムーズでした。
ただ、今、聞いたのですがラチ沿いが軽いのだそうですね。
ラチ沿いはあけるようにとの指示でしたので、あそこを突いてこられるとは意外でした。
残念ですが、今後も期待できる内容でしたね。

【リミットレスビッド】
岩田康騎手…スタート直後にごちゃついたので、モマれるのは嫌だったし、
サチノスイーティーを楽に逃がしたくなかったので、あの位置取りになりました。
結果的には、オーバーペースだったかもしれませ。でも、よく頑張ってますよ。

【ムーンバレイ】
吉田稔騎手…先着3頭は強いですよ。僕のもよく走っています。
位置取りは、イメージどおりに3番手へ行けたし、ラチ沿いが軽いのがわかっていても、僕のは砂を被せたくはないですからね。
この結果も仕方ないと思います。このあとはさきたま杯を目指すと聞いています。


NARの交流重賞動画見るといつも思うんだけど、
なんでファンファーレ鳴ってからゲート開いてスタートするまであんなに時間掛かるんだろ・・・。
何事もなければ中央はもっと早い気がするんだが・・・
人手? ダート1400mのレースなのに動画5分半って、お前動画の半分以上ゲート入りの様子じゃないか。
まあ、あまりにも長いときは飛ばしちゃうからいいんだけど。

クィーンロマンスが除外で11頭立ての競馬。
内から飛び出していったサチノスイーティーにロッキーアピールが押し気味に続くが、
外からリミットレスビッドがこれの前に出て早め2番手。
その後ろにムーンバレイ、内埒沿いにメイショウバトラー、
一番外にキングスゾーンといった態勢で各馬1コーナーから2コーナーへ。
外から内に切れ込んできたキングスゾーンの影響でレイナワルツが立ち上がってしまい後退。
外からはクーリンガーが上がっていき、マサアンビション、サンライズビート、最後方にマイネフォクシーと続く。

逃げるサチノスイーティーの外にリミットレスビッド、ムーンバレイ、
後ろにメイショウバトラー、あとは1馬身ほど間が空いてしまい勝負どころ3コーナーで前4頭の争い。
一番外のムーンバレイはこのあたりで鞭がビシバシと入ったうえ、
4コーナーでも外に振られてしまい優勝争いから脱落。

直線は内メイショウバトラー、中サチノスイーティー、外リミットレスビッドのJRA3頭の叩き合いになったが、
人気のリミットレスビッドが外からなかなか伸びない。
逆に内に突っ込んだメイショウバトラーがよく伸びてサチノスイーティーを逆転。

追い比べから抜け出すと2頭に1馬身半の差をつけ優勝。
2着は最後ようやくリミットレスビッドがサチノスイーティーを捕らえたかに見えたが、
わずかにハナ差サチノスイーティーがこれを凌ぎ、1番人気リミットレスビッドは3着まで。

予想時の「今は静観妥当では?」の一言がなんとも空しい。
消した途端にメイショウバトラー復活。
もともとの実績を考えたり、昨年のいい頃の走りが出来ればここも当然上位争いだったわけだが、
それを言ってしまうと兵庫GTや黒船賞のふがいなさはいったい何だったのか、と。
斤量差が変わったわけでも、右回り・左回りが変わったわけでも、距離激変だったわけでもなく、
今回は巻き返してくると感じられる要素がほとんどなかったわけで、むしろなんでここでいきなり復活してきたのか・・・。

サチノスイーティーは久しぶりの1400mでも最後までよく粘った。
東京のような広いコースだとまだわからないが、地方やローカルの小回りコースなら1400mでも大丈夫だろう。
最近はずっと良いレースしているし、今後ダート短距離路線でウルサイ存在になってくるかも。

リミットレスビッドは序盤からサチノスイーティーに付いて行ってしまったせいか、
直線でいざ追われてからイマイチ伸びを欠いた。
ただ前走も割と前で競馬をしていたので、このメンバー相手なら先行策を取っても最後までちゃんと伸びてくれると思ったが・・・
地方馬が引っ張る流れを付いていくのと、中央馬が引っ張る流れに付いていくのでは違うと言うことだろうか。
負けて欲しくなかったな。

4着ムーンバレイはこのところずっと1〜2番手からの競馬で結果を残していたが、
今回はサチノスイーティー、リミットレスビッドがスタートから積極的に行く流れでハナを奪えず。
外外を回らされ3〜4コーナーでは早くも鞍上・吉田稔の手が動いていた。もっと自分でペースを作りたかったか。

クーリンガーはスタートから和田が押していく形だったが、
キングスゾーンに前に入られ1コーナーまでに好位置を取ることが出来なかった。もう1400mだと流れが速いかも。

キングスゾーンは1コーナーでもレイナワルツの前に入る形になってしまい、
その煽りを食らってレイナワルツは立ち上がってしまうほどの不利。
降着になるほどではなかったが、これではレイナワルツはレースにならず。

叩き2戦目で良化を見込んだロッキーアピールだったがスタートから終始鞍上の手が動く厳しい展開。
1コーナーでは3〜4番手に付けたものの向こう正面に入ると早々と後退。
10着に敗れた。2走ボケだろうか・・・随分と酷い手応えであまり調子が良くなかったのだろう。
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■ 2006年回顧

馬名
1 ロッキーアピール
2 プリサイスマシーン
3 コアレスタイム
4 メイショウボーラー
5 レイナワルツ
6 ディバインシルバー
7 ノボトゥルー
8 マイネフォクシー
9 ウイニングウインド
10 マルカセンリョウ
11 グレートステージ
マヤノギンガ

かきつばたのペースとしては超の字がつくスローペース。
ロッキーアピールは単騎の逃げで絶妙なペースに持ち込んで、展開の利が大。

プリサイスマシーンは内々で折り合い、じっと我慢。
4角ではうまく外へ持ち出し、伸び脚では勝ち馬を凌いだが、楽をされたぶん届かず。

コアレスタイムは後方から内目をじわじわと進出。
4角では外目を回ったもののロスの少ない競馬。
直線の伸びは際立っていたが、上りの競馬で。

メイショウボーラーは発馬の躓きがすべて。
勝負どころの3角手前から使った脚は目立ったが、4角で一杯。

レイナワルツはペースが上がったところで反応できなくて3角あたりで勝負あったの内容。
直線ではしぶとく盛り返していたが。

ロッキーアピール

山崎誠騎手…ハナに行くつもりはなかったんですが、無理せず行けたのはラッキーでした。
終始マイペースでしたし、追い出してからもいつも以上の手応え。
ゴールの時には横を見るのが怖かったんで見ませんでした(笑)。うれしいです。
山崎尋調教師…メイショウボーラーがつまずいたり、流れも落ち着いたりといろんな面で恵まれました。
右回りの小回りコースならまだまだ活躍できそうですね。

プリサイスマシーン

岩田康騎手…この馬は行くなら行く、2番手なら2番手と型にはめた競馬の方がいいタイプ。
今日は中途半端な競馬になってしまいました。

メイショウボーラー

福永祐騎手…スタート自体はよかったんですが、なぜか分かりませんが、地方競馬ではつまずくことが多くて…。
2完歩目に落鉄したし、ペースが遅かったし。不完全燃焼の競馬ですね。

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